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「 か く れ ん ぼ 」
2 話
まちこと仲良くなって丁度1年が経とうとしていた。
俺らは小学生1年生から2年生へと進学し
勉強も少しづつ難しくなっていった。
2年生へと進学したが俺らは何一つ変わらなかった。
学校から帰りすぐいつもの公園に行く。
それが昔からのルーティーンだった。
そして今日も5人で遊んでいた。
💛「何して遊ぶ~?」
🩷「やっぱかくれんぼでしょ!!」
🤍「かくれんぼするか~!!」
💚「…」
今思うとこの日のまちこはなにか様子がおかしかった。
いつもは元気で笑顔が絶えないまちこだったが
今日はやけに表情が暗い。
「どうしたの?」と聞いてみても「ちょっと眠いだけ。大丈夫!!」と言うばかり。
俺らは本当に眠いだけなんだろうと思い特に気に止めていなかった。
かくれんぼが始まり俺が鬼となった。
きゃめとりいちょは何故か隠れてる場所がわかりやすい。
なので大抵すぐ見つけられる。
❤️「あ~あ~すぐ見つかっちゃった。」
🩷「なんでそんなすぐ見つけるのかな~。」
🤍「お前らわかりやすいねん。」
あとはニキとまちこか…。
ニキは案外頭が回っており隠れる場所も毎回違う。
まちこは隠れるのがガチでうまい。
初めてまちことかくれんぼをした時はなかなか見つけられず降参してしまった。
なので今回は絶対見つけたい。
❤️「あ,見てみてニキくんの王冠っぽいものがある。」
🩷「え~?何処?」
❤️「あそこあそこ。あの草の茂み。」
🤍「ほんまや…。よう見つけたな。」
きゃめが教えてくれた場所に行くとそこには本当にニキがいた。
🤍「はいニキ見つけた~。」
💛「くっそ~!!なんできゃめ教えんだよ~。」
❤️「ごめんごめん笑」
よし,あとはまちこやな…。
それから10分程公園の中を探し回ったがまちこは見つからなかった。
かくれんぼの範囲はこの公園だけ。
それはまちこもわかっている。
それにこの公園は大して広くない。
何処に隠れられる場所があるんだ…?
仕方ない。3人に手伝ってもらおう。降参するのはごめんや。
🩷「えまちこまだ見つかんないの?」
💛「俺らが見つけてやるよ~笑」
🤍「はよ見つけんで。」
❤️「時間もなくなってきたしね~。」
そしてまたまちこを探し始めたが何分たっても見つからない。
おかしい。何かがおかしい。
こんな広くもない公園で何故そんな隠れ続けられるのか。
💛「ダメだ…。まちこ見つからん…。」
❤️「あっちの方にもいなかったよ。」
🩷「どうする…もう門限の時間だよ…。」
🤍「まさか先に帰ったとかないよな…?」
💛「まさか,まちこだよ?まちこはそんなことしないって。」
それは俺もわかっている。
ならなんだ見つからないんだよ。
🩷「…まちこには申し訳ないけど俺帰るね。」
❤️「俺も門限守らないと怒られるしな…。」
🤍「仕方ない。まちこには悪いけど先帰るか。」
💛「まだ隠れてたらまた明日謝ろう。」
俺たちはニキの意見に承諾し先に帰ることになった。
謝ろう。まちこには正直に話して謝ろう。
次の日学校終わりに公園に行ったがまちこの姿はなく,
その次の日も1週間後もまちこはが公園に来ることは無くなった。
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
微 妙 な と こ ろ で 切 り ま し た ね 😅
続 き は な る べ く 早 く 出 し た い と 思 い ま す︎ 👍🏻 ̖́-
𝘚𝘦𝘦 𝘺𝘰𝘶 𝘯𝘦𝘹𝘵 𝘵𝘪𝘮𝘦 𓂃◌𓈒𓐍