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ー知らないはずの私ー
放課後。
いつものみんなと一緒に歩く、いつもの帰り道。
美兎「…ねぇみんな。さっきから静かすぎない!?」
大介「えっ!?💦いや、そんなことないよ姫!?」
康二「いや、ある。めちゃくちゃある。」
翔太「…」
蓮「…」
2人は無言で、私の左右を固めている
美兎「あ、あの〜…」
蓮「ん?」
翔太「なに?」
美兎「とても歩きづらいんですけど…」
蓮「危ないから。」
翔太「人多いし」
美兎「いやいや!いつもと同じだよ?」
照「今日は違うよ」
美兎「え?」
照「理由は言えないけど…でも、今日は特に」
美兎「…なにそれ???」
亮平「ふっか…湊くんのこと、どう思う?」
辰哉「うーん…まぁ少し”知りすぎてる”かも」
亮平「だよね?姫のことを”観察してる目”だった」
涼太「偶然じゃないでしょ。湊は姫が”忘れている部分”を知っている」
康二「やっぱそーなんか!」
大介「え!なにそれ怖い!」
美兎「ねぇ、さっきから私に聞こえない所で何話してるの」
辰哉「内緒!」
美兎「えっ、即答?!」
翔太「知らなくていいこともあるんだよ笑」
美兎「それが1番怖いわー!」
信号待ち
美兎「……あれ?」
蓮「ん?」
美兎「この道…なんか懐かしい気がする」
蓮「?」
大介「どーゆーこと?」
美兎「わかんない笑」
照「なんだよ笑笑」
私は一瞬立ち止まる
美兎「ここで…私昔転んだことあるかも」
私がそれを言った瞬間、全員反応した
蓮「……どこまで覚えてる?」
美兎「え?」
亮平「姫、転んだ後どうなったか覚えてる?」
美兎「え?えっと…誰かが名前を呼んで…」
『大丈夫!?』
美兎「って…知らない声。湊の声じゃなかった!」
空気が一瞬で凍った
翔太「…やっぱり」
美兎「なに?‥なにか知ってるの??」
辰哉「姫、今はここまでで大丈夫」
美兎「えっ?ちょっと!」
涼太「焦らなくて大丈夫。思い出す必要がある時は…必ず俺たちがそばにいる」
美兎「…それ約束?」
蓮「約束」
蓮は迷いなくそう言った
〜その日の夜〜
知らないはずの記憶。
知らないはずの声…
私…本当に普通なのかな……
〜同じ頃、別の場所〜
湊「思い出したか‥」
湊「でもまだ”核心”には触れてない」
湊「SnowManが…どこまで隠す気か…」