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日向は、部活に行くなりすぐ影山(王様)の話をみんなにした。
月島「王様がいるの?」
日向「だから、そうって言ってんだろうが!」
山口「けど、いるならなんで入らないの?」
月島「あの試合が原因じゃない?」
影山の話をしていたら武田先生が息を切らしながら急いで体育館に入ってきた。
武田「ハァ、ハァみ、皆さん!練習試合組めました!青葉城西です!」
澤村「また土下座したんですか!?」
武田「今回はしてないよ」
武田「けど、条件があって…影山君を正セッターとして試合に出せとの事です」
澤村「影山ですか?」
武田「影山くんはいますか?」
なんとも言えないタイミングで影山を条件にした練習試合の話が出た
しばらくの沈黙が続き、日向が
日向「じゃあ!おれ!影山を勧誘しに行きます!」
西谷「俺も行くぜ!翔陽!」
田中「俺も行くぜ!」
日向「あざーす!」
ゲリラ豪雨組が話したあと少し空気が軽くなった。
菅原「俺も行くべ!」
そして、ゲリラ豪雨組に続きみんなが行くと答えた。(月島は山口に負けた。)
菅原「なら今から行くべ!」
澤村「そうだな、まだいるだろうし。」
そして、みんなで影山の元へ行くことになったのであった。
そして色んな部活を巡りどこにもいないことがわかった…
澤村「部活に所属していないならどこかの教室か、もう帰ったかしかないから手分けして探すぞ!」
みんな「うっす!」
そしてまず1年の教室に行くもいない、なので順番に回すことにした。
成田「こっちにもいません!」
縁下「こっちにも!」
田中「いないっす!」
西谷「いなかったかー!」
澤村「次図書室見てくれ!」
そこは、影山のお気に入り場所である。
メガネを外して前髪もあげていたら最悪の状態になる。
菅原「誰かいるか〜?」
と、声をかけるも誰もいない。
菅原「意外と広いからみんなで探すぞー!」
澤村「わかった!」
日向「はい!」
図書室にみんな入り、影山を探すもいない。
菅原「後は、この奥だけだそー!」
そこは、そのからの音が聞こえない場所で、あまり知られていない図書室の秘密基地みたいなもんだった。
澤村「入っていいのか?」
菅原「誰もいないしいいべ!」
日向「初めて見る〜!」
ガチャ
扉を開けて入ると、そこに影山がメガネを外した状態でいた。
影山「?」
日向「お、おまえ、え?え、??????」
影山「あ!」
影山は、みんなに見られる前にメガネを付ける。
影山は、目に見えるくらい焦っている。
急いでメガネを付けても数人に見られた。
影山「あ、あの忘れてください」
菅原「なんで?」
影山「あまり、見られたくないので。」
菅原「忘れることは出来ないけどいいべ!」
菅原「誰にも言わない!」
影山「ありがとうございます!」
影山は、前髪で目が見えないがとても笑っているように見えた。そこに日が差してとても綺麗だった。
縁下「いましたか?小さくて入れません」
澤村「ああ、居たよ」
澤村「ところで本題なんだけど、青葉城西との練習試合があるんだけどそれに出てくれないか?」
影山「え、青葉城西って」
澤村「影山のチームメイトが沢山いるのは分かってる、けど、久しぶりに練習試合が組めたんだ、出てくれないか?」
影山「まぁ、顔のことを隠してくれるなら」
菅原「隠すべ!ありがとな!影山!」
日向「やったー!」
日向「練習試合出てくれるみたいです!」
西谷「ほんとか!?翔陽!やったな!」
日向「影山!ありがとな!」
影山「おう…」
影山は、ありがとうなんてあまり言われないから少し動揺したが嬉しかったのもあって返事をした。
そして、練習試合当日。
影山「ほんとに出ていいんですか?」
澤村「いいんだよ」
菅原「いいべいいべ!」
日向「影山!一緒に行こうぜ!」
影山「おう」
そこで金田一と国見にあった。
金田一「よう、お前相変わらず前髪長いんだな」
国見「切ったら?」
影山「…」
空気が重い…日向は早く先輩来ないかなとずっと願った。
田中「あ?(^ω^💢)何してんだごら」
月島「あんまり威嚇するとエリートの方々が可哀想ですよ〜」
嫌な笑みを金田一と国見に向ける月島とめちゃくちゃ威嚇してる田中さんその頃日向は、「先輩とウザイ月島!」と、思っていた。
影山「い、行きましょ」
田中「いいのか?」
影山「はい」
田中は、影山に背中を押されながら相手を威嚇するのは怠らずしぶしぶ歩いた。
金田一「どんな独裁政権敷いてるか楽しみにしてるよ笑」
影山「…」
田中「あ?」
もちろん田中は怒る。
そこで登場大地さん(オトン)
影山「澤村さん」
澤村「迷惑おかけしてすんません」
異様な空気がまた流れた。
影山「行きましょ」
影山と澤村が先頭にみんなが歩いていった。
そして、練習試合が始まる。
日向がめちゃくちゃ緊張している。
影山「大丈夫か?」
日向「お、おう、」
影山「やっぱり大丈夫じゃないんじゃないか?」
日向「試合は出れるから大丈夫だ」
影山「まぁ緊張しているなら、手におまじないするといいぞ」
日向「?なんだそれ?」
影山「手ぇかせ」
影山は日向の手を自分の手の上に重ねて
おまじないをし始めた。
影山「こうやって頭の中で願いながら手にも書く。そうすると少し楽になるらしい。」
日向「(///ω///)ボッ」
日向は、チ、背が少し低いから影山を下から見る目線になる、そう、影山の顔が見えるのである!美人だから顔が赤くなるんですね!
(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)
嫌な視線を沢山浴びる
そう、バレー部の顔を見た人達からのである
菅原「日向?行くべ?(*^^*)な?」
日向は、察した
日向「ハイ…」
試合は順調に進み、及川がやってきた。
及川「やっほ〜飛雄ちゃん!元気してた〜?」
影山「……あ、はい」
及川「どうしたのさー元気ないな〜」
及川「てか、飛雄ちゃんまだ前髪伸ばしてたの?」
及川「そんなに怖い?」
影山「はい…」
及川が影山の近くに行き、優しい声をかけながら心配していた。
及川は、影山の顔を見たことがあり唯一の理解者である。
及川は、その事を知って伊達メガネをくれた人であり、顔を隠す事情を知っている人
影山にとって、唯一ありのままでいられる人だった。
及川「飛雄ちゃんまた後でね」
影山「はい」
別れたあと、試合が続行し及川は、ピンチサーバーとして出た。及川が来て危なかったが何とか勝てた。
及川「飛雄ちゃんー!帰ろ〜」
影山「え?今からですか?」
及川「そう」
影山「これから病院なので…すいません」
及川「まだ痛い?」
影山「時々…夢を見るんです、その時に起きると痛むんです。」
影山「ズキズキするし、苦しい」
及川は、何も言わずに抱きしめたてくれた。
影山「顔を隠しても、不安で、グズ、誰かに見られてる気がして…どうしても、どうやっても、痴漢…とか、ナンパとか、されて男だって言っても…聞いてくれないし、男でもいけるとか、言われてグズ……」
及川「よしよし、大丈夫だよ」
影山「この間なんて、手紙が入ってて…俺迷惑かけて、迷惑ばっかかけて、」
及川「迷惑なんて誰も思ってないからね」
及川「帰ろっか、送ってあげる」
影山「グズ、はい」