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ノー❌めめ‼️∑( ; ᐛ)ナニヤッテンダオマエェ!?2人をもてあそんで最後には普通の結婚がしたいだって‼️ 怒るの通り越して呆れた( '-' ꐦ) まーこれはこれで楽しかったです𐤔𐤔𐤔𐤔
えーーーもうオマケまで最高なんだけども。 最高好き。阿部ちゃんが最初誰に開発されたのかも非常に気になるw
今から寝ます。 起きたら本業に戻ります〜すの学とあべなべ進めるぞ〜
目黒の家。
🖤「はい、どうぞ。ちょっと散らかってるけど」
💚「初めて来た。お邪魔しまーす」
💙「俺は何度か来た!お邪魔しまーす……げっ」
阿部ちゃんに軽くマウントを取りつつ、目黒の家に上がったらマジで散らかっていた。
脱いだ服がそこかしこに置きっぱなし、キッチンには洗ってない食器がたくさん、ダイニングテーブルにもビールの空き缶とか食べかけのスナックの袋やらがあるし、ソファの上には開きっぱなしの台本やら雑誌やら。まったく何日掃除してないんだって感じだった。
🖤「ごめん、すぐ片付けるね」
💙「あーいい、いい!俺やる。目黒たちは座ってろ」
俺は綺麗好きなのでこういうのは我慢がならない。とりあえずゴミを分別して…。
テキパキ掃除していたら、夢中になってしまった。本当にズボラだな。ま、そういうところも嫌いじゃないけど。
💚「へぇ、めめってやっぱりすごいね」
🖤「そんなことないよ。阿部ちゃんこそ…」
振り返ると、ダイニングテーブルに並んで座り、いちゃいちゃしている2人。
ああ、もう、なんなのこいつら!
俺は家政婦じゃないんだぞ。
それでも終わる前に手を止めるのは自分で自分が許せない。目黒に快適な住環境を提供するために、さっさと終わらせよう。
俺は寝室へ向かった。
大きなダブルベッド。一人で寝るには広すぎるベッド。つまりいつか俺たち…。
慌てて被りを振った。
💙「てか、汚ねえなあ!ここも!!」
起きたまんまの布団、脱ぎ散らかした服。ベッドサイドにはエロ……。女性のヌードグラビアが載ってるようなかなりきわどい雑誌。
俺は汚いものを摘むみたいに取り上げて、手持ちのゴミ袋に入れた。
💙「男の子め…」
目黒も、一人でとかするのかな。
男だもんな、するよな。
急に恥ずかしくなって、寝室は適当に済ませ、俺はリビングに戻った。
🖤「………」
💚「……あっ」
目黒の後頭部と、阿部ちゃんの目を閉じた顔が重なって見えた。
えっ、キスしてる???
俺は見てはいけないものを見てしまい、壁にのけぞった。
💙「おおおおおお前ら、何してんの???」
🖤「あ。しょっぴー、終わった?ありがとうね」
目黒は振り返って満面の笑み。
💚「睫毛が目に入って痛かったから見てもらってただけだよ」
なんだ、そういうことか。
💚「ちょっと洗ってくるね」
阿部ちゃんが席を外し、俺はそのまま、床にぺたんと尻もちをついた。
すれ違いざまに、阿部ちゃんと目が合った。阿部ちゃんの邪魔すんなよオーラを感じた。
🖤「何してんの。ほら、立って」
その、目黒に手を差し出された時のことだった。
目黒を見上げながら、急に違和感を感じた。
こいつもしかして何もかも分かってて俺たちを天秤にかけてるのでは……?
