ヲタ「外行って汗かいたね〜」
心「確かに…あ、温泉、無かったっけ?」
小雪「ロビーの所にありましたよ」
ヲタ「え、温泉!行こ!入ろう!温泉!」
ホテルのロビーに着いた3人は迷わず、一直線に温泉へと進んでいった。
小雪は男湯へ行くため、途中で別れたが、残りの2人は温泉に心躍らせながら服を脱いだ。
脱衣所と浴場を繋ぐ扉を開ければ、さまざまな種類の温泉が2人を歓迎していた。
体を洗った2人はそれぞれ、サウナに行ったり、露天風呂に浸かりに行ったりと、温泉を満喫していた様だ。
温泉で癒された彼女らは、2階に登り、自分の部屋に入ることにした。
部屋は広く、右側の壁際にベットが一つ。
扉の左横にはクローゼットがあり、クローゼットの中には、バスローブ、使い捨てスリッパが入っている。
扉の正面には個別の風呂があり、その左横にはトイレ、右横には机と椅子がある。
机の向いている方向には窓があり、外を見る事が出来た。
自分の荷物を置き、それぞれ、お腹空いた〜などと溢しながら部屋を出てきた。
最後に開いた扉が閉まると同時に、エレベーターからチーンと音がして、中から鳳斗が降りてきた。
鳳斗は、彼女らに気づき、ご夕食の準備が整いました、と言った。
個々がやった、などと喜んでいる中、ヲタがふと疑問を投げた。
ヲタ「鳳斗さんって、このホテルを1人で運営してらっしゃるんですか?」
心「そうだったら凄くない?」
鳳斗「一応、このホテルは私の所有物、と言う扱いではありますが、さすがに1人で切り盛りは出来ませんので、従業員を雇っております。会うことはないと思いますがね」
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