テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
夢見市には不思議な噂がある、なんでも、夢に関する様々な不思議な現象が起きているそうだ、興味があるわけじゃないが次の仕事場がその夢見市なので少し調べておくとしよう、
一週間後‥
(ここが夢見市か、なかなか綺麗なところだな)
夢見市は首都圏から離れた街で、田舎ではあるがこの街で取れる野菜はものすごく美味しいそうだ、この街の山の上には展望台もあって、なんでも恋愛スポットとして有名らしい、パワーストーンも有名で様々な石が取れるのだという、観光するつもりで来たわけではないが野菜は全種類買って展望台も行ってみようと思う、他にも行きたいところはあるが、仕事を優先しておこうと思う、今日はポトフでも作るかな♪
私の仕事はスクールカウンセラーという、子供の心のケアを仕事としている、今回は特例ということでこの街に来たのである、なんでも、元々ここにいたカウンセラーの先生が流行病にかかってしまったらしい、早く良くなってほしいものだ、
学校で先生との挨拶を終え、相談室で学生を待つことにした
(失礼します、)
(はい、それじゃ座ってお話ししようか)
まず、見た感じの問題はないな、ぼんやりしている印象もないと、
(今日はどうしたのかな、口で言うのが嫌だったら、紙に書いたり、落ち着いてから答えてくれていいからね)
(あの、お気遣いは嬉しいですけどいじめとかはないです、ただ寝るのがしんどいというか)
睡眠の問題か、子供の寝れない理由は様々だけど不安や、睡眠の環境、動画の見過ぎがあるけど‥
(先生を呼んだのはこの街の謎を解明してほしいからなんです)
ちょっと予想はしていたけどやはりこの問題か、
(君が知っていることを教えてくれるかな、)
この子が言うには、毎回見る夢が正夢になるそうだ、他の人は眠り続けたり、何も問題はない人もいるそうだ、
(最後にこれをもらってくれませんか?スモーキークォーツです、ちょっとしたお守りがわりになるかと思って)
仕事も終わり、学校が借りといてくれたアパートに上がり速攻でお風呂に入り横になる、必要なものは全部置いてあったので、ありがたく使わせてもらおう、
体を起こして、帰る前に買ったものででポトフとガーリックトースト、サラダ(レモンドレッシングはお気に入り)
(ポトフの味変もいるよな、粒マスタード、柚子胡椒かな)
自分の親が家庭的過ぎて料理とか家事とか全部教えてもらってできるようになったんだけど、親に感謝しかないな
食べながらカードゲームの動画を見ると昔と違って展開が長過ぎてできる気がしない
ポトフは二日ほどなら置いとけるし、カレールーを入れれば味が凝縮されて美味いんだよなぁ、
歯磨きをして布団に入る、横には目覚まし時計と目覚まし氷水、これがないとね
さて、スゥ
「ちょっと待って?!寝るの早いって!」
めっちゃ体を揺らされる
(うん?珍しく目覚まし時計が役に立ったな)
なんか目の前の女性と目が合う、反射的に氷水をぶっかける、
「いや!?」
おっと、いきなり目があって水をぶっかけてしまった、無駄に暴れたせいで私も濡れてしまう、女性に水がかかってるのは色々とまずいのでとりあえずお風呂に入ってもらうことにした、
その後、紅茶を淹れて渡してみたら機嫌を直してくれた、私は風呂を溜めないと入れないのでパンツだけ履いて質問をすることにする、別に気にしてないようなのでセクハラにはならんだろう
聞きたいことはたくさんあるがまずこれからだろう
(どこから入ったの?)
ドアは鍵を閉めるし窓も開いてるわけないし
「普通に窓から‥」
‥後で、学校に物申しておこう
(じゃあ起こそうとした理由は?)
まさか寝るだけで死ぬなんて物騒だしそれはないよな
「どう説明しようかな、レム睡眠麻痺って聞いたことある?」
レム睡眠麻痺?でもたしかそれは一時的に体が動かなくなるだけで‥
(でも、それは一時的な‥‥いや、違う)
そうか、この街で起きれない人がいるっていうのはそういうことなのか?
「お、知ってたんだ、まあつまりそういうことこの街は今夢の力が強まっているんだ、
君みたいな来たばかりの人間が寝たりなんかしたらもう起きられないよ」
つまりこの人は私が動けなくなる前に自分を起こして助けてくれた訳だ
(助けてくれたのは嬉しいんだけど私を助けるメリットはあったのかな?)
私はただの成人だ、こういうオカルトな問題は若者が解決するものではないのか?、まだ私も30代前半ではあるが‥
「なんでかな、君からは夢に対する解釈とか耐性が他の人より優れてる感じがしてね、役に立ちそうだなと、でも、優れ過ぎてる気も‥なんか何か心当たりとかないかな、物とかにもそういう力とか宿ってる物だからさ」
昔から深層心理といういわば夢を研究する学問を勉強していたが、それ以外に心当たりはないし‥
「まあいいや、ちょっとついてきて、私の知り合いに会って欲しいからさ」
いつのまにか紅茶を飲み干しており、出かける気満々で私の手を掴む、
「それじゃ、行くよ?」
いきなり目の前が見えなくなる
いきなり訳の分からんとこに飛ばされたんだけど、あれ、ちょっと待って?
(おい!まだ鍵も閉めてないし!服も着てないんだよ戻るぞ!しかも何も準備させずに連れてくるってどうなってんだ、一回帰るぞ、話はそれからだ!)