なんだか癪に触ったので一人で立ち上がる。
💙「目黒、お前さあもしかして」
🖤「おっと黙って」
唇に指を立てられて息が止まった。
俺の知らない怖い目黒がそこにいる。
🖤「こういうのは、長く楽しむもんでしょう?」
くすくす笑う目黒が恐ろしい。俺は洗面所へとダッシュで向かった。
💙「阿部ちゃん!危険だ!帰ろう」
💚「なぁに?翔太、急に」
💙「俺たちは騙されている!!!」
阿部ちゃんはタオルで目をこすりながら、のんびりしている。
頭がいいくせに、勘の鈍い野郎だ。
すると、戸口で、追いついた目黒が笑って、低い声で言った。
🖤「二人とも、今夜泊まっていきなよ?」
💚「んんっ、めめっ、好きぃ……」
何度もイカされて、頭がぼんやりしてきたころ、俺は目の前で目黒の首にぶら下がる阿部ちゃんを見た。目黒は阿部ちゃんを見下ろして、笑っている。
🖤「俺も好きだよ、阿部ちゃん」
そう言って、阿部ちゃんを下からまた突いた。
💚「あんっ」
俺が驚いたのは、阿部ちゃんがもう経験済みだったということだ。
目黒が初めに挿れた時、阿部ちゃんは全然痛がってなかった。むしろよがって、自ら腰を振っていた。目黒も多分それに気づいて燃えて、阿部ちゃんを最初からむちゃくちゃに犯していた。
目黒は華奢な阿部ちゃんを挿しながら抱え、ベッドサイドまで来ると、悪趣味にも俺に言った。
🖤「ねえ、しょっぴー。阿部ちゃんと俺、繋がってるの見えるでしょ?」
わざとそう言って阿部ちゃんを上下に揺らす様を俺は見せつけられている。
🖤「しょっぴーもさ、俺と早くこうなれるといいね」
💚「はぁ、はぁ、めめ、キスしてぇ……」
🖤「キスは無理」
そう言って、阿部ちゃんの首筋を舐める目黒。阿部ちゃんは感じやすい体質らしく、目黒の愛撫にいちいち細かく反応していた。声が甘い。初めて聞く、阿部ちゃんの切ない喘ぎ声。
なんか、頭の中が麻痺してこの倒錯的な雰囲気に慣れてきてしまっている自分がいる。
俺たちは別に拘束されているわけでもなく、いつでも帰れる。
でも帰ったら、二度と目黒が手に入らないと思うとそういうわけにもいかなかった。阿部ちゃんが帰らないなら、俺も帰れない。目黒はそれを分かって、交互に俺たちを愛した。
💚「あっ………!!」
阿部ちゃんが果て、床に転がされた。
次は、俺の番…。
🖤「ふぅ、ちょっと休憩ね」
さすがに疲れたのか、目黒は隣りに来て、横になった。肘枕で、俺を見る。
🖤「休んでる間、俺に1人でするの見せてよ、しょっぴー」
目黒が舌舐めずりをしている。口調から本気なのがわかった。
💙「やだよ…」
🖤「阿部ちゃん、出来る?」
目黒が阿部ちゃんに水を向けた。阿部ちゃんは床に伏せたままで、手を自分のものに持っていった。
💚「……はぁ…」
💙「阿部ちゃん…」
🖤「阿部ちゃんの方が、可愛いなあ」
💙「や、やる!」
俺は、唾で、自分のものを滑らせて、上下にゆっくりと擦り始めた。萎えていたものが、徐々に硬さを帯びてくる。見られていると思うと、本当に恥ずかしい。でもその恥ずかしさが刺激となり、俺のが勃ち上がっていく。
💙「あんま……見ないで…」
💚「めめ…っ。めめ……俺を…見て…」
🖤「あは。言うこと真逆じゃん、最高。いいね、ゾクゾクする」
手で包み、擦っていると、先走りが出て来た。
阿部ちゃんは、声を抑えてない。俺は恥ずかしくて、唇を噛んでいた。
なんか、目で犯されているような感覚になって、しかもこれを他の誰でもない目黒に見られてるという事実がどんどんどんどん俺の中で快感に変わっていく。
💙「あ、イク………」
🖤「あーあ。しょっぴーはもう終わり?阿部ちゃんは?」
💚「んっ……めめ、前だけじゃ…寂しい…」
🖤「いいよ。手伝ってあげる」
目黒がベッドから降りて、阿部ちゃんに協力していた。さすがに疲れて、俺はそのまま、目を瞑った。耳からは2人の悩ましい声が聞こえ続ける。もういい、疲れた。何もかも、夢であれ……。
悪夢は続いていた。
それからも、目黒に誘われると、俺は目黒の家に通った。阿部ちゃんがいることもあるし、いないこともあった。
目黒は、好きとは言ってくれるけど、キスはしない。きっと、そういうことなんだと思う。 俺は、阿部ちゃんにキスされているのか確かめる勇気はなかった。
とんでもない男に2人揃って恋をし、がんじがらめに捕まり、巧みに競争心を煽られて、俺たちは目黒のペットみたいになった。
ある日。ベッドの中で、目黒が言った。
🖤「はあ、俺、そろそろ普通の結婚とかしたいんだよね」
本当にどうしてこんなやつ、俺たちは好きになったんだろう。
おわり。