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〜渡辺side〜
宮舘「………………。」
目の前の涼太と向き合っているのは俺と照と康二。
…正直戦いたくない…
けどこれはチャンスだ。
逃したら次はいつ助けられるか分からない。
宮舘「………………!」
涼太が真っ黒い炎のようなものを放ってきた。
俺は水で照は電気、そして康二は太陽の熱で涼太の攻撃を止めていく。
宮舘「………………!」
今度は刀を持って斬りかかってきた。
渡辺「このっ!」
この間と同じく俺は水の棒を出して受け止める。
岩本「はっ!」
向井「………………!」
照と康二が技を出して攻撃してくれるけど涼太は持っている刀や炎を出して止めている。
宮舘「………………!」
渡辺「うわっ!」
岩本「…ぐっ!」
向井「ゔっ!」
涼太が突然とんでもない一撃を打ってきて俺たちは吹っ飛ばされた。
渡辺「…涼太!」
岩本「舘さん!」
向井「舘!」
倒れてる俺たちにの攻撃しようと迫ってくる涼太に声をかける。
宮舘「………………。」
涼太は何も話さずに見つめてくる。
…けど必ず俺たちの声は届くって信じてる。
渡辺「涼太!戻って来い!」
岩本「舘さん!俺たちを助けてくれたでしょ!」
向井「お願いや!闇になんて落ちへんでくれ!お願いや!」
康二はもうボロ泣きだ。
けど涼太は全然反応しない。
…そんな涼太のことを見てたら俺は怒りが込げてきた。
渡辺「涼太!メンバーを泣かせんなよ!」
俺は叫びながら水を出して涼太にぶつけた。
涼太は俺の攻撃を受けて吹っ飛ばされている…
宮舘「…ゔっ!…翔…太…?」
渡辺「………………!」
岩本「…え?」
向井「舘!」
倒れながら頭を押えて苦しんでいた涼太だけど俺の名前を呼んでくれた…
渡辺「…涼太。」
だから俺も涼太に向かって言葉を返した…
宮舘「…ごめん…俺…」
向井「だて〜」
宮舘「…!康二…」
涼太の言葉を途中で遮って康二が涼太に抱きついた。
向井「もう!ホンマに心配したんやからな!」
宮舘「…うん。ごめん。照も。」
岩本「…いや。良かったよ。」
号泣しながら抱きついてる康二の頭を優しく撫でてやりながら照のことも呼んだ涼太。
それは本当の涼太だ…。
…良かった…。
…信じてた通りだ。涼太なら思い出してくれるって。
コメント
1件
舘様元に戻ってよかった😭 あべちゃんも戻ってきて😭🙏 さっくんも戻ってきて欲しいけどボスを倒さないと戻ってこない気がする😭 毎回楽しみに読ませてもらってます😆 続き楽しみにしてます😊