この作品はいかがでしたか?
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私は歌が好きだ。
…いや、好きだった。
今日も憂鬱な一日が始まる。
分刻みの予定、まあまあな校則、絶対に似合っていない制服。
何もかもが嫌になる。
回想
『夢さえ見なければ』
『夢など諦めずに済むと』
『吐き捨てたその声が』
『少し震えていた』
私は歌が好きだ。
本当の自分は歌を歌う自分だと思っている。
これは小学校のこと…
「お前、へたくそ」
「歌うな、耳障り」
「雑音に過ぎない」
なんで…なんで…
私は歌いたいから歌ってるだけなのに…
なんでみんなそんなこと言うの…?
馬鹿馬鹿しい。
この頃の自分は何もわかってない。
そう、何も。
今は中学一年生。
私は馬鹿じゃない。
自分から悪口を聞きにいかない。
絶対に誰にも悪口を言わせない。
「おーとはっ!」
「おはよう!乙羽!」
「あ~、おはよう、望結」
「今日もテンション低いな~テストあるから?」
「…え_?」
だから嫌なんだ。学校は。
でも、この一年が人生を大きく変える一年になるとは誰も知る由はない。
お疲れ様です~
いやぁ、ノベルって楽しいっすねなんか
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