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💜said
プルルルルル…
仕事中にスマホが鳴った。ジェルくんからだった。
🧡「なーくん…俺もうダメかもしれん…」
突然相方に言われた。
💜「…というと?」
🧡「俺の動画のコメ欄に最近アンチが増えてきて…それはいつもの事だからいいけど、なーくんのことがあってからなーくんのことを沢山言われる。なーくんが顔も名前も知らない誰かに傷つけられてると思うと、俺辛い。これから先、今まで通りに活動できるか分からない…」
💜「うんうん。そっかそっか。話してくれてありがとね。今後どうしたいかはジェルくんに任せる。お休みしたっていいし、続けたっていい。どうしたい??」
🧡「俺は…まだりすなーのみんなに笑顔を届け続けたい。」
💜「そっか。さすが最強のエンターテイナーだね。でも、そんなエンターテイナーが笑顔じゃないと、りすなーさんも笑顔になれないんじゃないかな?」
🧡「…え?」
💜「ジェルくんが笑顔でいてくれることがりすなーさん、一番嬉しいと思うよ。俺としては今は無理せず休んで欲しいな。」
しばらく沈黙が続いた
🧡「…8月の西武ドーム……」
💜「ん?」
🧡「俺たちすとぷりのリベンジの舞台、西武ドームを最後に活動休止する…それでどうかな…。最後までみんなと一緒に走り抜けたい…。
💜「うんうん。いいと思うよ。俺はジェルくんの意見を尊重する。」
🧡「ありがとッ…なーくッ……」
💜「うん。…じゃあ、今週末、オフィスにおいで。声録音しよ。ね?」
🧡「うんッ……それじゃあ、切るね…?」
💜「うん。またね。」
🧡「バイバイ…ッ」プッ
ふーっ……
俺は大きくため息を吐く。
驚いた…と言うよりかは、とうとうこの時が来たんだなという感じだ。
すとぷり結成当時からジェルくんの心が難しい時期があったということは話を聞いていた。
一緒にできることを探していこうねと約束を交わした。
俺はジェルくんが後悔することない道を選んで欲しい。
そう思いながら、俺はまたパソコンに目をやった。