部活前。
賢二郎と一緒に部室前まで向かう。
私は今日もバイトだからそこでバイバイだ。
『喉乾いたから自販機寄ってもいい?』
「ん」
自販機まで歩く。
もう隠す必要がないので、こうやって学校でも手を繋いでくれる賢二郎。
好き!
『どれにしようかな〜』
シラブ「どうせ甘いやつだろ」
『せいか〜い』
ピッ
押したのはいつも、自販機に来たら買ってるいちごミルク。
いちごミルクうますぎん?
いちごミルクを取り出す。
と
ピピピピピピッ
ピッーーーーーー
自販機の数字が揃ったら、もう一本のやつが当たった!!
『えっ!当たった!!!すごい!!当たるんだこれ!!』
シラブ「そりゃいつかは当たるだろ」
賢二郎はいつものように冷たく言うけど
えっ嬉しい〜
初めて当たったし、昨日の今日だしHAPPYだし運良すぎて!!
しかも7777!最高か!?
もう一度いちごミルクを押すと白布くんに
シラブ「お前ほんと糖尿病になるぞ…」
と呆れられた。
もう、心配性なんだから☆
大丈夫、大丈…
と
ゴシキ「あっ、美樹さ〜ん!!」
五色くん登場。
手を振ってこっちに向かってきた。
可愛い!!犬みたい!!!ww
近くなるやいなや
ゴシキ「白布さん、お疲れ様です!」
と挨拶をするも
シラブ「うぜぇ」
と言われる五色くん。
『こら、賢二郎。後輩くんがちゃんと挨拶してるんだからもっと優しくしてあげなよ〜』
私がそう言うと
シラブ「こいつはうるせぇからむり」
とツーーンとしてしまう賢二郎。
ムスッと口をとがらせてる。
可愛いね?
ゴシキ「いつもの事ですよ!でもめげませんよ白布さん!僕は!」
シラブ「はぁうるせぇ」
そう言いながらもほんとは後輩ができて嬉しいんだよ、賢二郎は
『五色くんごめんね、賢二郎ツンデレだから。
わかってあげてね☆』
と私が割って入ると
賢二郎は「お前もうるせぇ」と。
でももう賢二郎の気持ちはお見通しなのだ
なぜなら彼女だから!♡
『これ、五色くんにお詫びにあげる』
ゴシキ「えっ!?いいんですか!?」
私は当たったジュースを五色くんに
どうぞ、と渡す。
『いいよ、もう1つあるから』
ゴシキ「やったぁ〜美樹さんとお揃いだぁ〜♡」
そう言って嬉しそうにジュースを握る五色くん可愛すぎか?
その横で五色くんを睨む賢二郎。
ごめん。
『賢二郎も可愛いよ』
シラブ「はぁ?」
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