【冒頭モノローグ:乱歩視点】
世界が俺らを“特別”って呼ぶなら、笑わせんな。
俺はただ――
“あいつと二人で、生きたい”だけなんだ。
【場面:病院外・深夜】
シグムントを倒し、病院の屋上で風に吹かれる乱歩とポオ。
静けさの中、突如――周囲の空間がねじれるように波打つ。
ポオ(異変を察知)
「来るぞ……これは、シグムントとは“質”が違う」
乱歩(すでに推理済み)
「ああ。あの戦いで、“俺たち”の異能は世界中に漏れちまった。
――“神狩り”が動くぞ」
【敵乱入:異能密売組織《カタコンベ》】
闇の異能商人集団「カタコンベ」の幹部たちが次元転送装置を使って突入。
その場で空間を裂いて、4人の刺客が登場。
【敵キャラ紹介】
ユベール・ザルマン(異能:《代償崇拝(ナメアリ・リチュアル)》)
他人の「記憶・痛み・幸福」を“代償”にして自らの能力を増幅。
何でも引き換えに“神の一撃”を呼ぶ契約者。
ヴァレリア姉妹(双子)(異能:《夢穿ち(ドリーム・スナイパー)》)
視線を合わせた相手の“未来の選択”を撃ち抜く狙撃者。
対象の“可能性”を撃ち殺すことができる。
“ボーグル博士”(異能:《開示思考(インスペクター)》)
相手の心の“深層”を読み、対話せずに記憶・恐怖・矛盾を暴露。
人の精神を壊すことに特化した尋問型異能。
【目的:二人の融合異能《真想機構》の“奪取”】
ユベール
「君たちの異能は、理想を現実に変える。
まさに“創世の鍵”。――神が持つには危険すぎる」
ヴァレリア姉妹
「だったら、“射殺”すればいい。未来ごと」
乱歩(皮肉気に)
「へえ。ようやく“俺たちだけの問題”じゃ済まなくなってきたな」
【戦闘:異能連携戦】
敵4人 vs 乱歩・ポオ(+幻想構築トラップ)
病院屋上が幻想迷宮へ変化
ポオが“誰にも見えない鏡の壁”を配置し、乱歩がその配置に敵を誘導
ヴァレリア姉妹が未来の選択肢を撃つが、乱歩の【超推理】で“撃たせる未来”を偽装
ボーグル博士が乱歩の深層心理を読もうとするも、逆に**「自分自身の過去の狂気」が映し返されて精神崩壊**
【ユベールの異能暴走:ポオの“存在”を代償にしようとする】
ユベールは最後にポオの“愛の記憶”を無理やり代償にし、幻想の神拳を生成。
ユベール(狂気の笑み)
「君を消せば、“愛”も消える。
それが世界の安定だ!」
乱歩(怒りの絶叫)
「ポオに触るな――“てめぇの未来”は、俺が潰すッ!!」
【二人の異能:さらに覚醒】
瀕死のポオを前に、乱歩が完全に覚醒。
乱歩の異能が“推理を超えた未来決定”へ進化
ポオの幻想が、“あらゆる虚構を現実へ重ねる”力に進化
融合進化形:
《真想機構:最終段階(ユートピア・ゼロ)》
「誰もが夢見たはずの*“*理想*”*を現実化し、選ばれた真実に書き換える」
【決着】
ユベールの“幻想神拳”は、ポオと乱歩の融合異能に飲み込まれ、発動前に消滅
敵の異能がすべて“無力化”され、カタコンベ部隊は転送脱出するも全滅同然
ポオ(立ち上がりながら)
「俺と君の絆を利用しようとする奴は、
“幻想の外”に消えてもらうだけだ」
【ラスト:世界から逃れる選択】
襲撃を受けたことで、乱歩とポオは世界中の異能組織から狙われる存在となった。
乱歩(ぼそりと)
「このままだと、ずっと追われ続ける。
ポオ、お前は……この世界に残りたいか?」
ポオ(静かに微笑む)
「俺は、君といられる世界なら、どこでもいい」
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