コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
海Side
朝、眠い目を擦りながら起きて洗面所で顔を洗う。
今日はオフなので、家でゴロゴロしようとベットへ向かう、稜雅もオフなのでできるだけ寝させようと起こさないでそーっと横に寝転がる。
「ほんと寝顔可愛いな…」
そう言ってそっと稜雅の髪を撫でた。
その温かみはいつも以上に温かく、熱いまであった。
異変を感じた俺は前髪をどかし額に手を当てる。
「やっぱり…」
「風邪ひいてる…」
感じ取れる体温は37度くらいと微熱。
急いでお粥を作ろうと立ち上がる、と。
『ん゛…』
苦しそうに唸る稜雅。
「すぐ作るから待ってて…」
そう言って、急いでキッチンに足を運ぶ。
「よし、出来た、!」
急いだ割にはなかなかに上出来な仕上がりだと思う。こぼさないように素早く運び、稜雅のいる寝室のドアを開ける。
『あ、やっと来た… 』
そこには、寝ぼけてアホ毛をぴょんとたてる稜雅の姿。
「寝ててよかったのに…」
『待ってって、言った…//』
「え、そうだったの?」
『ん、不安だった…/!』
目に涙をうかべながら訴えかける稜雅。不覚にも可愛いと思ってしまった。
「ごめんね、気づかなかった…焦」
『別に…』
「拗ねないで〜焦」(撫
『ん、//』
『お腹すいた…/』
「あ、そうだお粥お粥」
そう言って稜雅の目の前にお粥を差し出す。けど食べようとはせずこっちをじーっと見ているだけ。
「?」
首を傾げると稜雅は察し悪いなって顔しながら『あ、』っと口を開けた。
「あ、あ〜!」
「はい!あ〜…!」
『あー、っん…/』
「どう?」
『美味しぃ…//』
「良かった、!」
「もう一口食べれる? 」
『うん…/』
「じゃあ、あ〜」
『あー…//』
あ〜って言う割には一口が小さいな… まぁ、そこもまた可愛いんだけど笑
そんなこんなで無事にお粥を完食できたので、冷えピタを稜雅に貼り、俺は皿洗いに行こうとする。
「稜雅は安静に寝ててね」
『海、どっか行くの、?』
「皿洗いに行ってくる笑」
『やぁっ、行かないで…』
「大丈夫だよ、すぐ戻って来るから笑」
『やぁだっ、こわいよぉ…』(泣
「?!」
稜雅は疲れた時や営みをする時は甘々になる。
だが、弱り悲しんでいる時も甘々になるとは思ってなかったのでびっくりしてしまった。
「ごめんね、ちゃんとここにいるからね 」
『ほんと…?』(泣
「うん、ほんと」
『じゃあ、ぎゅーして…?/』
「もぉ〜稜雅さんはどこまで可愛いの〜?笑」(抱
『ん、こんな俺やーや?/』
え、今聞きました?
『やだ?』の所『やーや?』って言ってましたよね?何それ可愛いすぎ、ほんと風邪じゃなかったら今すぐに襲ってた。
「やーやじゃないよ」
「むしろ可愛い♡」
『ん、良かった…//』
そう言って照れながら俺の肩に頭をグリグリする。やること一つひとつが小動物みたいで可愛いんだよな〜♡
「安心した?」
『ん、した』
「じゃあ、寝よっか」
『じゃっ、おてて繋いで…?/』
おてて?!手のことおててって言うんですか!稜雅さんは?!
「もちろんいいよ♡」
『ん、良かった…/』
うるさい心の声を沈めながら手を差し出す。すると、稜雅は人差し指だけをぎゅっと握りしめた。
「ん゛ん゛んッ…」
『大丈夫…?』
「うん、大丈夫 大丈夫笑」
嫌々、全然大丈夫じゃないでっせふなっさん。
握り方ほぼ赤さんと同じですよ。
沈めてた心の声ちょっと出ちゃいましたし。
「風邪早く治ってね」
『ぅん…』(寝
「ふふっ笑」
「おやすみ」
ちゅっ
無事に稜雅さんの風邪は治りましたとさ。
おまけ
治ったあとのお話
「じゃあ稜雅さん?」
ドサッ
『ふぇ?なんで押し倒されてるんですかね?』(怯
「あんだけ俺の事煽っといてそれは無いでしょ〜笑」
『えぇ…煽ったつもりは…』
「とりあえず、服脱ごっか♡」
『ひぇっ、』(怯
今度は腰がやられた稜雅さんでした。
こんにちはこんばんは主です!
連続投稿ですね(*^^*)
けど、私やる気ある時とない時のムラがすごいのでもしかしたらあとちょっとでめっちゃ投稿頻度が遅くなっちゃうと思います💦
そして今日のストーリーは私が風邪気味なのでそれを元にして書いてみました笑
それではまた次の投稿で!👋