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教室に響く先生の声
机に伏せ寝ている人も、
内職している人も、
近くの席の人と話す人も、
板書をするだけの人も、
真面目に聞いている人もいる
授業中は大体の人がそうだろう
だが、彼はどれにも当てはまらない
彼は何もしていない
教科書、ノート、筆箱は机の上に置いてある
しかし、手は動いていない
周りをじっと見ている
彼の席は窓際の一番後ろ
目立つ席だと思うが
先生は気にも留めない
青「あぁ!」
突然の大声
寝ていた人も起き、
全員の視線が集まる
先生「どうかしたか?」
黒板に書く手を止め、
振り返る
その顔は心配しているよりも
少しめんどくさそうな顔をしている
青「いやぁ〜」
青「なんでもないです!」
にこやかな笑顔で伝える
しかし、彼は見逃さなかった
少し笑顔が引き攣っていたのを
先生「ちゃんと授業聞けよー」
再び始める授業
さっきと違うのは
桃「何やってんだよw」
青「だってぇ〜 」
「絶対これ終わんない〜」
黄「やってないのが悪いんですよ」
赤「俺、徹夜で終わらせた」
紫「もぉ〜」
「ちゃんとコツコツやらなきゃダメだよ?」
橙「俺は2日前からだからな!」
赤「俺とほぼ変わんないよw」
先生の声に混じり聞こえてくる会話
少し賑やかになった教室
しかし、彼は何も変わらなかった
ーーーーーーDuring class
コメント
1件
あおいです🌷第6話、読みました。 「彼」だけが何もしていない、でも周囲をじっと見ている——その静かな異質さがすごく気になりました。青さんの突然の大声で教室が一気に賑やかになるのに、彼だけは変わらない。その対比が印象的で、彼の視点や内面をもっと知りたくなります。伏線っぽい引き攣った笑顔も含めて、続きが気になるエピソードでした!