テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
ア"、、笑いが止まりませんッ、、 残り2日か、、私もこの小説に自分が苦しい時助けられたものです。 本当にありがとうございます。 「明日も」、、?
看護師)逢坂さん!逢坂亮平さん!
亮平)…?
看護師)おはようございます。朝ですよ
『おはようございます』って言いたいのに口が重くて開かない。
…声帯が振るわない。
俺は検診の準備をしてる看護師に向かって手を伸ばした……はずだった。
俺の手は空を切り勢いに耐えられなくなった身体はベッドから転げ落ち床に叩きつけられていた。
看護師)!?
看護師)大丈夫ですか?!
そう言ってベッドに戻るのを看護師に助けられながら自分の身体が自分のものではないような感覚に恐怖していた。
看護師)逢坂さん、今の症状ほ声が出ないのと身体が動かないで大丈夫ですか?
看護師)OKなら一回、まだあるなら二回瞬きをしてください
俺は一回瞬きをした。
本当なら筆談するのが1番良いのだけれど俺にはペンを握る力も残っていなかった。
看護師)先生呼んできますね
そう言って看護師は部屋を後にした。
医者)えーと症状は朝と変わらないですか?
医者)いつからですか?
医者)昨日の夜は眠れましたか?
質問攻めにあい午後。
ぽてち)亮平っ!来たよ
こやゆ)よぉ
アッシー)元気か〜?
3人が病室に来た。
ぽてち)インキャ転生とできさんも来るみたいだよ
こやゆ)ファマスは里帰りしたみたいだし
亮平)ニコニコ
看護師が事前に3人に病状について話してくれていたようで俺との話し方を工夫してくれていた。
俺が『YES』『NO』で答えられることしか聞かなかった。
あとは聞き専。
「もう時間だ」と言うときに俺は重い口を必死に動かしてこう言った。
亮平)『明日も来て欲しい』
口パクだった。声帯は振るわないから。
口の動きだけで、しかも自分が動かしてることがよくわからないほどに重い口で。
伝わっているか心配だった。
けど
ぽてち)うん!また明日ね
こやゆ)しょうがねぇな!明日の仕事休んでやるよ笑笑
アッシー)kunさんも連れてくるか笑
こんな笑顔で寄り添ってくれるなんて。
幸せを噛み締めながら瞼を閉じた。
残り2日