前回のお話を見ていただくとより楽しめるお話。
ngsr、オメガバースパロです。
自衛よろしくお願いします。
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最近、俺に番が出来た。もちろん無理やりとかそんなものではなくて、ちゃんと話し合って決めたつもりだ。
そんな俺にも心配事がある。
そう、発情期(ヒート)だ。
もちろんパートナーがいるから安心はしてるけど、
やっぱりその時はたくさんの人に迷惑をかけないと行けない。どうしたものか、と悩む俺を見越すかのように
<そんなに悩んでる顔してどうしました?>
って聞いてくる。コイツ心読めるのか?エスパーか?いや、これも元スパイの実力か、なんて妙に納得する。
[いや、ちょっとねぇー]とはぐらかすように返事をする。
<ヒートの事でしょう?どうせ貴方のことだから沢山の人に迷惑が〜とか思ってるんでしょ?>
図星だ。やっぱり凪ちゃんはすごい。
[あはは、バレた?]<バレバレです>
なんて会話をするうちに悩みを打ち明けてしまう。
沢山の人に迷惑をかけること、俺のせいで沢山の事が変更されることなど、申し訳ないなぁ、なんて事を話す。
<そんなに気にしなくてもいいと思いますよ。
貴方が関わっている場所はそれを全て受け入れた上で接してますから。>
あぁ、やっぱり俺はこの人に敵わない。
[うん。そうだね。ありがとう]
<どういたしまして、>
感謝を伝えて、ソファに腰を下ろす。
横で凪ちゃんが言った。
<私、貴方がヒートに入る前におやすみ頂こうかと思ってて>
[えっ??]
すっとんきょうな声が出る。
[別にそこまでしなくても大丈夫だよ、薬もあるし、]
彼にそこまで迷惑をかけたくなくて少し強がる。はっきり言えば近くにいてて欲しい
<私が貴方を近くで支えたいんですよ。ね?ダメですか?>
[ダメじゃないです。]
そんな話をしてふっと笑う。
きっと二人で迎えるヒートは幸せだろう。
1度切ります。読んで頂きありがとうございます。( ˙∇˙ )
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