テラーノベル
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⚠︎結構アウト
夜は深まり、静けさが支配していた。ランプの光が柔らかく部屋を照らし、俺とロシアは同じベッドに座っていた。
互いに言葉を発さず、ただ視線をぶつけ合う。
しかしその沈黙は決して穏やかなものではなく、肌の奥を焦がすような熱を孕んでいた。
ロシア「……ドイツ」
名前を呼ばれる。かすかな声に、妙な切迫感があった。
ドイツ「……欲しいのか」
俺が問うと、ロシアは俯き、けれど否定せずに俺の胸に手を置いた。
そして躊躇いながらも、膝を進めて俺の上に跨る。
距離が近い。吐息が触れ合うほど。
ロシア「……いいのか」
もう一度確認すると、彼は答えないまま首筋へ顔を寄せた。
次の瞬間、歯が肌を破り、鋭い痛みが走った。
ドイツ「……っ」
血が滲み出し、彼が口をつけて吸い込む。
じんわりと熱が抜かれていく感覚。
そのとき、彼の身体がびくりと震えた。
ロシア「っ……あ……っ……ん……」
血を吸いながら、かすかな声が漏れる。
甘い吐息に混じる、切羽詰まった喘ぎ。
俺は思わず息を詰める。
吸うたびに、ロシアの肩が揺れ、背に回された指先が食い込む。
爪が立つ。まるで、もっと深く繋がりを求めるように。
ドイツ「ロシア……」
名を呼んでも、返事はなかった。
ただ首筋に吸い付く音と、熱に浮かされた声だけが響く。
ロシア「はっ……ん……っ、く……ぁ……」
震えながら、ロシアはさらに深く吸った。
血を啜る度に、喉の奥から小さな声が漏れる。
それが快感の証だと分かってしまい、俺の理性が削られていく。
やがてロシアの腰がわずかに揺れ始める。
本人は気づいていないのだろう。
無意識に、吸いながら、体が熱に突き動かされるように動いてしまう。
ロシア「…はぁ、っ…ん……っ……んぁ…」
快感に溺れる声が耳元で弾ける。
そのたびに俺の心拍は跳ね上がり、息が荒くなる。
ドイツ「……ロシア、やめろ……もう……」
言葉で制そうとしても、俺の手は彼を突き放せない。
むしろ背を押してしまっていた。
ロシア「や……やだ……っ……もっと……ん、はぁ……っ……欲しい……」
掠れた声で拒絶され、さらに強く首筋を吸われる。
同時に、腰の揺れが大きくなり、俺の下半身に直接伝わる。
ドイツ「っ……あ、く……ロシア……っ……」
思わず喉の奥から洩れた声。
抑えていた息が震えとなって零れ、血を吸われる痛みと、下半身を擦られる感覚が重なって、堪えきれなくなる。
ロシアの熱い吐息と俺の荒い呼吸が重なり、部屋に小さく乱れた声が響いた。
ロシア「っ……んぁ……はっ……あ、あぁ……」
熱を含んだ喘ぎが絶え間なく漏れる。
その声は、血を奪われる痛みすら甘美に変えてしまう。
俺も抗えなくなっていた。
首筋を舐められるたび、吸われるたび、彼の無意識の腰の動きに合わせて全身が熱くなる。
気づけば、互いに反応してしまっていた。
ドイツ「ロシア……っ……」
ロシア「ん……っ……はぁ……ド、イツ……ん……」
名を呼び合う声が震え、重なり、熱を高め合う。
背徳的な行為だと分かっている。
人の血を吸い、そこに快楽を覚えるなど許されることではない。
だが俺たちは、もうその背徳に溺れていた。
ロシア「っ……はぁ……あ……ん……もっと……」
ドイツ「……これ以上は……駄目だ……」
言葉と裏腹に、俺の腕は彼を抱き締めていた。
血が繋ぐこの快感に、俺も彼も抗えない。
背徳はやがて依存となり、快感はさらなる渇きを呼ぶ。
──この夜、俺たちは本当に境界を越えてしまったのだ。
君たち、こういうの好きでしょ?
ちなみに、私も大好き♡♡♡♡♡♡♡♡♡
あとさ、
えっ……( ゚д゚)
皆様、心より感謝申し上げます。
ではまた!
コメント
2件
かなりめにアウト((( ドイツ君このまま貧血になりそう、、、ロシア君とてもえっちだ、、、