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というわけだかなんだか知らないが、翌日の放課後だ、そして多目的室にいるのだが…
「なぜ脱ぐ」
目を離した隙に服を脱ごうとするのだ、本当に大丈夫なのか?
「なんでもって言っちゃったし…露出でもなんでも受け入れるよ」
だめだこいつ、とりあえず服を着させるそして…
「うわぁ!」
手を引っ張る、不合は目をハートにしているが、今回は!
「ここでするの?」
なんでそっちのことなのかなぁ???こいつが発情しないような場所、カフェに来た、それもメイドカフェだ、で、変なおじさんにお持ち帰りされないようにわざわざ個室を取った。全部俺のおごりだ、感謝しろ
「個室でするんだね!」
この野郎!!!どんな環境で育ったんだ!
「ご予約されたお客様ですか?こちらへどうぞ」
可愛い子だといいな…って、なんで俺の腕を握る!って、怯えてないか?目のハートも消えてるし…まさか!
「これは違う、嫌い嫌い、嫌い分かった?なぜ?怖い、なんでもする、こうじゃない」
女性恐怖症か…
「すみません、さっき間違えてキャンセルしたみたいで…」
店員が何かを言う前にダッシュだ!不合は…過呼吸起こしてるし!下手すりゃ死ぬぞ!あそこの公園で休憩か…自販機で水買ってこよう。
「ごめんな、不合」
まさか女性恐怖症だなんて…
「ううん、僕の方こそいわなかったから」
死んだ魚の目をしてる…
「ふふ…じゃあ君に昔話をしてあげようかな、むかしむかし
一人の子供がいました、その子にはお父さんとお母さんがいましたが、物心を知る前に病気で倒れてしまいました、そのあとその子は叔母と従妹がいる親族に預けられましたが、まるでごみのように扱われてしまいました、その家から逃げようと女の子の友達が誘いましたが、それは、友達が従妹と友達になるための工作でした、それが原因だったのでしょう、その子は女の子を見るだけで苦しむ病にかかりました、そしてその苦しみから逃れようと、
男の人と愛を紡ぐようになりました。おしまい」
いきなり重い話ぶっこんで来たな!!そしてめちゃくちゃ申し訳ない!でも現実逃避はよくないと思う!
「というかそれでよく高校通えるな!」
この学校バイト禁止だし、裏で…って裏垢チャリンチャリンしてんのか?
「ああ、ごみでも中卒だと他の親族に馬鹿にされるって、一応春売りもやってるよ」
一応…というか不合の家救いがないな!
「でも、僕はお金より愛がほしいな!頂戴!」
そうやって…ああもう!
「そんな気安く与えるものじゃないし!というかそういうことのデメリットって知らないのか?」
不合は首を振る、よくそんなんで健康診断引っかかんなかったな!
「保体のテストは!」
また首を振ったよ…よく今まで生きてこれたな!!
「いいか!よく聞け!知らないことは罪だし知ろうとしないことも罪だ!ただ一つの情報だけ信じて周りの目を見ないとなると…死ぬ!お前はあっけなく死んでしまうぞ!いいのか!それで!」
俺も他人が大嫌いだ、だからと言ってダークサイドに堕ちはしない、というか3日間で仲良くなりすぎじゃね?まあいい、とりあえずこのガキに社会の恐ろしさを教えてやろう。
あとがき(読まなくてもいいです)
なんか、作品の方向性がねじ曲がってる気がしますが…
今回は虎道雷譜くんの名前の元ネタです
虎道雷譜=とらどうらいぶ=とんどらいく=Don’t like
訳すと好きじゃない、です。
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