「俺今親がいなくて、 里親のところにいるんだけど、その人達俺に関心なくて、」 どぬく
『うん』 じゃぱぱ
「毎月学校に払うお金とかは払ってくれるんだけど、家にいても邪魔者扱いされるし、風呂使ったら怒られるし、ご飯は自分でアルバイトして稼いだお金で買うしかなくて…」(;ω;) どぬく
( T_T)\(^-^ ) じゃぱぱ
「…家でお金貯めてたら取られるし、最近は家にいるのが辛くなって昔よく遊んでくれた銭湯のおじちゃんのとこによくいるんだ…あのおじちゃんは風呂使わせてくれたり、ご飯作ってくれたるするんだ、」 どぬく
『そっか、大変なんだね、』 じゃぱぱ
「うん、家も学校も俺の居場所は無い、、、」 どぬく
『あの、聞かれちゃ嫌かも知れないけど、どぬの両親が居ないっていうのは、、』 じゃぱぱ
「それはね、、」 どぬく
〜回想シーン〜
「ママ!遊ぼ!」 どぬく
いいよー なにして遊ぼっか? ママ
「鬼ごっこしよ!ママが鬼!」 どぬく
よーし 捕まえちゃうぞー ママ
「逃げろー」 どぬく
\緊急放送です。ただいまこの辺りで通り魔事件が発生しております。みなさま、至急建物の中に避難していただき身の安全を確保してください/ 街のスピーカー
どぬく、今日はもう帰ろっか、 ママ
「えーなんでー」 どぬく
今怖い人が外にいるんだって、 ママ
「え!やだ!帰る( ; ; )」 どぬく
うん!お家でいっぱい遊ぼっか! ママ
「うん!」 どぬく
タッタッタッタッ グサッ ?
ウッ… バタッ ママ
「ママ?ママ?ママ?」 どぬく
〜回想終了〜
「(T . T)」 どぬく
『( T_T)\(^-^ )、、 そんなことが…』 じゃぱぱ
「うん、目の前で血が広がっていって、どんどん冷たくなって、、
もう何が何だかわかんなくなって、、」どぬく
『どぬって、シングルマザーだったの?』 じゃぱぱ
「ううん、違うよ」 どぬく
『あれ?ならパパは?』 じゃぱぱ
「パパは、最低な人だった、俺とは一切遊んでくれないし、会社終わりにパチンコとか行ったりして、帰り遅かったり、ママに暴力振るうし、浮気だって何回も、」 どぬく
『あ、、ごめん、』 じゃぱぱ
「ううん、話すつもりだったから。続き聞いてくれる?」 どぬく
『うん。どぬがいいなら』 じゃぱぱ
「ママが死んだ後、パパは直ぐに浮気してた人のとこに行って結婚したんだ、俺は居ないものとされてる、だからパパ…いやあいつとは縁を切ったんだ」 どぬく
『そうなんだ、、』 じゃぱぱ
「1人になったのが小学2年生くらいかな、実はその少し前からいじめられてて、でもママがいたから頑張れたけど、ママがいなくなってからはなんか良く分かんなくなったんだT^T」 どぬく
『話してくれてありがとう、こんな俺でよければいつでも頼ってね』 じゃぱぱ
「うん、俺がママを失って初めて心開いたかも、この話をしたのも初めてだし」 どぬく
『ほんと?嬉しいな!』 じゃぱぱ
「助けてくれてありがとうじゃぱぱ」 どぬく
『こちらこそ信じてくれてありがとう』 じゃぱぱ
「てか俺のあだ名もう付いてんの?」 どぬく
『うん!”どぬ“!どぬも俺のことあだ名とかで呼んでくれていいよ?』 じゃぱぱ
「うーん、じゃあ”じゃっぴ“で!」 どぬく
『うん!よろしくどぬ!』 じゃぱぱ
「よろしくねじゃっぴ!」 どぬく
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