テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1人の女性が、とある白い施設の廊下を歩く。手には沢山の花が咲き誇っていた。
そして、とある部屋の扉を開けた。
清潔感のある白い部屋。
「こんにちは、今日も来ちゃいました」
と、女性は話しかける。それに返すものはいない。そして、その花を花瓶に飾った。
「今日はとても暖かいですね。・・・“あの戦い”が、嘘のようですね」
ふと、女性の近くには、沢山の贈り物が。女性は、それを見て、答えた。
「・・・見てください、沢山の贈り物・・・これ全部、貴方宛ですよ・・・“すまないさん”」 そう女性、エウリは、今も瞼を閉じているすまない先生の手を優しくにぎる。
──英雄・すまない先生は、暗黒神・ヤマタノオロチを討伐した後、目を覚まさなかった。