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「 おい春千夜、御前時間大丈夫か? 」
「 あ?時間 ? 」
「 学校。もう7時50分過ぎてっけど。 」
ガッコウ、…がっこうね。…学校、!?
「 え、でも 今日 …てか千壽も行ってねーじゃん !? 」
「 ジブン今日振り替え休日だもーん ♪ 」
学校か 、… 久し振り過ぎる。高校はいってねぇし、なんなら中学だってサボり気味だった。
「 しゃーねぇな、送ってやっから準備して車乗っとけ 。 」
学校は8時から。武臣が車ぶっ飛ばしてくれたお陰で、どうにか遅刻はせずに済んだ。が、どうしたものか。
「 クラスもなんもわかんねぇ ~~~~~ ゛ 」
運良く同じクラスの奴が通ったりしないだろうか。校舎には入ったものの、どうすればいいのか分からない。俺はトイレへ逃げ込んだ。
「 はぁ 、この軸じゃ俺は真面目かよ 、、 」
真面目な自分を呪う。
「 あれ ? ハルチヨ? 」
「 あ ? 、 」
知り合いか?よかった 、しってる奴が居るとここまで安心するものなのか。ホッと溜息をつき、声の主に顔を向ける。
「 九井 !! 」
「 よぉ。珍しいな、時間ギリギリとか。 」
声の主は俺の元同僚、九井一だった。
「 あ~ 、ちょっと寝坊しちまって 、」
「 あーな 、ってか時間結構やべぇよ 。早く教室行こーぜ っ ! 」
「 っあ 、おう 」
九井に手を引かれ、俺たちの教室であろう場所に連れられた。
「 おい2人とももう少し早く来なさーい? 」
担任、…だろうか。もうホームルームが始まっていたらしい。生徒の目がこちらに向く。
「 … 。」
俺はなんとなく、口元をさすった。ないはずの傷を隠すように。
「 でも先生ぇ ~ こいつがもたもたしてっから俺まで遅れたんすよォ ~ ? 」
「 おま、俺のせいかよっ !? 」
やばい。つい声に出してしまった。この世界でも俺は猫かぶりか?ならばなおさらやばい。
と、思った矢先、クラス内から笑いが怒った。
「 相変わらずおもしろいねー、あの2人 。」
あれ 、なんだ。全然平気じゃないか。よかった。
「 っさ 、早く席つけよ ー 」
九井と俺は真反対の席らしい。可哀想に、アイツ1番前じゃん。対して俺は窓際の最後列。
( はぁ~あ 、朝から机に向かうとか辛 ぁ 。)
ぼーっとしている内にホームルームは終わっていた。
「 トイレ行こ 。 」
「 アレ ? サンズ ~ ? 」
九井 一
サンズの同級生、そして親友。記憶はなく新しい軸に来た。
クラスではハル&ハジメとしてムードメーカーである。
主からのお話
サンズは普通の中学生活を送って欲しかった。今回はそんな願望を小説に表してみました。展開とか考えずに書いているのでごちゃごちゃですね。申し訳ない。
コメント
5件
続き待ってます! はるちゃんとココのコンビってなんかすっごい仲良さそう
いいね連打最高だぜ☆
こんな完璧な作品見たことないわッ☆