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母さんは死んだ……それも僕達がまだ小学三年生の時に………
あの時、母さんが死んだ時は今も懸命に覚えてる…
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それは母さんが夜勤明けで朝 寝てた時だった…
その日は日曜日で僕達も学校休みの日だ
僕と兄さんはいつものように朝ご飯を食べていた
その時だった、、、
ガチャッ!!!!
玄関の扉を勢いよく開けヅカヅカと父さんが入ってきた
父さん〈チックソ野郎!!!!何で俺が負けんだよ!!!!〉
ガシャンッ!! バリンッ!!
父さんはパチンコに負けた腹いせに
ものを壊しまくって行った
僕達は父さんに暴力を振るわれるのが嫌だったため父さんが入ってくる時急いで押し入れの中に2人で入っていた
大我〈兄さん…また父さん暴れてるっ…コソッ〉
頼我〈…早くどっか行ってくれたらいいけどな…コソッ〉
ガシャンッ!!!!
父さん〈どいつもこいつもうぜぇんだよっ!!!!!クソがっ!!!!!〉
そう言うと父さんは母さんが寝ている部屋に向かって行った
大我〈に、兄さんっ!!どうしよ、母さんがっコソッ〉
頼我〈うっ、…こ、怖いけど何かあったら…俺が行くから……大我は何も心配すんな………〉
兄さんの言葉といい手といい震えていた
兄さんも怖いのに僕を心配させまいと強がっているのが分かった…
すると、
父さんの声〈おい!クソ女っ!!!!何寝てんだよっ!!!!!起きろよっ!!!!〉
いつもの怒号が聞こえた
母さんの声〈……え、なにっキャァッ!!!!〉
父さんの声〈どいつもこいつもウザイっ!!!!金!!!!金よこせよっ!!!!〉
ゴツッ!!ガツッ!!ボコッ!!
母さんの声〈や、やめてっ、貴方!止めて下さいっ!!!!〉
母さんの声〈もう止めて下さいっっ!!!〉
父さんの声〈は?何がやめろだっ!!!!元はと言えば稼ぎが少ないてめぇの責任だろっ!!!!〉
ググググッッ………
母さんの声〈や、やめ、、く、苦しい…〉
父さんの声〈いい加減寄越せやっ!!!!〉
母さんの声〈や……め、、、、〉
…………………ドサッ………………
父さんの声〈もういいわ!ちょっとトイレ行ってくるか〉
バタバタバタ……パタンッ
頼我〈アイツ居なくなった…っ!〉
大我〈う、うん!〉
バタバタバタバタバタッッ!!!!
頼我・大我〈〈母さんっ!!!!〉〉
頼我・大我〈〈っっっ!!!!!!!〉〉
そこには力無くぐったりと横たわっている母さんの姿があった…
そう、母さんは父さんに首を絞められ
死んだのだった……………
第15話 終わり