そして昼寝が終わり、二時半すぎ、たらは昼ご飯を食べます。フードをちゃんと用意し、たらのケージに入れます。たらは待ってましたと言わんばかりにフードを見つめ、ケージにフードが入ると一気にがっついて食べます。しかし、容器に入っているフードは適量よりずっと少なめ。これはきちんとご飯を食べているかどうか、歯が虫歯、汚れていないか、かけたりしていないかを確認し、『健康管理表 フェレットのたら』という表にまとめます。そしてご飯を食べ終わるとぺろっと顔周りを舐めてもっとちょうだいと言わんばかりに見つめてきます。「え〜っと、食欲◎、歯周病は◯、虫歯は◯、歯茎の色は△っと。」と、独り言を言いながらメモを取っていきます。「よし。んじゃ、用意するからね」うちはそう言って台所へ行きます。そして用意したのはガチャガチャのカプセル。元々ある穴を大きめに広げてあります。そしてそのカプセルの中にフードが落ちないように慎重に入れ、蓋をします。そして「はい。できた」そう言ってケージの前にそのカプセルを置いた。たらはすぐによってきて匂いを嗅ぎ、中に入っているご飯を食べようとした。でもカプセルの蓋はかっちりと閉まっていて開きません。「がんばれがんばれ」とわたしは応援します。これは自分で食べ物を探すようにしています。これは老化を遅くしたり、暇になる時間を少なくしたりするための脳の運動です。これは転がすと穴からフードが出てくる設定です。毎回違うのを用意し、飽きないようにします。さて、転がすとご飯が出てくることに気づいたたらはここぞとばかりに転がすこと転がすこと。そして出てきたご飯をパクリと食べ、また転がす…という感じです。そしてカプセルの中のフードを全部食べ終わると今度はマットを用意します。これはひらひらしたフリルのような布の下にフードを隠し、フェレットが自分で匂いなども頼りに探すもので、掘る動作もでき、掘りたい要求が叶えられるこれまたすぐれものです。忙しかったりする時は容器に入れるだけもありますができるだけ自分で探させることをしています。そして食べ終わるとたらをケージに戻します。そして鍵をかけます。
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