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おっほっほ(?)


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ゆかりちゃんだう(?)

٩( ᐖ )وレッツラゴー!!







そろそろ戦闘が始まる時間だ

薔薇の効果や疲労は空のおかげで回復することができたものの、流石に初手であんなものを見せられては先が思いやられる

少女「というかわしって技とか使えたりしないんかな」

少女「なんかこう…どっかーん!!みたいな感じのやつ!!」

…と、空に聞くと

静かに頷いた

少女「…え?もしや…あるのか?」


《_戦闘を開始します》


その放送の直後…

さっきまで綺麗に修復されていたはずの床が一気に破壊され、空高く飛ばされたのだ

少女「おわッ…!?」

不意打ちだった

なんとか空がキャッチしてくれたようだ…が、そもそも空の体が鋼鉄以上に硬いため重力を操作しても痛いもんは痛い

少女(おっふ…背中が…背中がぁぁ…)

少女「あ、じゃなくて今の攻撃なんじゃ!?」

見事に大破した床を見てみると、真ん中辺りに紫色っぽい人の影が見えた

…いや、地面に突き刺さっていた

もしくは上半身だけが出ている状態

??「あ〜…初手でこれは…やりすぎだったかな…」

??「…でもキミなら大丈夫だろって思ったから…ボクは悪くない…よね」

棒読みのようにそう言って無表情で見つめるのは、恐らく紫という者だろう

すみれ色で、バッサリとテキトーに切ったような短めの髪の毛

薄い紫色の布のような服を着ていて、全体的にボロボロだった

そして極めつけは腐った身体

真っ黒で死んだような目をしている上に、かなり痩せていてところどころツギハギ、関節は今にももげてしまいそうな程に痛々しい

よく目を凝らすとわかるが、髪の毛の隙間から植物が生えている

そんな少年とも少女とも見分けがつかないような中性的で割と小柄な体に、まるで酷い実験でもやられたかの如く両腕に複数の注射の跡や解けかけた包帯がある

少女(や、やけに痛々しい…というか痛々しすぎんか!?)

少女(何があったんじゃ…)

紫「本当は…キミに、こんなことしたく無かったんだ…」

紫「でも、仕方ないから……」

紫「せめて…痛くないように……眠らせてあげるから」

すると地面から大きな深い紫色の水滴のようなものを召喚し

ある程度まで近付いてきたと思ったところで、一気に分裂して襲いかかってきたのだ

少女「ええぇええ!?」

少女(あ、そうじゃ!さっき言ってたどかーんってなるやつ!!)

少女「今こそ使うべk__」

と言おうとした瞬間に、あのときにかなり飛ばされていた比較的大きめな瓦礫の影に移動していた

当然ながら少女は、そんなー(´・ω・`)の顔をしていた




紫「あれ、いない……」

さっきまで自分の頭上にいたあの少女が突然消えた

そして目の前には空の姿

紫「…まさか、ボクから…あのヒトを守るとか言わないよね…」

機械、もとい空に感情は無い

だが変わらない意思はある

紫「……ああ、そうかい…」

紫「…機械風情がッ!」

いきなりキレたと思うと、地面から抜け出した紫の腕は強靭な鎌のような形へと変化した

その姿はまるで‘‘カマキリ’’

昆虫の中でも肉食性であり、通常ならば自分より小さい生物を捕食する

だが、大きさによっては大型の肉食昆虫や小動物を喰らうこともあり、主に動くものに敵対心を向けるそうだ

紫「…どうした?……かかってこないのか?」

アンチグラビティを使えば都合のいいように飛ばすことも可能だ

それでも怒りをあらわにした今の紫はどんな状況になろうがゴリ押しでなんでもやってのけてしまう

それに‘‘あの生物’’に変化されると厄介なことになってしまうのだ

それなら逆に刺激しない方が少しはマシだろう

紫「……って思ってるんでしょ」

空「…!」

紫「ボクが…どれだけの実験を重ねてこうなったかなんて知る由もないくせに……!」

紫「電波の…キャッチ?そういうのもこの脳に埋め込めれてんのさ……」

紫「思考を読むなんて、簡単…」

そう言いながらまるでハヤブサのような速さで向かってくる

ハヤブサの最大速度は時速390km

車でも出せない速度だ

光や音の速さよりはまだ遅いが、それでも生物の中でトップクラスの陸海空の生物の中で最も速いとされている

すなわち、紫はあらゆる生物の個性を掛け合わせた攻撃を仕掛けてくる

やはりさっさと終わらせた方が最善だったか…

空は背中から羽型の物体を出して速度を上げつつ避けるのみ

紫「あ…避けるなよ…!」

紫「ボクの脳が弱ってんの……キミだって…知ってるだろ…!」

空「……」

少し無言が続いた後、空は手話でこう言った

‘‘知らない’’

