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🎀もちたん🎀
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#大倉空人長野凌大吉澤要人小泉光咲武藤潤杢代和人桜木雅哉
🎀もちたん🎀
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#原因は自分にある。
だいふく
1
#げんじぶわっしょーい!!!!!!
だいふく
7
付き合うことになってから、一週間。
二人とも以前より自然に話せるようになったものの、恋人になった実感はまだあまりなかった。
レッスンが終わると、いつものように七人で帰る支度をする。
「じゃあ、また明日!」
じゅんが元気よく手を振る。
「お疲れ!」
「お疲れさま!」
一人、また一人と駅へ向かって歩いていく。
かなめとりょうたも並んで歩き始めた。
「……。」
「……。」
恋人になったはずなのに、二人とも少し緊張してしまう。
「何か話そう」と思えば思うほど、言葉が出てこなかった。
(今しかない。)
かなめは心の中で自分を励ます。
(言え、俺。)
何度も深呼吸をしてから、小さく口を開いた。
「りょうた。」
「ん?」
「もし……。」
かなめは照れくさそうに笑う。
「今日、このあと時間ある?」
「ある…けど。どうしたの?」
かなめは耳まで赤くなりながら言った。
「その……。俺の家、来る?」
言った瞬間、心臓が飛び出しそうになる。
(変だったかな。急すぎたかな。)
不安でりょうたの顔を見ることができない。
すると、隣から小さな笑い声が聞こえた。
「ふふっ。」
「え?」
りょうたは優しく笑っていた。
「かなめ、すごく緊張してる。」
「……分かった?」
「うん。笑」
かなめは恥ずかしそうに顔を隠した。
「そんなに分かりやすい?」
「すごく。」
りょうたはチャハと笑う。
「でも。」
少し照れながら続けた。
「誘ってくれて、うれしい。」
かなめはゆっくり顔を上げる。
「……本当?」
「うん。」
「行ってもいい?」
その一言だけで、かなめの表情がぱっと明るくなった。
「もちろん!」
⸻
かなめの家に着くと、玄関の前で二人とも少し立ち止まる。
「どうぞ。」
「お邪魔します。」
りょうたは少し緊張しながら部屋に入った。
「きれいにしてるんだね。」
「昨日、掃除したから。」
かなめは照れ笑いを浮かべる。
「もしかして……。」
「俺が来るかもしれないって思って?」
かなめは少し間を空けてから、小さくうなずいた。
「……うん。」
その素直な答えに、りょうたは思わず笑顔になった。
「ありがと。」
二人はソファに並んで座る。
テレビはついているけれど、誰も見ていない。
少しだけ気まずい沈黙。
かなめは笑いながら言う。
「さっきまで『家に来る?』って言う勇気は出たのに、今は何を話せばいいか分からない。」
りょうたも笑った。
「俺も同じ。」
その言葉で張り詰めていた空間がふっと和らぐ。
二人は今日のレッスンのことや、メンバーの面白い話をしながら、ゆっくりとした時間を過ごした。
「飲み物まだあるけど、お茶でいいよね。」
かなめはりょうたのコップを見て言った。
「うん。ありがと。」
かなめがりょうたのコッブを取ろうとした瞬間、
足がもつれりょうたに覆い被さるような体制になってしまった。
「あ…えッ……と。///」
りょうたは戸惑っていた。
だが、かなめは退けようとしない。
「あ、あのさ。…かなめ……??…///」
「ごめん、りょうた。」
「嫌だったら、蹴り飛ばしていいからさ、
”キス”していい?」
「……え、、、、。」
りょうたは少しの間黙ってしまったが、
「……いい…よ。…///」
と、赤くなった顔を小さな手でかくしながら返事をした。
そんなりょうたが可愛くて、かなめまで顔を赤くした。
そして、体勢を変えずかなめは、りょうたに顔を近づける。
顔が近づく度に2人の心臓はバクバクとはねていた。
チュッ♡
リップ音が部屋に響く。
「かな……め…///」
りょうたは初めてのキスの余韻で、顔はトマトのように赤かった。
「キス……嫌じゃなかったの?」
かなめはりょうたに尋ねる。
「い…いヤ……なわけ…ない…///」
むしろ、嬉しかったとはいえないりょうたであったが、顔に出ていたらしくかなめにはバレバレだった。
────
帰る時間になると、かなめは玄関まで見送る。
「今日は来てくれてありがとう。」
「こちらこそ。//」
りょうたは少し照れたように笑う。
「あのさ、また、遊びに来ていい?」
かなめは迷わず答えた。
「いつでも何回でも。」
その言葉に、りょうたは安心したように笑い返した。
「じゃあ、次は俺の家にも来て、約束。」
「うん、約束。」
2人はは笑顔で手を振り合い、かなめはりょうたの後ろ姿を見守った。
少しずつ、少しずつ。
二人だけの時間も、自然に積み重なっていくのだった。
コメント
1件
ああ、もう、初々しさが胸に沁みました……! お互いに緊張しながらも、かなめが勇気を振り絞って家に誘うところから、あの転んで覆い被さるハプニングまで、全部が可愛くて仕方なかったです。「嫌だったら蹴り飛ばしていいから」ってキスのお願い、切実で愛おしすぎます。りょうたの「いい…よ」の照れ隠しも、かなめのバレバレなのも、二人の距離が確かに縮まったのが伝わってきて、読んでいて心が温かくなりました。次のエピソードも楽しみにしています!