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「〜ーーーー」
『ーーーー〜ー』
《ー〜!ー〜〜》
〈ー〜〜〜!〉
『〜ー!〜ー、〜ー。』
4人で話すのはひさしぶりだからか話が止まらない
ご飯屋さんに着いてすぐにご飯を頼んで、みんなそれぞれ明日はゆっくりってことを確認し合ってお酒を頼んだ
私は、最初だけアルコール入りでその後はノンアルだ。
今日は酔えない気がしたから。
〈〜ーー?ーー!〉
「ーーーー〜〜!」
《ー〜〜〜〜!〜〜〜》
3人がそれぞれ話しているのに時々突っ込んで、話に入る。
でも今日はいつものようにはいかなかった。
「ちょっとトイレ行ってくる。」
そう言ってセラフが席を立って3人のみになった。
《。。。アキラなんか悩みごと?》
『え?』
セラフがいなくなって少し後雲雀が問いかけてきた
〈俺らが気付いてないとでも?〉
『あ、あーちょっと寝不足で…』
なんて誤魔化し、
《本当か?》
この2人には効かないのかもしれない。
それだけの時間を一緒の過ごしてるってことなんだ。
それはセラ夫も同じ。
『。。。。今は言えないです。 ただ..』
〈ただ?〉
『相談乗っていただけますか?』
それならいっそのこと2人に話してみるのはどうだろう。
《〈もちろん〉》
『ありがとうございます。話せる時にまた連絡しますね。』
とりあえず今はいつセラ夫が戻ってくるかわかんないし、そう濁した。
その時セラ夫が戻ってきてまた飲んで食べて少しして解散した。
4人でご飯を食べた数日後
4人のヴォルタルームに来ていた。
と言ってもセラ夫は任務だし奏斗も雲雀も他の仕事があるとかで私1人。
事務作業して、ショートをアップしてマネの連絡を返して。
そんなことをしていると
〈おぃーす!なぎら〉
《おつかれーい》
奏斗と雲雀の2人が入ってきた。
『お疲れ様です。お二人とも。 仕事はひと段落つきましたか?』
〈うん。カフェも他の従業員に任せてきたし、今日はアキラに用があってきたから。〉
『私に?』
《セラ 今日任務でしょ?すぐ帰ってこないと思うし。 この前のご飯で話してたこと。聞かせて欲しいなって思って。》
『あ…』
あの時から数日経ったけどなかなか2人と予定が合わなくて話せてなかった。
わざわざ時間作ってくれたのか。
『ありがとうございます。すみません。私なんかのために時間作っていただいて。』
そう言うと2人とも笑いながら いいんだよ って言ってくれる
いつもそう。
セラ夫もそうだけどヴォルタのみんなは悩みがあったりすると話を聞いてくれて一緒に悩んで解決策を見つけてくれる。
こんなグループだから私もここに入れるんだなって思える。
〈急にきちゃったしもし無理なら今度でもいいよ?〉
《そうそう。アキラのタイミングでいいんだからな?》
優しすぎるよふたりとも…
でも話したい。
『聞いて欲しい、、です』
そう言うと2人とも頷く。
『実は、、セラ夫のことが恋愛の意味で好きになってしまったんです。
それを自覚したのが最近で。
それでセラ夫と話すのが少し気まずくて。』
直球に内容を話す。
2人は真剣に聞いてくれる
それは私が女性も男性も恋愛対象ってこと、気持ち的にも女にも男にもなり得ることを承知してくれてるから。
配信でも言っているし、それを受け入れてくれた上で一緒に活動してくれているのだからありがたい限り。
でもあれだけメンバーにはそう言う感情は抱かない、てぇてぇ売りはしないとか言ってるのに..
こんなことになったことに申し訳なさも感じる。
『でも、セラ夫はそんなことないだろうしこの感情を捨てたいってどこかに閉まってしまいたいって思うんです。』
『でもなかなか上手くいかなくて。』
《アキラはさほんとにその気持ち諦めていいの?》
『え..』
思ってもみない言葉に驚きを隠せない
〈アキラがバイなのも最初から俺らを“そういう”感情で見ないようにしてたのも知ってる。 年上が好きって言ってたしね。
でもね。結局は好きになったらその人が好きなんだよ。 〉
『かなと..』
《アキラはさセラのことほんとに諦めたいの?》
諦める…そうしたら私はこの感情に嘘をつくことになるんだろうか。
でも正直に話したところでいつもみたいに接してくれる…?
セラ夫ならきっと接してくれる。
『正直に話して吹っ切れるしかないんですかね…』
受け入れてもらえる。 その先もなんて甘いことは考えない。
この気持ちにけりをつけることが大事だから。
《んー、アキラがセラに話してすっきりするならそうした方がいいんじゃない?》
〈そうだね。もし伝えたとしてそのあとはさ俺らに任せてよ。〉
ドヤ顔しながらいうかなとが頼もしく見えるなんてよっぽどだな…
『頼りにしてますね。 だとしてもすぐには難しいかもしれないです。まだ覚悟ができてない..』
《そこはさ!アキラのタイミングでいいんじゃない? 》
『ありがとうございます。』
2人が味方になってくれるなら安心だ。
あとは自分の覚悟を決めなければ。