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#廃校past complex
ユメミリ@夏の絶不調祭り
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るる
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#闇
ruruha
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コメント
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作者コメント┊︎ 今作品で一、二を争う苦労人たちが登場。
おおおおお〜!!第六話、めっちゃ良かったよ〜!!😭💕 プリムローズの「ぐぬぬぅ…!!」って必死に扉押してるところ、めっちゃ可愛くて笑っちゃったんだけど!!😂✨ んで、テルさんとリーナさんが超疲れて登場してきて「会議室使えません」って…え、何があったの!?気になりすぎるんだけど!!🥺💦 続きが待ちきれないよ〜、ゑぬ。さん、今回もキュンと笑いがギュッと詰まってて最高でした!!⋆♡ お疲れさまです、次も楽しみにしてるね!!🌸
夕暮れが近づき、西棟の窓から差し込む光も少しずつ橙色へと変わり始めていた。
玄関の扉が開き、買い物袋を抱えたイリアが屋敷へ戻ってくる。
「ただいま帰りましたー!」
「……おかえり。」
真っ先に返事をしたのはナターシャだった。
ソファからひょこっと顔を覗かせ、イリアの持つ袋をじっと見つめる。
イリアはくすりと笑い、小さな紙袋を差し出した。
「はい、ナターシャさん。」
「約束のおやつですよ。」
「……ありがと。」
ナターシャは大事そうに受け取り、小さく微笑む。
その笑顔を見て、イリアも自然と笑顔になった。
「ミシェルさーん! ラグドールさーん!」
廊下へ向かって声を張る。
「買ってきたもの、机の上に置いておきますね!」
どこからか、
「はーい!」
というラグドールの声と、
「ありがとー!」
というミシェルの声が返ってくる。
「……。」
イリアは壁の時計へ目を向けた。
「もうこんな時間……。」
定例会議まで、あと少し。
「プリムさん、 そろそろ行きましょうか。」
「了解です!」
プリムローズは元気よく頷いた。
◇
西棟と東棟を繋ぐ長い渡り廊下。
夕焼けが窓から差し込み、床へ細長い光を落としている。
二人の足音だけが静かに響いた。
「なんだかんだ、東棟へ行くの久しぶりですね。」
イリアが懐かしそうに辺りを見渡す。
「確かにそうですね!」
プリムローズも頷いた。
「この前の会議は……たしか、お二人とも風邪で中止になったんでしたよね……。」
「そうでしたね。」
イリアは少し笑う。
「だから……約二ヶ月ぶりかぁ。」
西棟とは少し違う、静かな空気。
その雰囲気に、二人は自然と歩く速度を少し落とした。
◇
「失礼しまー……」
プリムローズは会議室の扉に手を掛ける。
「……。」
「…?プリムさん?」
「……ぐ、ぬぬぅ……!!」
力いっぱい押している。
しかし。
びくりとも動かない。
「はぁ……はぁ……。」
プリムローズは肩で息をしながら振り返る。
「この扉、全然開きませんわ……!」
「えぇ……?」
イリアも恐る恐る扉へ手を掛ける。
「……う。」
「開きませんね……。」
「鍵がかかっているのでしょうか?」
イリアは首を傾げる。
「でも…… 今から会議なのに、鍵をかけますかね……?」
もう一度押そうとした、その瞬間。
「ちょっ!」
慌てた声が廊下へ響いた。
「二人とも待ってください! ストップ!!」
振り返ると、廊下の奥から明るい茶髪の青年、テルと金髪のロングヘアを揺らしたリーナが駆け寄ってくる。
「だから言ったじゃないの!」
リーナは額を押さえながら大きくため息をついた。
「もう……」
イリアはほっとしたように笑う。
「テルさん!リーナさん!」
「お久しぶりです。」
「はぁ……。」
テルは肩で息をしながら苦笑した。
「お久しぶりです……。」
プリムローズは心配そうに顔を覗き込む。
「お二人とも… 大丈夫でしょうか?」
「すごく疲れているように見えますわ……。」
リーナは遠い目をする。
「……もう… 今朝から大変なの。」
「どうしてこうなるのよ……。」
テルも困ったように頭をかく。
「すみません…… 詳しくは後から説明します。」
イリアとプリムローズは顔を見合わせ、小さく頷いた。
「……わ、分かりました。」
テルは一度深呼吸をしてから言う。
「とにかく……。」
「会議室は使えません。」
「今回はロビーで会議をやりましょう。」
◇
ロビーへ移動すると、そこにはいつもより少し慌ただしい空気が流れていた。
椅子に腰掛けたイリアは、気になっていたことをそっと口にする。
「……それで。」
「その、何があったんでしょうか?」
リーナは苦笑しながら天井を見上げる。
「話すと、とんでもなく長くなるわ。」
「ほんっとに……色々あったのよ。」
テルは静かに頷く。
「順を追って説明します。」
そう言って一枚の資料を机へ置いた。
その一言で、ロビーの空気が少しだけ引き締まった。