先輩後輩が喧嘩してます。
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ある日、食堂から聞き慣れた声同士が
言い合いをしているところから始まった。
「 やから!お前と俺とでは意見が違うねん! 」
「 でもわいは心配やから辞めといた方がええと思うんです!! 」
そんな言い合いだった。
初めはご飯を食べている途中にコネシマが
“ 俺戦争の時最前線立つねん! “
と言ったことから始まった。
「 もうええわ、こんなんじゃ埒があらへん。
っつーかそんなこと言われんくても危ない
とかそういうの分かっとるから。
別に心配しやんでええわ、 」
いつもの彼の顔では無く、
鋭い目付きをし、真顔なコネシマだった。
それに対してちょっと怒りっぽい顔の
ショッピ。
そして時が流れてコネシマが歩き出した。
「 …ごちそーさん、あとはお前らでゆっくり飯食えよ 」
彼が部屋に戻ると食堂は騒ぎ出した。
そしてその場に突っ立っているショッピ。
「 し、ショッピくん…? 」
ゾムが声を出す。ただショッピは
声を出さずに彼を退けて部屋に戻っていった。
「 クソ先輩の馬鹿、阿保…もう嫌いや…
あんな先輩…要らへんかった… 」
たまたまドアの前を通りかかったコネシマ。
ずっと聞いていたのだ、それを聞いた
コネシマはそそくさとその場から去る。
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Part2に続く。
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