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ー囲まれてるだけですー
昼休みの教室。
美兎「え、待って?
全然そんな大したことじゃないよ??」
生徒A「いやいや!大したことだから!」
生徒B「それ、絶対好かれてる奴」
美兎「そう…なのかな?」
私の机の周りにたくさんの女の子たちが集まっている
美兎「でも、その人もただ優しいだけだと思うし…」
生徒C「それが1番危ないの!美兎ちゃんは純粋なんだから!」
___________________________廊下
翔太「なんだあれ?」
康二「女子に囲まれてるだけやのに…なんで俺、ムカついてるんやろ」
大介「え!俺も!姫、取られそうで怖い!」
蓮「…楽しそうだね」
辰哉「めめ、それ声に出てるぞー」
女子A「ねね!美兎ちゃん!今日の放課後、一緒にカフェに行かない?」
美兎「?カフェ?」
女子B「いいじゃん!美兎ちゃんとプリと撮ってみたい!」
女子C「あり!」
美兎「えっ?わ、私と?!いいの!?」
女子B「うん!遊ぼうよ!」
美兎「…うん!遊びたい!」
照「…阿部ちゃん」
亮平「うん…
”みんな”って言葉は危険すぎる」
涼太「姫は…自覚がないのか」
辰哉「はい、ストーップ!」
女子A「え?」
美兎「え?あったっけ」
全員、心の中で叫ぶ
翔太「ある。てか、今できた」
美兎「え?は?え?!」
康二「姫、今日の放課後は俺らと一緒やで」
美兎「え?で、でも…!」
蓮「…いやなの?」
美兎「ち、違う!い、いやじゃないけど…」
美兎「みんなに…失礼かなって」
大介「姫が悪いことなんて一個もない!」
亮平「大丈夫。みんな、ちゃんとわかってるから。」
涼太「姫は、俺たちと一緒に行動するのが自然。」
女子A「え…」
女子C「なに?この距離感は…」
美兎「……ごめん…。その予定、また、今度でもいい?」
女子C「そっか!大丈夫!また空けとくから!」
女の子たちは静かに去っていた
____________________________廊下
美兎「ねぇ、私断り方まずかったかな…?」
翔太「まずくねぇよ。むしろ、優しすぎ。」
蓮「囲まれるの…正直やめて欲しい」
美兎「え…でも、話してただけだよ…」
辰哉「それが危ないのよ」
ラウール「姫ってさ、ほんと。罪な存在だね」
美兎「え!?」
蓮「自覚…少しは待ってよね。」
美兎「な、なんの自覚…???」
美兎「でも…みんながそんな顔するなら。
私、もっと気をつけるよ」
私がそう言った途端、みんなが静かになった。
亮平「…我慢なんかしなくていいんだよ。」
ラウール「姫が笑えなくなるのは、本末転倒だよ」
翔太「守るのは俺たちの仕事だからな。」
蓮「…だから、姫はそのままでいいんだよ」
美兎「…あの、ほんとに意味わからないんですけど大丈夫ですか」
大介「もー!それでいいの!笑」