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どうも!紫蘇ㄘャンです!
えーどんな時間(2a.m.)に上げてんだよという話なんですけど!!これ私悪くないんです…!!
約3週間振りの配信という事で仮眠取ろうとして2時間ぐらい寝て、そのまま楽しい楽しい配信を見終えてすっかり1:30回って、寝ようかと目を瞑るも眠れず!
配信しない間に「ククク…」とだけ言って配信しなかった推しが今日配信という事で仮眠取らしたのが悪いので、私は一切合切悪くないです!はい()
えー、先に言っておきますが今日節分なんですけど、全く関係ないです 笑
今回の内容は、もうそろそろ春を迎えるknmcが、同じ年を繰り返す事について、それに勘づく?友達との帰り道の話です!
永遠の16歳が為に周りは時間の軌道に乗るもknmcはそうでは無いから、一人その時間を永遠と繰り返す中で…!
なんか、説明難しいな…
読めば分かる定期なの毎度すみません…!
前に出した話に少し似てる部分も有りますが、こういう系大好きなので許して下さい! 笑
正直書きたい部分だけはしっかり書いて、他はパパッとしているので語彙の差がえぐい事になってるかもです…
まぁでも自己満で書いているのでぇ!はい!!
・実在する人物を用いた創作話です!
・色々と捏造など個人的見解などで当小説は作成してます!
・そのキャラの口調がはやふやになってる所があるかもです!
・本人様達とは関係ないので、本人様達に繋がるようなご迷惑行為はお辞め下さい!
・本人様達の解像度は低いので(キャラ崩壊)無理な方は速攻閉じてください!
※石山という捏造キャラ出てきます!
『体質』という話にて、美容キャラとして活躍した池本(仮名)もありがとう
まだ肌寒いが、春もたけなわの頃。高校2年生の生活にもそろそろ終止符を打たなければ成らない程、残りの時間も間近になっている教室では進路の事や受験の事、大学はどうするかなどの話題で盛り上がっていた。
その中でknmcも、もう少しでこのクラスの皆とお別れに少し寂しさを覚えつつ、新しい出会いに僅かな楽しみを芽生えさせていた。
この時期になると、朝のホームルームでは担任が「進級したら…」といつも恒例の語りを始め、最後には決まって「社会に出る君達は…」と言って話を締め括る。何度も同じ話を聞いたなぁと思いながら右から左へと適当に流し、窓から見える空を眺める。
それから普段通りに授業をして、お昼を迎えて午後の授業も終えれば、放課後の部活に顔を出す。それも終われば帰りの支度を済ませ、携帯を取り出してからスケジュール管理表を開いて、何も無い事を確認する。
確認を済ませば、鞄に竹刀入れを背負って門まで歩く。
その途中で、背後から同じ部活に所属する友人に声を掛けられた。
「knmc ~ 」
「?あぁ石山じゃん」
「よっ!一緒に帰ろうぜ」
「んふふ、良いよ」
石山は、剣道部に入部した時、僕が世話をした元後輩で、そして現役同級生だ。まぁ、もう少しで抜かされるけど。
「はぁ、もう少しで3年かぁ…!!受験嫌だなぁ…」
「あはは 笑 良いじゃん、石山頭良いんだから」
「お前に言われたきゃねぇよ 笑」
そんな掛け合いの会話をする中で、もう少しで石山ともバイバイするのか、とどことなく淋しく思えた。
「てか石山が1、2年を引っ張る先輩かぁ ~ …え、上手くやれんの? 笑 あれ程教え下手くそだったのに」
「うるせぇよ! 笑 てかお前もだろ!」
「はぁ?僕は教え上手だから一緒にすんな! 笑 」
そう言えば石山は「はぁ?」と同じように返してきては「ちげぇよ」と何故かそっちじゃないと言った顔でそう言った。
はて?、と思った僕はどう言う事なのか、首を捻る。
「お前も3年生に進級するから一緒だし、お前も大の先輩だろ
まぁお前が教え上手なのは認めてやんなくも無いが」
そう言われ、ああ、と納得する。それからそりゃそうか、と石山を置いて僕は1人頷く。
