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二人のもとに若い夫婦が来た。
「息子が行方不明になって。」
「特徴と名前を教えて下さい。」真紀はスマホを取り出した。
「松田寛貴青いオーバーオールを着てます。」
「年齢は？」佐藤は夫婦に聞いた。
「８歳です。」と母親は答えた。
「辺りをくまなく探します。」
二人は寛貴の足取りを探った。
「靴が落ちてる。」
「遠くには行ってないのかも。」二人は公園まで行って
寛貴を探した。
「うわーん！」と小さな男の子泣き声が聞こえた。
「寛貴君！」
「もう大丈夫。」佐藤は寛貴を若い夫婦に渡した。
「ありがとうございました。」
「勝手に散歩しちゃ駄目だよ。」寛貴は小さく手を振った。
「さて事務所で鍋パだ！」
「イエーイ。」二人は事務所に戻って鍋パをした。
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