“武装探偵社に協力要請を求める”
🐯きょ、協力要請…?
👓📕ふむ、詳しく聞かせてもらおう。
探偵社側の顔付きが変わる。
🔵あぁ、最近ここらへんで謎の失踪事件が相次いでいるのは知ってるか?
🤕あぁ、あの異能力者神隠し事件だね。
🐯神隠し…ですか?
👓📕あぁ、証拠が一つも見つからない難事件だったか?
そう、お察しの通り此の事件は改変者の仕業である。
彼らは普通見えない、だからこそ証拠も掴めず未解決事件として忘れ去られ改変されて行くのである。
🔵あぁ、実は俺たちはその神隠し事件の犯人を追っているんだ。
👓📕それに我々の力がいると…
🔵あぁ、それに犯人は異能力者を狙っているからな。君たちと行動を共にすれば姿を現してくれるかもしれん。
蒼はいつもの調子とは打って変わって真面目な様子で話す。
🟢《(日頃もこんな感じで真面目にしてたらいいのに……)》
🐯な、なるほど
👓📕ふむ…だが、協力要請については社長に報告し、社員全員と話し合っt(((
🤕良いじゃないか。国木田くん。我々探偵社も此の事件について追っていただろう、丁度良いじゃないか。
腑抜けた太宰の言葉に国木田は鬼の様な顔で
👓📕そう簡単に信じられんから言っておるのだろうか!!!此の唐変木!!!
と太宰を揺さぶる。
🔵ははっ面白い奴らだなー!お前ら!
🐯あはは…
🐰…ねぇ
🔵ん?どうかしたか?
🐰その事件の犯人って誰なの?追ってるってことは目安はついているんでしょ?
🔵!驚いたな。お嬢ちゃん、とてつもなく冷静だな。俺の真剣な時の相方みたいだ。
🐰相方?
🔵そう!面白い奴だよ、彼奴は…
そうニヤリと面白い物を思い出すかのような顔で話す。
🔵っと犯人の話だったな!すまんが其れは協力要請を承諾してくれるまで他に漏らすことはできない。すまないね、お嬢ちゃん
🐰ううん、別に
🔵まぁ、そんなに焦る必要は無いさ!ゆっくり決めてくれ!
その言葉に太宰を揺さぶりながらガミガミと叱っていた、国木田が反応する。
👓📕ん”んっ、あ、あぁ、そうさせて貰う。
🔵そんじゃ長居し過ぎると相方が機嫌を損ねるから俺はもう行くよ。
🐯は、はい!
蒼はスッと立ち、敦もその後ろを追いかける。
🔵あ、そうだ。
少し歩いた所で蒼は立ち止まり、振り返ると紙切れを敦に投げる。
🔵もし、決断が決まったのであれば此処に電話してくれ
🐯うわぁ!っとと
ギリギリで敦は受け止める
そして、もう一度蒼のいたところを見ると
🐯え、消え…た?
蒼の姿はいなかった。
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定期報告
探偵社への協力要請完了。
協力要請承諾にはまだ時間が掛かりそうだ。
以上。
報告 情報管理長 翡翠
確認 ボス 月長
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