テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
馨「また元カノの所?」
ほらまた始まった。
紫苑「いやぁ、だって…」
お得意の自己弁護、言い訳が。
何か言っているが聞く気力なんて無い。
馨「…分かったよ」
呆れてため息をついた。
紫苑「ごめん、ありがとー♡大好き、馨」
ちゅっ、
…また始まった。
ごめんからのKissのパターン。
馨「ん、いーよ」
なんでクズを好きなのか自分でもよく分からない。
________
あれから1週間、1回も会っていない。
馨「はぁ…」
そろそろ来てくれたって良いのにな。
周りからも『そもそもアイツと付き合うのが間違いだろ。』とか言われまくりで。
分かってるんだけど、分かってるんだけど…、
“いつか僕だけ”とか、そんな夢見てしまう。
馨「バカだなぁ…、僕」
prrrrrrr
そろそろ寝るか。
なんて思っていた矢先、電話が鳴り響く。
馨「誰だろ…」
こんな時間に。画面を見ると《紫苑》の文字。
それを見た瞬間飛びつく様に電話に出る。
馨「もしもし?」
紫苑「あ、馨ー?寂しかったから電話しちゃった♡」
馨「こんな時間に?」
寝る時間だけど。そう1週間の恨みをぶつける。
紫苑「あは、ごめん怒んないでーっ」
今さっきまで元カノと買い物に行っててさー。その言葉を聞いた瞬間理解する。
馨「…」
あぁ、そっか。紫苑は全然僕に興味ないんだ。
馨「紫苑…もう、別れよう」
紫苑「ぇ、?え、なんで?!」
急に??別れ話を切り出された理由が全く分かってないらしい。
馨「急じゃないよ、」
それを聞いて紫苑は黙ってしまった。
馨「紫苑が好きなのは自分でしょ?」
そう聞きながら困った様に笑う。
紫苑「…」
馨(否定はしないんだな、)
自分から言ったけど、否定して欲しかった。
やっぱり僕に興味ないじゃん。
紫苑「そりゃ、全員好きだけど、馨だけなんだって!」
…その話もう聞き飽きたんだよ。
馨「そう言って、そもそも大体僕に興味ないじゃん」
紫苑「そんな事ないって、!だって…っ、」
ほら、そーやって誤魔化す。何も言えないじゃんか。
馨「そういうとこだって、紫苑。」
「分かんないかもしれないけど、僕だけ好きになって欲しいんだよ…。」
頭が痛くて抑える。
どうやったら紫苑は自分だけ考えてくれるのか、一生懸命考えるが思いつかない。
どんなアピールも意味ないし、気づいてくれない。
紫苑「…」
沈黙が続く空気を切り開くようにパンッと手を叩く。
馨「ん、よし!友達に戻ろう!」
今寂しい時だって逢いにきて欲しい。
紫苑がそんな事する訳ないのに、。
ブツッ、
電話が切れてしまった。
馨「あーぁ…、」
泣きそうになって上を向く。
馨「はー…明日、紫苑と同じ仕事場じゃない事を願うよ…」
もし紫苑と同じ現場になったら全く集中出来なくて真澄隊長に注意される自分が想像できる。
馨「…、切り替えよう。」
立とうと手を膝に付いた瞬間、
ピンポーン
とチャイムが鳴る。
深夜に電話に別れ話、チャイムとか…。
馨「厄日でしょ…、」
そう思いながらフラフラと玄関へ歩く。
馨「はーい…」
扉に手をかけるとガッと扉を乱暴に開かれる。
紫苑「ハッ”ハー…ッ具体的にどこがダメだった、教えて…っ」
ゼーハーと息切れしながら喋るもんだから、言葉が途切れ途切れになる。
馨「紫苑っ!?」
紫苑「よォ…深夜にスミマセンねー」
馨「いいけど…」
紫苑「で、?馨、質問に答えてよ」
馨「一緒にいる時携帯ばかりいじってるし、少しくらい期待させて欲しかったよなー…って」
グイッ
馨 「ッ?!」
急にベッドに乱暴に放り投げられ、困惑する。
馨「な、なに」
紫苑「もう良い…黙ってたけど。」
馨「は、?」
紫苑「馨に誕生日プレゼント考えてたんだよねー」
そう言いながらすぅ…ーっと手をなぞる。
馨「ぇ…っ、ん??」
紫苑「ふは、変な顔」
馨「え、あの、元カノの所に何回も行ってたのは!?」
紫苑「男へのプレゼント何が良いとか俺分かんないからさー」
一緒に選んでもらってたの♡なんて軽い調子で言うもんだからはぁぁーっと脱力してしまう。
馨「待って…、もう…僕バカじゃん…」
恥ずかしくて顔を覆う。
紫苑「プレゼントあげる前に別れ話とかまじ焦ったかんね」
「柄にもなく急いで来ちゃった。」
馨「あぁーっ、もぉー!」
紫苑「でぇー?”僕だけのものになって欲しい”だっけぇ~??」
馨「ぅーわ、死ねばいいのに」
紫苑「ひっで」
ちゅ、
馨「ん、」
紫苑「嬉しかったよ、」
馨「…そ//」
紫苑「んふ、今日寝れねぇなー♡」
そう上機嫌に言う紫苑へ復讐心が芽生える。
馨「1週間離れてたのは許してないから」
紫苑「え、お手柔らかに…」
馨「無理」
紫苑「きゃーっ♡襲われちゃーう」
馨「へー、襲っていいんだ」
マジなトーンで答えるから本当に焦る紫苑。
紫苑「嘘嘘!俺攻めだかんねっ?!」
馨「チッ、」
紫苑「なに、攻めたいわけ?」
「あんなけ気持ち良さそうにしてるのに…。」
まぁ。とお嬢様の驚き方でそう言う。
馨「言わなくたっていいでしょ…ッ!!//」
紫苑「へーへー、笑。また今度な」
軽く頭を撫でてから手を掴む。
馨「今日下なのは決定事項なわけね…」
紫苑「ん、当たり前じゃーん♡」
馨「いつか覚えとけよ」
紫苑「うわ、ガチなやつじゃん」
_________
一応、 曲パロなんどす…。
終とか言ってたけど、 誠実_しおかおの続き。 なんの曲でしょー。笑
💜の「全員好きだけど、」の台詞は大の女好きだからまだ元カノに気持ちはあるけど、今は本当に🌳の為に誠実になろうとして頑張ってる最中なのでまぁ🌳の許容範囲です。
なのでそれについては🌳は怒っておりません!笑
話変わるけど、
同期になると(人による)🌳ってちょっと口悪くなると思ってるのは私だけでは無いはずだっ!!
コメント
2件
神...?うん、神だ... R18がほしいです!yu-maさん!!!神よ!しおかおR18をください!
次はかおしお目指すね。 ほら、気分屋ですから溜まってる小説は…ね!w それもまた気分🫰((