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「もう無理ついていけない」


その言葉で分かった。別れる。


「いつも鈍感なお前でも察するよな」


電話越しで小さくうん、とだけ伝えた。彼は、ハッと皮肉を交え鼻で笑った。


「じゃあな、今日でお前との関係は終わり」


ツー…


あまりにも突然で、途方に暮れる。別れたのは俺が原因だ、と思う。でもあっちも自分勝手だ…


そんな風に考えても、もう遅い。ただ、彼の事が好きなんだ…。好きだったんだ…。



1ヶ月前、その男に告白された。


驚いた。少しずつ好きになったと、ありきたりな言葉で言われた、僕も好きだった。

今思えばこれは愛なのか友人としてなのかはっきりと分かっていなかったのだ。


彼の生い立ちを知っていた俺は断れなかったし、それよりも愛をあげたいと思ったのだ。


彼というのも呼びにくいだろう。仮に“空”という名前を付けさせてもらう。


空は僕よりも3個上で、働いている。僕は学生の身だ。しかも、男。

さらに空と僕の関係は特殊でネットの友人だった。リアルでは1度たりともあったことは無い会おうとも思わなかった…


そんな僕に空は告白したのだ。さすがに驚くだろう?俺は恋愛対象として男でも女でもどちらでもよかったのだが、本当になると驚くものだ


毎日のように電話し世間話やゲームをしたりと付き合う前と同じような生活をした。夜が深まって来ると時折、まぁ男だしそういう話もするさ。恥ずかしいけどね…


そんな事を思いながらフラフラと夜の道を歩いていた。いつも以上に星が輝いて見えた。まぶしかった…直視したくないほどに…

上を見て歩いていたから横からの星より輝いて近づいてくるものに気づかなかったのだろう


ものすごいスピードで近づいてくる光はその速さを失うことなく気づけば目の前まで来ていた



ーーーあぁ、死ぬんだ。



僕は宙を舞った。星が美しくいつまでも見ていたかったが、僕の瞼はそれを許さず、緩やかに閉じていった…

会えなかった僕達は

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