「んふ、そっかそっか 笑 まぁ僕は良いんだよ。てか潔く認めろ、僕は石山よりも教え上手ですって」
「なんだよ 笑 てか嫌だね!!教え上手はまだ完璧に認めたって訳じゃねぇから!」
そう言う石山になんのプライド?と思いつつ、変わんねぇなと思い、少し微笑ましくなる。
僕は、永遠の16歳な為だけに、何度も何度もその年をループする。だから新しい年を迎えれば、1年も一緒に過ごした仲間とはお別れして、新しい仲間とまたその1年を過ごす。
去年まで後輩だった奴も1年後には進級して僕と同じ2年生に。そして同級生になったそいつは一年後には僕の先輩になる。
しかし、その中で嫌だなと思う筋はあって。それは何かと言えば、皆僕と過ごしたその1年の記憶が無くなるという事。
簡単に言えば、部活動で剣道部に所属している僕だが、その年の同級生だった奴は進級して3年生へとなった瞬間、僕と過したその一年分の記憶が無くなったのだ。
一緒に過ごした記憶も何事も無かったようになり、初めましての状態となる。正直に言えばこれは結構心にくるもので。
あれ程仲良く過ごしていた友達を先輩として接しなければいけないとなった時、言葉に出来ない程の気持ちがあった。
だから、この時期は本当に憂鬱で。
「はぁ」
そう思ったらついつい溜め息が零れる。
「珍しいな、お前が溜め息吐くなんて」
「僕だって溜め息ぐらい吐くけど?」
「ふっ、分かってるっつーの 笑」
てか何で溜め息?と続け聞いてきた石山に、いや、と言ってから咄嗟に嘘を吐く。
「頑なに認めない石山にちょっと呆れちゃって ~ 」
なんて茶化すように言えば、簡単にその発言に乗っかかって「な、お前 ~ ! 」と怒りを含むような声色でそう威圧を向けられる。
「んふふ! 笑 まぁ、僕は正しい事を言ったまでだからね」
「それは…く、ぐうの音も出ねぇ…」
「あはは! 笑 石山はチョロいね ~ ! 言い負かされるよねそうやって」
「何…舐めんなよ ~ ?」
こうやって石山とも話しながら帰るのもあと少ししか無いのかぁ、と惜しみつつ、この時間をゆっくり噛み締める。
「そう言えば宮下はどうするんだろうな」
「ん?あぁ宮下ね、あいつ〇〇大学目指すって言ってたよ」
「えっ!マジ?そこ超頭良いとこじゃん」
「だよね 笑 まぁ石山も十分良いと思うけど」
「2回も俺の頭褒めなくても何も出ねぇから 笑
池本、あいつ絶対大学行っても美容は変わらず欠かさないんだろうなぁ」
「わぁ、確かに…! 笑 絶対美容の事については手を緩めたりしないよ」
こうやってクラスの皆の大学入学後の話に、偏見や想像を混じえつつ、こうしそう!とかこうするだろ!とかそんな話しをしながら帰る。
信号機が赤になって、横断歩道を渡っていい青に変わるまでその場で待機する。
その中で、石山が不意に僕の名前を呼ぶ
「なぁknmc」
「ん?」
そう言って石山の顔を見れば何とも彼らしくない顔で珍奇だなと感じた。
「お前は進路決めたの?」
「…ん?え、あ僕?」
「お前以外誰に聞くんだよ」
それもそうか、と心の中で納得する。
「あぁ ~ …そうだなぁ、まだそれと言った進路は決まってない、かも?」
回答し難い質問をしてきたなコイツ、と心の中で文句を当て付ける。
「え、お前の事だから全然決まってるかと思ってたわ」
嘘だろ、と書かれた顔を向けられ、そんな事を言われる。
ほんとにコイツは僕のことを何だと思ってるんだ。全く…。
「僕でもそんな直ぐ決まる訳じゃ無いし」
「はは 笑 何いじけてるんだよ 笑 まぁ俺も気軽にこんな事聞いてごめんな」
「いや別にいいけど」
一体何を聞きたかったんだよ、と口にしようとした瞬間に信号が青に変わった。
渡る間は石山と何も話さず、ただ黙々とその横断歩道を渡る。
渡り終えれば、なんであんな話をしだしたのか気になって、続きを促す言葉を掛けようとした時、石山が僕の言葉を遮る。
「じゃぁ、彼女作る予定とかは?」
その発言を聞いて僕は「ん?」と首を傾げる。
カノジョ?かのじょ…?彼女って、あの彼女?
