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不穏な感じ?が書きたいから書く
※ngちゃん病み気味
※タバコあり
※死ネタ×
※ド捏造(場所もわからん)
苦手な人は回れ右→
スタート
◆◆◆
とある日。とある夜。俺のかわい子ちゃんは家に帰ってきた時、リビングにいなかった。
周りを見渡すと脱ぎ捨てられた上着があり、たばこの箱もある。
少し歩き奥を見ると、ベランダに一つの人影がある。それは、紛れもない凪ちゃんだった。
「凪ちゃぁ〜ん」
名前を呼ぶと「おかえりなさい」と一言言う。ちらっと紙タバコを持っているのが見えた。紙タバコは珍しいな、と思った。そしてまた凪ちゃんは外に顔を向ける。
深夜一時半。いつもなら凪ちゃんは寝ている時間。なのに、パジャマさえ着ず静かにベランダから夜景を見ている。どこか瞳の奥には闇があるようで。
「こんな真夜中にどしたの」
「…私って生きてて何の得があるんでしょうか」
聞き慣れたような、聞き慣れていないような言葉。
どうせまたエゴサでもして病んじゃったのかな。顔色も死んじゃってるよ。
「なんでぇ?俺は凪ちゃんがいたからこうやって平和に過ごせてるけど」
凪ちゃんのタバコを握る力が少し緩んだ。
「…そうですか」
凪ちゃんってばわかりやすいな。嬉しいって顔に書いてある。
「…ここから落ちたら痛いですかね」
呑気にタバコを吸う凪ちゃんに目を見開いた。まさか、そんなことを考えているの?だめだよ。君は死ぬにはまだ早い。俺も準備できてない。
「は?だめだよ?」
「大丈夫です。死にません」
すでにタバコを吸っている時点でゆっくり自殺に近づいてる気もしなくはない。
それから数分、なんの内容もない話をする。相変わらず凪ちゃんは表情を変えず、タバコを吸い続ける。
「ねぇ、俺にも吸わせてよ」
「苦いし、まだ早い。それに、あなたには体を崩してほしくない」
そんなに俺のことが大切なら、自分のことも大切にしてよ。しかも、年齢なんて一歳差じゃん。
◆◆◆
こんな話、今までにセラ夫にしたことがない。
冷たい風が私の頬を通る。スーツだけじゃ防寒にはならない。
体の中にたばこの煙が入る。ふーっと白と灰色の煙が出る。セラ夫の体は丈夫だけど、副流煙は吸ってる人より体に悪いらしい。わかってても心配な自分がいた。
「…ぐすっ」
上を向いて夜空を見上げる。キラキラ光る星は、私と違って輝いている。無意識に、目からは雫が落ちている。その雫はキラッと光り、つーっと私の頬をつたる。
寒い。辛い。逃げたい。助けて欲しい。
その願いが叶ったのか、全身が温もりに包まれた。
それは、セラ夫の大きな体だった。いきなりなもので、ほとんど消えかけのタバコを落としてしまった。
「凪ちゃん。君は一人じゃないよ。辛い時は俺がいるから。」
私を抱きしめたまま、少し低めの声。
私の両手はふるえていた。それは、寒さからなのか、嬉しいからなのか。
体の大きいセラ夫は少し重かった。けど、その重さがまた心地よかった。涙はまだ止まらない。
◆◆◆
凪ちゃんは俺に包まれたまま寝た。軽くなった凪ちゃんの体を抱き抱える。見える顔は少し目元が赤くて、綺麗な顔だった。そしてどうも心地よさそうな顔。
寝室へ連れて行ってあげる。寝かせる。
顔にかかっている黒髪を人差し指で持ち上げる。すると凪ちゃんは顔をすりすりと寄せてきた。思わずふっと笑ってしまう。
「ははっ、可愛いじゃん」
この声が聞こえたわけでもないのに凪ちゃんは少し口角が上がった。きれいな笑み。笑えるじゃん。
玄関のドアが開く。雲雀と奏斗。
寝室からも聞こえる大きなただいま。凪ちゃんの周りにはこれほど明るいものはないと言うのに。
何かを嗅ぎつけた雲雀が寝室の扉を開ける。
「なんかタバコの匂いしたんやけど」
「しーっ」
寝室に入ってきた雲雀と奏斗。すぐに俺が避けると凪ちゃんを見つめる。一瞬で寝てるとわかったみたい。
「寝てんの。…もしかして泣いた?」
奏斗の小さい声。俺には聞こえた。そして凪ちゃんへの配慮も感じられた。
「うん。病んじゃったみたい」
「そっか!まぁ明日には治っとるやろ!よっしゃ!朝ごはん豪華なやつ作ったろ!」
そう言って二人は寝室から出ていく。奏斗の「お前声でかすぎー」と言う声が聞こえる。
「…よかったね。凪ちゃん。愛されてるじゃん」
これからも凪ちゃんは愛されていく。
◆◆◆
またリクエストやってない。ほんとにすみません。書きたくなったから書いちゃった。
このやつ描きながら聴いた曲
「就寝御礼」cover四季凪アキラ
結構いいよ
はぐ