テラーノベル
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ドッキリが始まって、三日——。
深澤と渡辺は、明らかに変わった。
やけに優しくて、やけに気を遣ってくる。
🧡(……こんなん、しんどいって)
申し訳なさが、胸に溜まっていく。
早くネタばらししたい。
早く終わってほしい。
そう思うほどに、終わりは遠く感じた。
そんな中——
久しぶりに、目黒と同じ現場になる。
どうやら、二人から話は聞いているらしい。
だからだろうか…
今日の目黒は、ずっと俺を見ていた。
遠くからでも、視線を感じる。
何度も、目が合いそうになる。
逸らしても、また向けられる。
心配してくれているのだろうか。
向井は胸が痛む。
──────────────
休憩。
🧡「はぁ……」
小さく息を吐いて、
また目薬を取り出す。
ぽた、ぽた、と目に落とす。
そのとき——
コンコン。
ガチャ。
🖤「康二」
🧡「……めめ」
名前を呼ばれただけで、心臓が跳ねる。
迷いなく、まっすぐこちらへ歩いてくる。
距離が、一気に縮まる。
そして——
片手で、そっと引き寄せられた。
🧡「……えっ」
自然すぎる動きで、抱きしめられる。
逃げる隙なんて、与えられない。
🖤「康二」
耳元で、低く名前を呼ばれる。
🖤「俺には、隠し事……なしだろ?」
🧡「……っ」
言葉が、出てこない。
視線を上げると——
まっすぐ、見つめられていた。
🖤「何があった」
🧡「……えと」
🧡「その……」
戸惑う俺を、
ただ、静かに見つめ続ける。
急かさないのに、逃げられない。
🖤「……いいよ」
ふっと、力が緩む。
🖤「今は、無理に言わなくていい」
でも——
次の言葉が、重かった。
🖤「いつでも、家来ていいから」
🖤「そこで、話聞くよ」
🧡「……っ」
🖤「とにかく、ひとりで抱えんな」
そのまま、ゆっくりと体が離れる。
さっきまであった体温が、急に遠くなる。
🖤「……じゃ」
それだけ言って、
静かに部屋を出ていった。
――パタン。
🧡(……なんなん、もう)
胸の奥が、ぎゅっと締めつけられる。
🧡(みんな……優しすぎるやろ……)
申し訳なさと、
それ以上に膨らんでいく感情。
🧡(ごめん……ほんまに……)
視界が滲む。
今度は、目薬じゃなくて——
本物の涙だった。
つづく。
みーぶる .
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すのもの
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コメント
10件
みんな優しすぎて天国に行ってしまう…😇 メロい男しかいないじゃん最高かよ(( この後の展開どうなるんだろう…
いやぁ🖤優しすぎるぅ... みんな、優しすぎますよね🙂↕️🙂↕️ あと何話あるんだろう、 他のメンバーも登場するのかしら、🤔 とにかく楽しみにしてますっ!💞
めめにスクールカウンセラーやって欲しい(前にも言ってた気が) MIさん、いつも最高な作品をありがとうございます!^^