脳内でカタカナから漢字に変換するまで大分時間が掛かった。何せいきなりの事だったし、彼女というワードが無縁な僕のことだから尚更。
「…へっ、か、のじょ?え、彼女??」
「おん、お前イケてるし、彼女作るとかねぇの?あ、それか俺に秘密で付き合っているとか?」
グイグイくる一方的な問い詰めに、落ち着け、と必死で訴える。
「は?いきなりなんなの??僕が彼女いるか?いやないない」
「え、じゃぁ秘密にしてて本当は居るって」
「居ないよ」
「彼女今はいないけど前は居たって」
「なわけ 笑」
「嘘は」
「吐いてないってば 笑」
お前はメンヘラ彼女か、と思って、それがなんだか面白くてついつい笑みが零れる。
「じゃぁ…、その、作る予定は?」
何故か今更、遠慮気味にそう聞いてくる石山に、少し意地悪をしてみたくなった。仕方ないよね、今の石山僕から見ても超面白いんだから。
「ん ~ …ま、今は居ないってだけだから」
「それはつまり作る予定はどちらかと言うとあるって事?」
「その可能性はなくは無いかな」
なんて言えば、「えぇ」と何故か残念がる声が石山の口から出てきた。
「んふ、何その反応 笑
ていうか、いきなりなんで?」
つい面白がり過ぎて、重要な事を聞き逃す所だった。聞かなくとも明日に聞けば良いけどね。気になる事だし。
石山は「いや」と一言言ってから言葉を繋げる。
「ただ気になったから?お前モテそうじゃん。お前より先に俺は彼女作りてぇから」
ふふん、とした顔でそんな事を言われる。なんだそれ、とただただ呆れて笑うしかなかった。
「え、何だよ 笑 深読みし過ぎたか ~ … ていうか僕ら男子校な?彼女いるか居ないか以前にその壁あるだろ」
「分かんねぇだろ! 笑
他校の女子と付き合ってるって奴居るんだから」
「あぁ…確かに」
その石山の言ったことに、そういえばあったなぁと学校で起きた事を思い出す。
「だから」
それだけ言って会話が途切れる。
どう繋げようかと迷っていたが、又石山が口を開く。
「なぁknmc、いきなりでごめんだけど、おかしな話だと思って聞いて欲しいんだけどさ」
「ん、何?」
本当にいきなりだな。
そう思いながら石山の顔を見れば、石山らしくない顔付きで、少しドキッとする。滅多に、というか一度も見た事ない表情をしているから少しドキマギしてしまいそうだ。
「今ふと思い出してさ。
お前と俺って、去年はどう言う関係だったか覚えてるか?俺思い出せなくてさ」
「…え?」
僕は呆然とする。
「言ってなかったけどさ、お前と席で隣になって初めて話した時、前にも話した事あるかな?って思って…初めて会った感じじゃねぇな、ってknmc?どうした?」
「…っあ、いや、ううん何でもないよ」
顔には出てないものの、僕は今とてつもない混乱に陥っている。
石山の言っていることを沿って考えれば、それはつまり去年の僕との記憶が今こうして既視感として現れている事なのだろう。
記憶が無くても体は覚えているもの、と耳にすることはあるが、こういう事なのだろう。と僕は1人感心に満ち溢れていた。
が、このまま何も喋らず話を終わらすのは何かしら良くない。取り敢えず適当に言葉を話す。
「それって、どう言う感じなの?」
