Broooock視点
どうしよっかな…
もちろんスマイルには元気でいて欲しいし、でもスマイルなりにいて欲しいし…
…でも決めた
br『ごめん、ちょっと抜ける』
nk「ん?おけー!」
br『いくよ』
sm「…え、俺?」
「えっと…なんで?」
黙って腕を引っ張る。
sm「わかったよ…」
「ちょっと俺も行ってくる」
kr「はいよー」
br『ねえ』
sm「なんだよ…」
br『なんでそんな元気ないの?』
『やっぱり僕のせい?』
sm「……は?」
急に聞かれて、そうならない訳が無い
大抵の場合は隠し通すと思う
それにスマイルも多分、そのタイプかな
sm「元気ない…?そんなことないと思うけど」
「ていうかBroooockは何も悪くないし」
br『うそやめて』
sm「…わかったよ」
……お?
sm「俺は一応、口元とかでなんて言ってるか分かりはする」
「だけど、もう何が何だかわからなくて、何も聞けないから何も出来なくて…」
「それが、辛くて…」
…やっぱり、僕のせいだ
僕がこんな事に皆を巻き込んでしまったから
皆は何も関係ないはずなのに、僕が…
sm「…Broooockこそ、なんかあるんじゃないの?」
「急になにか書く訳でも無く黙り込んで」
っえ…
br『僕はそんなことない』
『スマさんに聞きたいだけだから、ぼくのことはいいよ』
sm「いいとかそういう話じゃなくて」
「俺が聞かせろって言ってんの」
br「……!」
スマイルが…?僕に?
br『これは僕のことだから』
『いいんだよ』
sm「早く」
br「……」
なんでそこまで僕のことを聞きたいの?
わからないよ…
br『こうなったのは全部ぼくのせい』
『だから僕がやる』
sm「だーかーら」
「Broooockは何も悪くないっての……ったく」
面倒くさそうな表情を浮かべる
そんなの認めたくないよ…
だって、シャークんの触覚が無くなったのも、スマイルの聴覚が無くなったのも、きりやんの視覚が無くなったのも、僕の声が無くなったのも
全部全部、僕が
僕が”Bunny”だから、ただの人間の”Broooock”じゃないから…
br『認めたくない』
sm「…っそ、自分のことを認める認めないなんてことは」
「お前が勝手にやっとけ」
br(コク
sm「さて…話はそれだけ?」
br『うん』
『あと、本当にごめん』
sm「だからお前は何も─」
「…ん」
なんか、気使わせちゃったかな…?
sm「とりあえず、早く戻るぞ」
そのまま黙って頷いて、スマイルの後に着いていく
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
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