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みーぶる .
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すのもの
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――4日目。
もう、限界だった。
🧡(こんなん、もういやや……)
優しさが、重すぎる。
休憩室。
🧡「はぁ……」
ソファに座り込む。
その瞬間——
💜「…康二」
💙「おい」
🖤「……いた」
三方向から、同時に声。
🧡「え……?」
顔を上げると——
三人が、揃って立っていた。
🧡「なんで、みんな……」
💜「いや、ちょっと気になってさ」
💙「まだ落ち込んでんのか」
🖤「放っておけなくて」
逃げ道は、完全に塞がれた。
🧡「あ、えっと……俺、大丈夫やで?」
💙「そんな顔で言うな」
💜「全然大丈夫じゃないじゃん」
🖤「無理してんの、バレバレ」
🧡「……っ」
言葉が詰まる。
三人が、じりじりと距離を詰めてくる。
💜「ほら、こっち来いよ」
深澤が、隣をぽんぽんと叩く。
💙「いや、俺のとこ来いって」
腕を引かれる。
🖤「……康二こっち」
低い声。
そのまま、手首を掴まれる。
🧡「ちょ、ちょっと待ってや!?」
完全に挟まれてる。
💜「無理すんなって言ってんの」
💙「俺を頼れって」
🖤「そろそろ話してくれてもいいんじゃない?」
三人とも、真剣な顔。
その距離の近さに、息が詰まる。
🧡「ほんまに……大丈夫やって……」
💙「嘘つくな」
💜「なぁ、どれが本音?」
💙「“大丈夫”ってやつ?」
🖤「それとも——今の顔?」
🧡「……っ」
逃げられない。
三人とも、引かない。
💜「とりあえず座れ」
肩を押されて、ソファに座らされる。
そのまま——
💜「よいしょ」
隣にぴったり座ってくる。
💙「おい、狭いんだけど」
渡辺は反対側に座る。
🖤「……」
目黒は正面からしゃがみ込む。
完全包囲。
🧡「ちょ、近いって……!」
💙「嫌なのかよ」
💜「話してくれるまで、どかない」
🖤「どうせ逃げるんでしょ」
🧡「逃げへんわ!!」
思わずツッコむ。
でも——
その一瞬の隙をついて。
💙「康二…」
頬に触れる。
💜「顔赤いよ?」
💜「熱あるんじゃない?」
額に手が当たる。
🖤「……震えてる」
手首を優しく握られる。
🧡「ちょ、ちょっと……!!」
もう限界。
心臓が、うるさすぎる。
🧡(なんなんこれ……!!!)
💜「康二…こっち向けよ」
優しく名前を呼ばれる。
💙「いや、こっち向けって」
🖤「二人とも、康二が困ってる」
三人の声が、重なる。
🧡「……っ」
視界が滲む。
🧡(あかん……)
🧡(ほんまに泣きそうや……)
🧡「っ……ごめん……」
ポロッと涙が落ちる。
💜「謝んなって」
💙「そんなに泣いたら…目、腫れるぞ」
🖤「……かわいいな」
🧡「ちょ、最後なんなん!?」
三人が、ふっと笑う。
でもその距離は、離れないまま。
🧡(もう……無理……)
🧡(心臓もたへん……)
心臓は、ずっと鳴りっぱなしだった——。
つづく。
コメント
1件
読了しました……4話、もう心臓が持たないやつでしたね🥀 康二くん、完全包囲されてて「逃げ場がない」って表現がめっちゃ刺さりました。三人それぞれの距離の詰め方が違うのに、どのルートも優しさで塞がれてて、むしろその優しさが重くて苦しいのもすごく分かる。 でも最後に「かわいいな」って微笑む空気、あれ一番ヤバいやつですよね……(いい意味で) この距離感、これからどう動くのか気になって仕方ないです。更新楽しみにしてますね🖤