「あぁ ~ … なんかさ、なんて言うか…、その、お前って去年も同じクラスだったかなって。ほら、コース科目の変更でクラス変わる所は変わるだろ?」
「うん、まぁそうだね」
「それで今年の4月に俺クラスの全員に挨拶し回った時、隣のお前と話してちょっと「ん?」ってなってさ」
石山と言うやつは僕から見ても他から見ても陽の中の陽キャで、学年一友人関係の脈が広いと思っている。
そんなことを考えつつ、石山の話に耳を傾けながら、道を歩く。正直この後に続く言葉に少しビクビクしながら、石山の話に相槌を打つ。
「お前、去年俺らと同じ学年だったか?」
そう言われ、ヒュっと喉が鳴る。
感の鋭い奴め。僕の記憶が正しければ、ここまで核心を突いて来たのは石山が初めてだ。
「お前と話した時、初めてknmcの存在を俺は知ったんだ。可笑しいなぁって思って。ほら、俺同学年にも他学年にも顔を合わせに行くからさ、大体の人の顔は知ってるんだけど、お前だけがなんか…他の奴と違うくて、
初めて会った気がするのに初めてじゃない気もしてさ…変な話だろ?」
その言葉を聞いて、これは少し期待しても良いのか、そう思った。
けれど多分、というかきっと無理だと悟る。石山自身はそういう僕の事に関して今は既視感として現れているだけであって、本人は確証とまでには至ってないし、そもそも1年1年を繰り返していると言ったところで、科学的根拠が無いと信じない石山が信じるか?
否、それはない。それに、言ったとてまた新しい春を迎える頃には綺麗さっぱりその記憶は忘れるだろうし。
だから僕は咄嗟にその話題から逸らすように、この会話を括り締めるべく口を開く。
「僕は陰キャだからね、陽キャの石山とは接点なくてもおかしくはないよ」
「えぇ??俺一応全員には声掛けたハズなんだよなぁ…」
「お前、大雑把だから細かいところまで確認出来てないんでしょ? 笑
じゃぁ僕を取りこぼしてもムリは無いよね ~ 」
そう言ってしまえば石山はうるせぇの一言。
「ま、石山らしいからね。
来年はどうしてるんだろ」
「確かにそうだなぁ、あぁ”、受験勉強嫌だァ!!!」
「うるせぇ 笑 また言うそれ? 笑」
「嫌なもんは嫌だろ 笑」
上手く行ったようだ。先程の話題から無事脱線できた。
それから暫くは、またクラスの事とか部活の事など、さっきまでの似たような会話を繰り広げる。
そして別れ道へと到着した時、別れの挨拶を交わした。
「じゃぁなknmc、また明日」
「うんまた明日」
「あ、そういや後何日だっけ」
「ん?何が?」
別れ際、石山があっと言って、何を思い出したのかそんな発言を放つ。
しかし主語のない発言に、僕も分からず首を傾げる。
「ほら、高校2年生の生活終わるの」
「あぁ…まぁ後1ヶ月ちょいじゃなかったかな」
「え”ッ、もうそんなしかねぇのか…」
石山の言った言葉にあぁとそういう事ね、と理解すれば僕は石山にあと何日か、曖昧だが伝える。石山は衝撃を受けたのか、目をかっぴらいて大袈裟に驚く。
「んふふ、あっという間だよね ~ 」
「だなぁ、来年も同じクラスだと良いよな」
そんな事を言われて、僕は言葉が詰まる。
「…うん、そうだね」
きっとそれは叶うはずも無くて、新しい春を迎えれば僕は君の後輩として顔を出すだろう。
それまではちゃんと、僕の友人として宜しくしたいと思う。