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やはり三毛猫さんのは最高ですね
俺、凸もりには片想い相手がいる。
その人は…
「凸さん、明日のテスト大丈夫?」
そう、さもさん。
どこが好きって…もう全部!
とにかくかっこよくて可愛い!昨日の朝なんておでこくっつけたらめっちゃ顔赤くしてて!とにかく可愛いんだよ!
………でも気持ちを伝えられてない。多分さもさんも俺のこと好きなのかな〜なんて薄々気付いてはいるけど、恥ずかしくて告白出来ない。
だから今は片想いみたいな感じになってる。
「テスト…普通に範囲ムズすぎて無理!さもさん教えて!」
「仕方ないなー、じゃあ放課後図書室で教えて上げるよ。」
「やった!ありがとさもさん!今度なんかお礼するね!」
「別にいいよお礼なんて。」
優しい…そういうとこも好き…
〈放課後〉
「さもさん、ここってどうやって解くの?」
「えっとね、そこはこの公式を当てはめて…」
「なるほど!さもさんの説明分かりやすい!」
「ありがと」
…気付いたら俺たち以外人居なくなってるな。
………こ、告白のチャンスでは?
「…あのさ、さもさん」
「ん?何?」
「…………………………………今度、お礼に駅前のところのクレープ奢るよ。」
…言えなかった…
「え、お礼いらないって言ったのに。」
「そ、それでも奢らせてください。」
「んーじゃあいいよ。」
一体いつになったら俺は告白が出来るのか…
…もうそらそろ帰らなきゃな、もう18時か。
「もう帰ろっか。」
「だね、今日はほんとありがと。」
俺達は途中まで一緒に帰って、さもさんと別れたあと俺はため息をついた。
「はあ………まだ告白は出来なくても、せめてデートぐらいはしてみたいなあ…」