生まれた頃から花畑の中にいて、花畑の中に で育った。動物達が果物や寒さを凌げる場所や湖を教えてくれた。
「?薔薇?」
ポトリと果物をもっていた手から薔薇の花びらが落ちてきた。
「りゅーこれなに?」
りゅー、よく俺に果物を持ってきてくれる育ての親のような存在、見た目は鹿本当に鹿でも何故か喋れる。
『花の魔法だな』
「?なんかすごいやつ?」
『いや、珍しいが使い道がなくて落ちこぼれとされている』
ガーーーン
『そんな落ちこむな、花は植物だ』
「??」
『自分で考えてみろ』
「うん!」
はくしゅ
『…最近くしゃみ多いいな』
ぶわり、いつも通り誰も通らない森、その奥にある花畑で遊んでいると大きな風が吹いた、その風に乗られ花びらは上に舞い上がった。
りゅーのまじゅつはきれいなの!
?「人、か?」突然後ろから声がした。
ここに人が来ることは無かったから、びっくりしてりゅーの後ろに隠れる。
「りゅ、りゅー」
『だれだ』
?「し、鹿がしゃべ、」
『誰だと聞いている』
?「あ、私は魔法学園の教員です、ここにすごい魔術師がいると聞いて、ぜひ教員になってはくれないかと。」
『言っておくがその風の魔術師とやらは今はいないんだ』
「ね、ねぇりゅー」
『…大丈夫だ他の奴らと遊んでいろ』
「や!やだ、離れないで」
『…分かった、離れない』
「うん!」
りゅー____
その後風の魔術師の知っているんですか!?
見かけましたか!?今どこにいますか!?とか 聞かれ続け、とりあえず友人と言ったら悪化したので確実に選択をミスった。
?「ご友人でしたか!ぜひとも教員にと!」
(し、しつこい!)
『だからならないと言っているだろ!!』
ついにイラついて変身を解いてしまった。
魔力の制御が不安定になってしまった、修行し直しだな
「あ、大人のりゅーだ!」小さい手で黒いローブに抱きついてきたので頭を撫でる。
「えへへ」
「し、鹿が、貴方様は!」
(鹿が喋ってる時点で想像つくだろ、)
『言っとくが僕はユーから離れる気は無い』
「ならその子も学園に入ったら来てくれますか!?」
(これだから人間は身勝手で嫌いだ…)
「学園?」
「学園行ける?」
『ふむ、行きたいか?』
「言ってみたい!」
?「そのお子さんも学園に入れて下さり構いません!」
『はぁ…そういう事なら引き受けよう』
?「本当ですか!」
『ただ、僕は人に教えた経験がない』
「それでも大丈夫です!」
ユーのためならしょうがあるまい。可愛い息子の為だ
ワタシ、バカスギテ、カイワ、ノ、ナイヨウ、ウスイ、ゴメンネ
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