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なのに玲於は余裕そうに笑った。
「自分から乗ってきたんだから、やだは聞かないよ」
甘ったるい口調だけど、目の奥では「逃がさない」という意思が燃え上がっている。
玲於の長い指が俺の顎を捉えようとしている。
その予兆に身体が熱くなる。
「なぁ…玲於、早く……」
続きを催促するように囁くと、玲於の目に危険な光が宿った。
「まったく……本当に、霄くんは俺を煽るのが上手いよ」
低い声が耳元で弾けた瞬間、形勢は完全に逆転した。
玲於の腕が俺の背中に回り、強引に引き寄せられる。
首筋に硬くて冷たい金属が当たる感触。
玲於がチョーカーを指で辿り、レザーの質感を確かめるように弄っているのが分かった。
「霄くんってば…ほんと、性欲旺盛になったね」
玲於の囁きが、喉に嵌められたチョーカーを通して直に伝わってくるようで、全身に鳥肌が立った。
「お前のせいでムカついてるしムラムラしてんだよ」
「ふ…っ、じゃあ……この前のお泊まりのやり直しとして今日は泊まっていけば?立てなくなるぐらい、満たしてあげるからさ」
次の瞬間、噛みつくような強引なキスが降ってきた。
俺はその瞬間全てを玲於に委ねて目を閉じた。
玲於の唇と舌の感触が脳を溶かしていく。
息ができなくなるぐらい、肺の中の空気をすべて奪われるほど激しく貪られていく。
チョーカーが擦れる微かな金属音と、混じり合う荒い呼吸が部屋に響く。
もう止められない。
玲於のすべてを貪り尽くしたい。
玲於だけに溺れる感覚に酔いしれて、俺は全てを委ねていった。
愛撫が始まると同時に思考が霞み始める。
玲於の大きな掌が俺の胸板を這い、敏感な乳首を指先で軽く引っ掻くように刺激してきた。
「んぅ……っ」
ビクッと腰が跳ねる。
何度も教え込まれた快感に躰が素直に反応してしまう自分が恨めしい。
「ははっ、可愛い反応…っ」
玲於の低音ボイスが耳朶を撫でる。それだけで下腹が疼く。
彼の熱い吐息が肌を滑るのを感じながら、俺は次の刺激を待ちわびるしかなかった。
「ふぁ……っ!」
舌全体で脇腹をねっとりと舐め上げられた瞬間、背中が弓なりに反った。
その隙に玲於の指が、すでに限界まで猛り立っていた俺自身へと伸びてくる。
熱を持った粘膜と皮膚が触れ合う感触に「あ……っ!」と短い嬌声が漏れた。
「すごい硬くなってるよ?そんなに欲しかったんだ」
意地悪な問いかけに頬が熱くなる。
それでも抗えない快感が次々と脳を襲ってきて──。
「よ、余計なこと喋ってないで動けよ…っ、ばか」
乱れる息の中で毒づく。