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キツネがトコトコと歩いてやって来た。
すると ブドウの木を見つけた。
たわわに実ったおいしそうなブドウが
キツネの目に映る。
「よし、あのブドウを取ってやろう!」
キツネは跳び上がって取ろうとするが
ブドウはみな高いところになっており
どうしても届かない。
何度やっても届かない。
キツネはブドウを取ることができなかった。
キツネは、込み上げる怒りと悔しさで
涙をふるって こう言った。
「どうせあのブドウは酸っぱくて、まずいブドウに違いない。そんなもの誰が食べてやるものか」
捨て台詞を残して キツネは立ち去ったんだとさ。