テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
二話目!
結構続きそうなので!早速!
↓↓↓↓↓↓↓
次の日
樹吹「あれ?晴陽?おはよう」
晴陽「おっ!樹吹じゃん!おはよう!樹吹も家ここら辺なのか?」
樹吹「あぁ、」
晴陽「なら今度から一緒に帰れるじゃん!」
樹吹「部活があるだろ」
晴陽「え〜!やだ〜!」
樹吹「お前も部活に入ればいいだろ」
晴陽「う〜ん、部活か〜、俺家の都合で入れないかもしれないんだよね!あ〜、でも今度お父さんに聞いてみよっかな! 」
樹吹(お父さんにだけ?まぁ深く触れる必要も無いか)
樹吹「そうか」
晴陽「うん!あっ!おはようございます!」
樹吹「おはようございます。」
先生「おはようございます。朝から元気があっていいですね 」
晴陽「ありがとうございます!」
樹吹「お前ほんと元気だよな」
晴陽「えへへ!それは樹吹といるからだよ!」
樹吹「はいはい、早く準備しろ」
晴陽「は〜い!」
1時間目 数学
晴陽「ねぇねぇ樹吹くん!」
樹吹「なに?授業中なんだけど」
晴陽「いいじゃん!ドキドキしない?」
樹吹「集中しろよ」
先生「では、この問題について隣同士で話し合ってください」
晴陽「ほら!話していいでしょ!」
樹吹「問題についてな、はぁ〜、で要件はなんだよ」
晴陽「あのね部活のこと考えてみたんだけどお父さんに内緒で入部しちゃおっかなって」
樹吹「いや、ダメだろ! せめてお母さんにだけでも言えよ」
晴陽「お母さんか…まぁ言ってみるね!」
樹吹「おう、そうしたら一緒に入部する部活探してやるからよ」
晴陽「えっ?樹吹と一緒の所に入部しようと思ってたんだけど」
樹吹「いやいや、俺運動部じゃねぇから」
晴陽「運動部じゃなくても樹吹と同じところに行きたい!」
樹吹「まぁ、好きなところに行けばいいけどよ」
晴陽「やった!」
先生「そこ!話し合いはもう終わったぞ」
晴陽「は〜い!」
昼休み
晴陽「樹吹!」
樹吹「なんだ?」
クラスメイトE「ねぇ晴陽くん一緒に遊ぼ」
晴陽「あっ、」
樹吹「行ってこいよ」
晴陽「うん!わかった!」
コツコツ
樹吹(…なんか寂しい)
樹吹「ちっ、なんでだよ2日前まではそんなことなかったのに」
樹吹(こんなこと前にもあったな、どうしても晴陽が幼なじみに重なっちまう)
放課後
晴陽「樹吹!部活聞いてくるね!」
樹吹「おう、」
晴陽「あっ!今日の写真!」
樹吹「今撮るのかよ、」
晴陽「うん!だって思い出だもん!今日も影?」
樹吹「あぁ、それで」
晴陽「わかった!はいチーズ」
カシャ
晴陽「やった!」
7月16日 これから帰ります!友達は部活!
晴陽「これでおっけい!樹吹いつもありがとう!」
樹吹「大丈夫」
晴陽「今日はあまり話せなかったけどありがとう!部活頑張って!ばいばい!」
樹吹「ばいばい」
コツコツ
樹吹(なんで、こんなにも寂しいって思ってしまうのだろう)
樹吹「…」
流意「あれ?樹吹くん?」
樹吹「流意(るい)俺、おれ、ポロポロ」
流意「どうしたの!まさかフラれた!」
樹吹「振られてね〜よ、けど、寂しいんだ」
流意「流歌(るか)が居なくなったから?」
樹吹「お前だって苦しいだろ、双子だったんだから」
流意「苦しいよ、でも、事故なんだからしょうがない」
樹吹「お前は俺と居ていいのかよ、俺が殺したって言われてるんだぞ」
流意「居ていいんだよ、だってそうしないと流歌に怒られちゃう、流歌はねよく樹吹くんのこと話してくれたんだよ」
樹吹「…なんて言ってたんだ、」
流意「う〜ん、元気でスポーツも勉強も出来るやつってなのに今はだいぶ変わったみたいだね」
樹吹「…」
流意「まぁ、僕らは2卵生だからあまり似てないけどね。だから流歌にとってはそう見えてたのかもしれない」
樹吹「…流歌がそんなことを?」
流意「うん、てゆうか僕も幼なじみなんだけど、そこら辺はどうでもいいの?」
樹吹「…いや、流意に申し訳ないんだ、」
流意「…申し訳ないって?」
樹吹「俺が目の前にいたのに助けられなくって、もし俺の弟が友達が近くにいたのに事故で亡くなったって聞いたら、俺はどうしてたか」
流意「···」
樹吹「それでもお前はそばに居てくれる、別に殺したっていいんだぞ、そのくらいのことをしているのを知っている、流歌もきっと、」
流意「殺さないよ、双子だからわかるんだ、きっと流歌は樹吹のこと憎んでないよ、だってあんなに楽しそうだったんだから」
樹吹「…本当にいいのか?」
流意「いいに決まってるでしょ、ほら、そろそろ部活が始まるよ」
樹吹「わかった、ありがとな」
流意「いいってことよ、いつでも来な、家にもきっと流歌が会いたかってるから」
樹吹「あぁ、わかった」
樹吹(晴陽には辛くないって言ったけど、本当は辛かったのかもしれない)
おまけ 事故前
流歌「樹吹!早く部活行こうぜ!」
樹吹「おう!お前ほんと部活好きだな」
流歌「だって楽しいだろ!樹吹と一緒に吹いてると何もかもどうでも良くなる!」
樹吹「どうでも良くなっちゃダメだろ笑」
流歌「え〜!いいじゃん!ずっと樹吹と演奏してたい」
樹吹「そうしたらみんなで合奏できないだろ!」
流歌「まぁ〜ね!じゃあ早く行こっか!」
樹吹「あぁ!」
これで一旦終わり!
まだまだ続きそうです、では!
コメント
1件
よかったよー!!!続き気になる…!! 過去が少し見えてるのもいい…!!