コメント
6件
最高やん。続編お待ちしております (なうでアイスたべてるねむちゃんより)
はい
どーもー、主ですぅ
また、お題に沿った小説を書いていきますぅ
今回からお題は最後に書こうかなぁと
予想しながら書いてください
主人公×忖度祓魔師です
〇〇『』
おなが「」
モブ[]
設定
柊 〇〇(夢主)
おながと同じ年齢
長尾と幼なじみ
ネガティブ
長尾景
公式と同じ
夢主と幼なじみ
夢主視点
あぁ、また来たよこの言葉
《貴方なんかが、あの人の隣にいないで》か
何回も聞いたよ、昔からね
何回も
何回も
何回も
うるさいなぁ、自分でもよくわかってるっての
離れようと何百回もした、だけど
「〇〇ー、この間出来たスイーツの店がさ、うまそーなんだけど」
「…今度一緒に行かん?」
あっちからひっついてくるんだもん
いや、断れない私も私なんだけど、不可抗力ってことでいいでしょ、これ
それに私景のこと好きだし
「〇〇、またなんか言われた?」
スイーツをつつきながら景がそう言ってきた
『…うん、また言われたよ、そばにいないでって』
「ごめん」
なんていつものセリフを消えそうな声で言う景
その声を聞くたびに私は泣きそうになる
だから泣かないように唇を少し噛んだ
『…気にしないで』
『私は何も気にしてないから』
「…」
『早く食べよう』
景は何も悪くないんだから
その言葉を言おうとしたけど
私は口に含んだスイーツと一緒に
喉にひっこめた
『今日は奢ってくれてありがとう』
「またいこーな」
いつもそう言ってくれる景に安心感とほんの少しの恋心を抱いてしまう
よかった、また次があると
長尾景という人間は約束を破るのが嫌いだ
だから次またスイーツを食べるまでは
生きててくれる
任務で死なずに帰ってきてくれる
それだけで嬉しい
『やっぱ、好きだなぁ』
「…え?」
やば、やらかしたかも
「いま、なんて?」
チリリリリンッ
目覚ましの音で目が覚める
『…あれ、私何して』
あ、
昨日景の前で口滑らして告白して、そのまま返事を聞かずに
『ごめん、なんでもない、バイバイ』
そう言って
逃げるように帰ってきた
後ろから聞こえてきた景の声を無視して
最低だ
急に罪悪感に体を蝕まれた気がした
いや、蝕まれた
それから一週間、景とは何も連絡をしなかった
いや、できない
そんななか、家のポストを見てみたら期限が今日までの任務を発見した
どうせまたいじめっ子たちが依頼書を盗んで、期限ギリギリに私が気づくように仕向けたのだろう
『…任務に行こう』
めんどくさい
『こんにちは』
[こんにちは、◯◯さん]
『今日、祓魔する予定の魔の資料ってもらえますか?』
[どうぞ、こちらに…ってあれ?]
『…?どうしたんですか?』
[ここにあったはずの資料が…どこにもないんです]
『え…?』
[すみません!明日までに書き直します!]
『あの…それ実は今日中に祓魔しないと里に被害がでちゃう魔なんですけど…』
おそらく私をいじめてた誰かが依頼書を隠してたかなんかで
私がこの任務を見つけるのが遅くなってしまった
[え…、どうしよう]
『…仕方がないので何もなしに探りながらやってみます』
[それって危なくないですか?]
『危ないですけど祓魔できればなんでもいいので』
[怪我しますよ?]
『私が怪我するだけで里が助かるのなら、別になんの躊躇いもないですよ』
笑顔をはっつけてどっかのアニメのヒーローとかが言いそうなセリフを言うと
研究員の方は少し不安そうな顔を見せたが
[…なら、せめて少しの情報だけでも書き上げますので、30分だけお待ちください]
『ありがとうございます』
30分後想像してた3倍は量が多い資料を手渡してきた研究員さん
だけど、2枚目の資料の一部が破られていた
なんでだろ
まぁいいや
『わ、こんなに…?』
[はい、幸いなことに過去の研究データは残っていたのでコピーとか推測とかにはなっちゃったんですが]
[弱点、弱点だけはあってます]
『ありがとうございます』
そういって研究所を後にした
研究所から歩いて2時間ほどで魔がいる山についた
山って、嫌いなんだよなぁ
虫いるし、周りチカチカするから
『さて、やってみるか』
『抜刀』
そういい刀を取り出す
30分後
異変に気がついたのは割と早かったと思う
『なんで、弱点の尻尾を切ったら動きが活性化したの?』
研究員さんが資料を書き間違えた?
いや、それはない
いや、あってはならない
命に関わるから
なら、私が見間違えた?
そう思い魔の死角に隠れ資料を急いで開く
資料1
魔のタイプ 氷を操る
見た目 ねずみのような見た目、だが水色の皮膚をしている
弱点 尻尾を切り落とす
注意点 一度でも弱点を間違えると活性化する
その資料を見た瞬間、私は資料を落としそうになった
尻尾を切ったのに活性化=弱点は尻尾ではない
でも確か今回のタイプの魔は昔景が生捕りにして研究してたはずだから弱点以外はあってるはず…
『嘘を、書かれたとか』
いや、人を疑うのはやめておこう
とりあえず無理にでも倒さなきゃ、探りながらやろう
1時間、攻撃を続けても、なんともないような顔をしている魔
だが私の体はかなり限界を迎えていた
疲れたし、服には魔の血が大量に付着してるし、最悪
『どーしよ』
そんなことを考えながらとりあえず再度、魔の死角に入った
とりあえず魔の位置を把握してそこに術をぶち込むか
そう考え、魔がいた辺りをチラッと見ると
魔がいなかった
『え、どこに…』
そういい終わると同時に頭に衝撃が走り私は気絶した
気絶する一瞬
魔が一刀両断され、紺色の何かがこちらに走ってくるのが見えた
私はそれに対して
『景…?』
なんて淡い期待を抱いてしまった
破り捨てられた資料メモ1
魔の特徴 自身の血が大量に付着した者へのワープ可能
ワープした瞬間、10秒だけパワーアップするので要注意
next♡150(好評でした続き書きます)