私の名前はゼーレ。苗字は秘密。朝早くに学校にいる。同じクラスの○○ちゃん休みか、最近風邪が流行っているからかかってしまったのかな。3組の○○○ちゃんはどうせ2時間目にあるバレーが嫌でズル休みかな。昨日バレーやだバレー嫌いとうるさかったから。大友達が今日居なくて悲しい。私の友達2人は部活が一緒でアニメなどが好きなことが一致していて仲良くなった。友達と話すのが学校に行きたいただ一つの理由なのに・・・。話す話題も考えてきた意味が無いじゃん。仲いい二人がいないし、1時間目に超最悪な数学のテストがあるから勉強しないと。数学は私の一番の苦手教科なんだ。夜勉強したけど、難しくて苦戦。
私は8時30分まで勉強した。約15分が経ち朝読書が終わり、朝のHRが始まった。担任「残念なお知らせがあります。学年のグループPINEがあるのは知ってますよね?そのグループPINEの中には嫌われ者決勝戦という投票があったらしい。○○○○君か○○君どちらかに投票した人は私が後で声をかけに行きます。かけられた人は給食後に多目的教室に集まってください。」クラスメイトの親が担任に報告したのか。私は学年PINEグループに入っていて、投票について誰かにバレたらどうするの。やめた方がいいよ。ってチャットをした。○○○○君と○○君は私も正直嫌いだ。でも投票を辞めさせようとした理由は、学年PINEのグループにいるクラスメイトの誰かの親が見ている可能性が非常に高いからだ。私の言うことを投票をつくった子がちゃんと聞けばこのような事が起きなかったのにな。朝から悪い話の次は数学テスト、最悪。
1時間目が終わった。超難しかった。80点取れたら奇跡レベル。2時間目は体育。急いで着替えよう。
2時間目の初め。体操が終わった。体育担任「2人か3人でバレーのペアを組みなさい。クラス関係なく誰でもいいわよ。」嫌だなー。走る系以外はだいたい誰かとペアを組まなければいけなかった。友達2人がいないので他の子とペアを組むから、ちゃんとパスをしないといけない。へたにパスすると心の中で笑われるかもしれない。2人はへたになげて閉まってもなんとも思わないから楽でいいけどなぁ。そう考えているうちにだんだんとペアが作られてきた。どれかに入れてもらおう。運動部のペアは私のパスのへたさが目立つと思う。美術部はあんまり運動得意な子が居ないからその子たちに入れてもらおう。私「○子ちゃん○愛ちゃんペアに入れてくれないかな?」○子○愛「いいよ。」私「入れてくれてありがとう!」なんていい人なんだ。嬉しすぎる。体育担任「最初にサーブの練習をして下さい。いきなりサーブだけどできるかな?」最初っからサーブか…得意だけどミスったら恥ずかしい。○子「投げるね。」驚いた。超絶ボールが早くてとても上手かった。○愛「じゃあ次はうちね。」○愛もバレー部の子なみに上手かった。上手い人の後なので緊張してくる。私「えいっ。」上手くいったと思ったら壮大にミスしてしまった。恥ずかしいし、絶対心の中で笑われているだろ・・・。○子「もう1回やっていいよ。」次こそは成功してみせる!私「ありがとう!サーブするね。」いいことにミスしなかった。その後もアンダーハンドパスなど色々なことをした。1時間目がやっとそろそろ終わりそう。ペアは解散した。美術部の2人は良い人そうに見えたけど、ミスった時には笑ってないといいな。
3時間目の道徳、4時間目の英語は終わり、給食が始まるので階段を下っていたらつまづいて階段で転んでしまった。あざが出来た。痛かったけれど、誰も見ていないことは幸運だ。給食の時間になった。今日は私の嫌いな鯖か、脂が多くて苦手なんだよねー。食べた瞬間、下を噛んじゃった。血も大量に出ている。すんごく痛い、けど耐えなきゃ。気分転換に味噌汁を飲んだら熱すぎる。痛さに耐え無事食べ終わった。血は持っていたティッシュで拭いて、隠しながら捨てた。
5時間目と6時間目は美術で彫刻刀。芸術センスが全くないから、とっても酷い作品が出来るかも。でも頑張って私なりにいい作品を作ろう!1時間45分がたった。綺麗な作品が出来たことに満足。隣の子「繊細なせんでとっても綺麗」って言われた。嬉しすぎる。褒められるの大好き!そうしたら構図を真似された。真似する人大っ嫌い。私「私の構図を真似しないでくれるかな?」隣の子「嫌だ。真似するし。」最低な人、後5分しかないけどどれだけ進めるのかな?全然進んでないねww。褒めてくれたのは嬉しい、でも隣の子とは話したくないね。隣の子嫌い嫌い。6時間目が終わった。明日友達が来たら真似されたことを相談しようかな。
部活が始まった。舌が痛いのでサックスを吹くのが苦痛だった。舌をけがしたのを言いたくない。結構目立つ曲だったので疲れた。
やっと学校が終わった。今日は友達が2人とも休み、朝から悪い話、バレーでミスする、階段でコケる、舌を怪我する、彫刻刀の作品を真似されるとか最悪な学校生活だった。早く家に帰ってゲームしたい。なので小走りで帰る。信号に引っかかってしまった。あと少しで家、大人しく待とう。横断歩道を渡った車が私に衝突してくる。避けれない。怖くて目をつぶった。信号無視の車に跳ねられたせいか、強烈な痛みがする。涙も出てきた、苦しくて息ができない。誰か助けて欲しい。痛い痛い痛い痛い。だんだん意識が遠のいていく、私もう死ぬんだ。こんなに早く死にたくないよ、絶対に私は死にたくない……
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