‘‘どうでもいいから忘れた’’

紫「…煽ってんの?」

紫「キミって…ほんっとムカつく…」

すると今度は熊のような大きくて立派な毛並みの腕に変化させる

そして空に飛びかかってきたので、後ろへ避けた瞬間_

空「!?」

何かに絡まったかのように体の自由が効かなくなった

そこには無かったはずの巨大な蜘蛛の巣が張り巡らされていた

それに体の鉄の部分が徐々に溶けていってるようで、酸で溶けるような音と共に煙が立ち上る

紫「どう…?ボク特製の、とっておきの罠……ボクをこんな目に会わせたあいつらが開発した強力な溶解剤」

紫「これ、キミに使うのが……初めてだったんだよね…」

紫「こんなところで使うとは…思ってもいなかったよ……って、うわぁっ!?」

羽のような色とりどりの物体は、ただ飛ぶだけのものでは無い

その色に合った属性を帯びた攻撃をするために付けられた

不意打ちならこちらも得意

空(身体がいつまで持つかわからない以上、手加減は無し)

空(あの子は移動させたときにバリアを張っておいたからこちらには来れるはずもない)

空(つまり、あの子を無事で帰すには自分が終わらせるしか無いということ)

紫「ぐッ……卑怯な……!」

空(この個体…いや、紫の方が卑怯だと思うのだが)

空(下等生物如きの真似事をしたり罠を張り巡らせたり…)

空(実験とやらのせいで性格が歪んでしまったのだろうか)




少女「いつまでも守られてばっかじゃなんか嫌なんじゃ()」

少女「わしだけ弱いやつみたいじゃないか…」

少女「それに…」

ここから出さんかぁぁぁ!!!

少女「空ってば!!なんでバリアみたいなの張ったんじゃ!!」

少女「このままだと攻撃できないしどんな状況かも瓦礫で遮られててわからんぞい…」

少女「……腹立ってきた」

少女「こうなったらもうなんでもいいからぶっ放してやる!!!」

恐らく空と紫がいるであろう方向へ両手をかざす

そしてとにかくなんでもいいからエネルギー集まれと言わんばかりに強引に周囲のエネルギーを集め…

バリアを飲み込む程強大な魔力が両手に集ってしまった

少女「え゙!?流石にちょっとデカすぎ__」

耐えきれず放った砲撃は…

丁度2人にクリーンヒットした

というか、してしまった…


_色彩光

様々なエネルギーを属性の宿った光の魔力に変換し、それをヤミナベの如く混ぜて眩いほどの極太の光線に変えて放射

全属性を宿し、尚且つ周囲にあるほとんどのエネルギーを集めているため威力はとんでもないらしい

いったい誰がこんな技を少女に与えたのだろうか…




しばらく経った後に空が目を覚ますと、少女が横でぐったりしていた

紫の姿はどこにも無い

何か大きなものが衝突してきたような感覚はあったものの、それ以外は視界が真っ白になったことしか覚えてない

もしかしてこの子が…


空(…少しずつ、かつてのあの子に近付いてきているのかもしれない)




《_次の戦闘まで、‘‘あと1分’’》








意味不作できあがったぜ…(´^ω^`)

吾輩のオリキャラ地味に再現ムズいんじゃ…(´^ω^`)

そして1分っていうすげぇ短い時間な( ᐛ )これでチートが来たら負けることも…有り得ない?いや、ア○エールでしょ((


|Д´)ノ 》 ジャ、マタ

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コメント

4

ユーザー

ゆかりちゃ!!ゆかりちゃ!!!!!!!

ユーザー

中人)少女多分お前がナンバーワンだ()

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