テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「いらっしゃいアニキ。」

「よっ、りうら」

「ハハッ、ここではリューマって呼んでくれるかな?」

「いや、巫山戯とんのか。ぜってぇ呼ばねぇwww」

「言っとくけど、俺にココでタメ語話せんのアニキぐらいだからね?」

「やったね、俺だけ特別〜」

りうらに、案内され、部屋の奥に行くとどデカいベットとソファがあり、如何にもの雰囲気が出されていた。りうらが働く風俗はソープランドという場所で基本的には手や口で行うだけの仕事だが、個室の部屋の中ではお客様と女の子or男の子の自由恋愛なので店は関与することなく本番行為によるサービスもする事ができるらしい。

「んで?アニキはどれぐらい溜まってんの?」

「それをガチで言っているのならばお前の顔面に1発かますからな。」

「ふはっ、冗談冗談。でも、フリーターの性事情とか気になっちゃった。」

「お前、それバカにしてんだろ。残念だから俺は今日の夜大人な予定があるからな一応。」

「は!?え、誰と誰と!?まさか、あの女の子!?」

「依頼人に、手を出すようなバカに俺は見られとんのか?」

「え、だって、それ以外、、相手居ないし、、」

この男は実に失敬だ。確かに本気の恋愛感情はないにせよ、予定ぐらいはあるもんだ。生意気な顔をする彼を裏目にソファに座ると想像の100倍ぐらいふっかふかでびっくりした。

「あれ、てかアニキ俺のご指名って結構金必要だけど、、あんの?」

「いや、時間が来たら、ちょっくら裏で皿洗いしてくるが?」

「あぁ、全然ダメだった。」

「んで?なんで、お前はあの女に俺の事なんか紹介したん?」

「いや、あの子面白そうだったでしょ?だから、暇人なアニキに紹介してあげようかな〜って」

「お前は、どんだけ俺の心の奥底まで見たら満足すんねん。」

やはり、ガチの裏社会に生きる人間は怖いものだ。こんな、平凡な男が易々と足を踏み込んだら行けないようだ。一見は友達と話すそのものの目をしているが、どこか、黒ずんでいて何かを見透かすような眼。怖いと言ったらありゃしない。

「アニキはどんぐらいまであの女の子についてる裏の組織を理解出来てんの?」

「まぁ、知り合いとかに聞き込んだら、、、めちゃくちゃ強くて、めちゃくちゃ頭いい事はわかった。」

「え?それ、アニキ大丈夫なの?聞くだけだとほぼ無敵だけど、、」

「それを、どうにかするのが俺の依頼内容なんよ‪💢」

「いや、めっちゃ怒ってんじゃん」

「まじで、意味わからんぐらい鬼畜だからな。頑張らんとだわ」

「そっか、、頑張れアニキ。ってか、全然関係ないけど隈やばくね?寝てないの?」

「いや、朝1時間だけ寝た。」

「おぉおぉ、全然ダメじゃんか。んじゃ、時間内しっかり寝ときな。」


ふっわふわのベットで仮眠をとり、時間になるとりうらにお金を渡されしっかり金を払いビルを出た。本人曰く依頼料だそうだ。夕方の明るさになりホテル街に雰囲気が出た頃スマホの液晶画面をスイスイといじり青髪の彼に連絡を入れる。

「ホテルIKSOUで待ってる。」


またも短くなってすいません。

⚠️次回はR18の作品です。苦手な方は11話は飛ばして見てください。話は繋がるようにしてかきます。

とある凡人の問題解決話

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

322

コメント

2

ユーザー

次回が楽しみです!!(((o(*゚▽゚*)o)))

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