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安田「あぁそうだよ、今までみんなのこと殺したのは俺だよ」
浅野「なんで、、こんなことを」
浅野はかすれた声で言った
安田「俺はいつものメンバーで過ごすのが大好きだったんだ。なのにたった一つの出来事で集まらなくなって離れていった」
浅野「本当にごめん、離れさせてしまった原因は、うちだ。」
浅野は涙をこぼしながら言っていた
安田「俺はごめんとかありがとうとかが欲しいわけじゃない。ただもう一度みんなに会いたかったんだ」
浅野「殺したら意味がないじゃないか」
俺はその言葉に腹を立ててしまった
安田「お前は毎回一言余計なんだよ。先に行ってろ。俺と谷山も近いうちにそっちにいくから」
安田は浅野に踏みよった
浅野「谷山のことは殺すな、これ以上お前を悪いやつにしたくない」
浅野はもう喋れるような状態じゃなかった
安田「もういい、」
そう言って俺は浅野の頭をパイプで何度も何度も叩きつけた
浅野は見るも無惨な姿になっていた
安田「もうすぐみんなと一緒に居られるんだ、最後は思い出の場所で死ぬんだ。」
俺は微笑を浮かばせながら家をでた
谷山「忘れ物とるだけで時間かかりすぎだろ」
谷山はそう言って笑った
安田「ごめんごめん、手がかり掴むために学校行かないか?」
谷山「あぁ!確かに何か情報があるかも」
谷山と俺は昔の話をしながら学校へ向かった
安田「谷山、あの日あったことみんな忘れてたけどあんなに大切なことなんで忘れてたんだろうな」
谷山「大人になっていくにつれ大切なものも増えていって昔のことなんて忘れてしまうからだろ」
俺は暗い表情を浮かべて言った
安田「やっぱりみんな、いつメンなんて忘れていくよな…よかった。みんなで一緒にいられるようにして」
谷山「忘れることはないだろ、あんなに個性的な奴らは」
谷山は不思議そうな顔をして聞いてきた
谷山「一緒にいられるようにしてってどう言うことなんだよ?」
俺は学校に行く道の途中で止まった
安田「ここで俺らバラバラになったよな」
谷山「そうだな…」
俺は公園にあらかじめ用意していた鉄パイプをとって谷山の前へ行った
安田「俺はずっと忘れることなくみんなで仲良く過ごせるって思ってた」
谷山「お前もしかして…」
谷山はその場で固まっていた
安田「なのにたった一つの出来事でみんなバラバラになって…俺あのグループ好きだったんだよ、みんな一人一人が個性的だし,一緒に居て楽しかったでも、すぐに壊れてしまうくらい簡単で弱い絆だったんだなって思ったんだ」
俺は思ったことをしっかり谷山に伝えた
谷山「簡単な絆なら修復できないと思う。でもバラバラになった原因である浅野も変わろうとしていたし,千秋も小村も野崎もあの日のことを頑張って思い出そうとしてくれた。そんな硬い絆,俺にはないと思う。」
安田「でももうこの世界じゃ俺ら一緒にいられない。だから俺らもあっち側に行こうぜ」
俺は鉄パイプをしっかり握り締め谷山に振り下ろそうとした。すると、
谷山「ありがとうな、安田」
俺はその言葉を聞くと大切な過去の記憶が戻った
〜中3の時〜
千秋「恋歌全然学校来ないね」
野崎「浅野も浅野で気の毒だな」
小村「このまま集まったら仲間はずれみたいじゃない?」
谷山「まあ浅野は学校きてないしな、しょうがないだろ」
ただの会話のはずなのに空気が重たかった
安田「浅野なら絶対いつか来るよ!だからそれまでみんなで待とうぜ!」
俺が話した瞬間みんなの表情に明るさが少し戻っていた
千秋「そうだよね!恋歌は明るいし絶対元気に来てくれるよね!」
小村「絶対そうだよ!笑顔でまた戻ってくるはず」
野崎「いつもうるさいくらい元気だからすぐ戻るか、」
谷山「ありがとうな、安田。みんなの元気をとりもでしてくれて…」
みんなは笑顔で帰っていった
ただし浅野が戻ってくることはなく気まずくなった俺らは一緒に帰らなくなってしまった
〜安田視点〜
俺は大切な記憶を思い出して涙がこぼれてしまった
安田「俺、もっとみんなで遊びたかった。でもみんな集まってくれなくてどうせ弱い糸で繋がっていたんだって思って、信じてた自分が嫌になった」
俺の目にはいつのまにか涙がこぼれていた
安田「時間も場所も気にせず遊びたかったんだ。だからみんなを殺して天国で遊べばいいって思ったんだ。最初はそんなこと馬鹿げてると思って辞めようと思った。」
谷山も泣き始めていた
安田「でも大人になっていくにつれ中学校の時の楽しかった思い出が頭の中に出てきて抑えきれなくなったんだ」
谷山「どれだけ俺らのことを考えてくれたのかはよくわかった。でも、やっていいことと悪いことがあるだろ,」
安田「俺も死ぬつもりだったからそんなこと考えてなかった。」
谷山「それで…俺を殺すのか?」
俺は悩んだ。でも答えは目の前にあった
安田「いや、俺がやっていることは無意味だってわかったんだ。だから殺さない。でも昔の記憶がどれだけしょうもない物でも大切な思い出であることには変わらないからしっかり覚えておいてほしい」
〜谷山視点〜
その後、安田は自首し無期懲役となってしまった。俺だけ生き残ってしまった罪悪感もあるが、野崎、小村、千秋、浅野のこと,安田のこと、昔あった些細な思い出もしっかり覚えながら生きていくことを決心した。