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『4話 電鈴障子』
塔葉維月の説明から2時間後、ピッタリに塔葉維月は俺の部屋を訪れた
七「…本当にピッタリとか、ロボットかよ」
塔「常識だ。それと俺の方が先輩だから敬語な」
七「はぁ!?どうせお前、高校生だろ!」
塔「残念だな、25歳だ」
七「うわっ、ジジイじゃん」
塔「…それより、今から早速戦いに行ってもらう。着替えろ」
七「え…は?今から?」
いくらなんでもいきなりすぎないか?
塔「そうだ、まぁ先輩の戦いを見るだけだけど」
七「それならいいけど…」
俺は塔葉維月から渡された制服を渋々と身につけ
そして最後に、残り寿命を示す腕時計をつけた
俺の残り寿命は77年らしい
塔「…いいじゃないか、馬子にも衣装ってやつか」
七「なんかキツくね?」
塔「文句言うな。」
七「それで、先輩って誰?お前?」
塔「…俺じゃない。入ってこい」
そう言うと、誰かが俺の部屋に入ってきた
?「初めましてだねん」
電「アタシは電鈴障子、しょーこお姉ちゃんって呼んで」
ピッチピチのギャルだった
七「…こいつが先輩?」
電「コイツって言うなし」
塔「頼りなさそうに見えるが、意外と強いんだ。しかも俺と同い年」
七「あ、まじ?」
塔「…じゃあ、さっさといってらっしゃい」
電「ほら行くよー、ななっぴ」
七「ななっぴ…」
俺は頼りない先輩について行くことになった
【車内】
七「…」
電「ななっぴってなんの才能持ってんの?」
七「才能?」
電「あれ?いつきっちから聞かなかった?」
七「特に…」
電「じゃあお姉ちゃんが教えたげる」
電「ここに来る人はなんかの才能を持ってるの。そういう人しかここ来れないし」
電「それを使って戦うんだよ」
七「へぇ…」
じゃあ俺の才能は…幸運かもしれないな
電「ちなみにアタシの才能は…」
電「見てからのお楽しみ」
七「なんだよ…」
そんなこんなしている間に、目的地に到着した
【廃ビル】
元々会社があった廃ビルで、中にはネズミやら虫がウジャウジャといる
電「この中にアタシたちが探してるターゲットがいるらしいよ」
七「…殺すのか?」
電「もちのろん、殺して死亡確認できたら終了だよ。今回はななっぴは見てるだけでいいから」
七「わかった。」
電「じゃあ、ちゃっちゃと…」
電鈴障子は大きなハンマーを取り出した
電「殺しちゃいますか」