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「伊黒、蜜璃。お久しぶりです」

「あ、優雨ちゃーん!!」

「久しぶりだな。元気にしていたか?」

「ええ、元気でしたよ」


手をブンブンとふってニッコリと笑う蜜璃に控え目に手を振り返しながら近付く。彼女の隣には、夫である小芭内がいた。元気にしていたかという質問には、あの雄英に在籍していて大丈夫なのかというのを指すのだろう。


「それと、伊黒と呼ぶのはやめろと言っている。どっちかわからん」

「あ、そうでしたね。では小芭内と呼びます」

「あら?私はいつも伊黒さんと呼んでいるわよ?」

「蜜璃が伊黒と呼んでも小芭内を呼んでいるって分かるでしょう」

「あ、そうよね!」

「それにしても、ご一緒して良かったのですか?」

「いいに決まっている。出なければ呼ばない」

「そうよ!優雨ちゃんは色々と考え過ぎなのよ!」

「そうですか…?わかりました。ああ、それと……蜜璃、小芭内。手を出して」


突然どうしたのかと首を傾げながらも言われた通りに手を差し出す。蜜璃は両手を、小芭内は右手を差し出した。優雨は鞄に入れて置いたラッピング済みのキーホールダーを2人の手のひらに乗っける。


「いつも仲良くしてくれてありがとう。これを受け取ってくれ。」

「え、いいの!?きゃーー、嬉しいわ!!」

「……可愛いな。ありがとう」

「ふふ、どういたしまして。そのきーほるだーくっつくんですよ」

「凄いわ、本当にくっついた!最近はこういうのあるのね…」

「たまたま見つけたんです。皆に日頃お世話になっているので渡しているんですよ」

「そうなのか」

「はい」

「そういえば、この前冨岡さんと煉獄さんが優雨ちゃんに貰ったって自慢してたわ!」

「え、そうなのですか…?」

「そうなの!優雨ちゃんとお揃いだって聞いて羨ましいって思っちゃったの!優雨ちゃん、私達もお揃いにしましょ!!」

「え?ですが……」

「いいじゃないか、俺もアイツらだけというのはムカつくな。推しとお揃いとか羨ましい…(ボソッ」

「そうと決まれば買いに行くわよ!せっかくだからキーホールダーじゃないのにしましょう!」

「そうだな。何がいいだろうか…」

「え、ちょっと!?」


あれがいいあれもいいこれは違うと話し合いを始める2人を慌てた様子で止めに入る優雨。中には高い物も候補に上がっていた為目がクラクラしそうになる。因みに柱の給料ならちょっと高くても普通に買えるが優雨は貧乏性なのも相まって高級品等を見ると頭痛がしたりするのだ。結構重症である。


「どうせなら特注品にするか。ネックレスに俺達3人をモチーフにした物を作るというのは?」

「それ素敵だわ!私が桜で、伊黒さんは蛇、優雨ちゃんはどんなのがいいかしら?」

「え?あの、特注品なら2人のを作れば良いのでは…?」

「優雨ちゃんと私は親友だからいいの!気にしないわ!」

「俺も優雨は推しだから気にしない。むしろ好きな人と推しとお揃いとか嬉しすぎてやばい」

「そう、ですか……?で、では私は…………どんなのがいいのでしょう?あまりそういった事は考えてなかったので…」

「うーん…優雨ちゃんをイメージできる物……」

「ふむ…写ノ呼吸…写、鏡…鏡写し……鏡はどうだろうか?」

「鏡!いいわね、それにしましょう!優雨ちゃんはそれでいい?」

「いいですよ」


蜜璃がスマホを起動しアプリを開く。鞄からタッチペンを出して絵を描き始める。まず、丸い鏡を描き、鏡の縁に桜を散りばめる。最後に蛇がそれに巻き付く様に描かれる。


「こんな感じかしら?鏡の中に桜を入れるのもいいかと思ったけど…ネックレスにするならそっちの方がいいかしら?」

「ブレスレットもいいかと思ったが、俺達はともかく、普段優雨が付けられないからな。学生だから」

「ねっくれすも付けられないと思うのですが…」

「制服の下に隠しておけばいいだろう」

「ああ、それもそうですね」

「じゃあ、これで決定ね!」

「やはり甘露寺はセンスがいい」

「うふふ、ありがとう」


デザインも決まった事で、お揃いの話は終了した。(因みにお金は小芭内が全部出したので優雨は申し訳なさで泣きそうだった。)この後3人は出掛けを楽しんだという













ずっと最新してなくてごめんなさい………1ヶ月以上たっとる………やべぇ……お待たせしてすみませんでした…_|\○_

伊黒は優雨の事推してます。あくまで推しであるので恋愛感情とかはない。だって甘露寺と結婚してるもんね。因みに言うと、炭治郎の事も密かに推している。ので、伊黒はカナ炭(炭カナ)より炭優派である。なんだったら伊黒は創作出来る系のオタクである為炭治郎と優雨をモチーフにした本を出している程だ(人気シリーズで即売れる)。推し(炭治郎)の事を狙う不埒な野郎(義勇達)抹殺したいと考えることもしばしばしば。雄英に入って傷付いてないか心配してた。この人もヒーロー嫌い。何故かと聞くと「アイツらは信用出来ないし信用しない。自分の発言に責任を持たない。鬼は人間では無いと言っているのに理解ができない馬鹿ばかりだ。それに(ry」とネチネチ言ってくる。

蜜璃は優雨としのぶと大親友。3人でよく集まる。蜜璃としのぶは優雨に救われた事があるし、優雨は2人に救われた事がある。伊黒と本気で優雨を養子に迎えないかと話し合った事があり、伊黒がそれに賛成したりとしたが優雨が断った為保留にしてある(諦めてはいない)。優雨の事はもちろんのこと、しのぶが炭治郎に向ける感情を知っているので親友2人共応援している。

*この時空は炭治郎愛されなので炭治郎は義勇達に狙われまくってるます*

鬼殺隊とヒーローは分かり合えない

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コメント

4

ユーザー

フォロー失礼します! 出来たらでいい良いですけど 「鬼)ーーー!!」見たいに、セリフを言う人を書く(?)という事は、出来ますか?出来たらで良いです! 続きお願いしますm(_ _)m(長くてすみません💦)

ユーザー

お待ちしてました!まさか伊黒さんにおしができるとは、思って無かったです!続き待ってます!

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