テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#ご本人様には関係ありません
ふゅう@低浮上
4,740
ペェペェッ 🐧
1,770
#rd運営
兎ゞ亜 @はじめたばかり
1,239
#らっだぁ運営
兎ゞ亜 @はじめたばかり
660
コメント
4件
全話♡5000おめでとうございます…!! 変わらず言葉選びが天才ですわ…(?)
翌日。
今日は、特に何もない日だった。
授業が終わって、いつも通り教室で少し暇を潰す。
「帰る?」
後ろから声がして、振り返るとゾムがいた。
他のクラスもちょうど授業終わったらしい。
コイツは今日は部活だけど、途中まで行くか。
「いいよー」
立ち上がって、そのまま一緒に廊下に出る。
なんとなく並んで歩きながら、適当に話す。
昨日あったこととか、最近見たテレビとか、要するにくだらないこと。
「それ普通にやばいやんw」
ゾムが笑いながら言う。
「いやいや⋯w」
軽く返すと、「は?」って顔された。
そしてその顔が崩れて、くしゃっと笑う。
「いやいやって、それはないやろ」
「そう〜?」
「せやで」
少しだけ言い合いみたいになって、結局どっちも笑って終わる。
いつも通りだなぁ。
「じゃあな」
「またねー」
昇降口の手前で別れる。
靴を履き替えて外に出ると、きょーさんが歩いてくるのが見えた。
「おつ」
「おつー」
すれ違いざまに声をかける。
どうせ暇だし、追いかけて隣を歩くことにした。
「今日は早いんだね」
「まあな」
それだけで会話が途切れる。
なんとなく話題を探して、適当に思いついたことを口に出してみる。
それも長くは続かなくて、気づいたら、また静かになっていた。
まあ、こんなもんか。
きょーさんの、この静かなところが俺は好きだ。
分かれ道で足を止める。
「じゃ、またね」
「ん、気いつけて帰れよ」
「はいはい」
いつもの返事が返ってきて、そのまま別れた。
一人で歩いていると、前の方にぐちつぼがいた。
「やっほー」
「お、帰り?」
「そ。一緒に帰ろーぜ」
「いいよー」
そのまま少しだけ並んで歩く。
さっきと同じような、どうでもいい話。
二人分の足音と笑い声だけが聞こえる。
「じゃあ、こっちだから」
ぐちつぼが道を指す。
「ん、了解」
「じゃあな」
「またねー」
軽く手を振る。
これでいい。
この日々が良い。
こんな毎日がずっと続けば、それでいいんだ。
この平穏な日常さえあれば。
NEXT=♡1500
まさかの全話♡5000達成しました。
ありがとうございます。
次は新連載投稿します。
のんびりお待ちくださいませ。