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ドンゴロ台のキツネの話

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ドンゴロ台のキツネの話

2 - すっぱいブドウ (イソップ寓話集 より)

2022年06月03日

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キツネがトコトコと歩いてやって来た。

すると ブドウの木を見つけた。


たわわに実ったおいしそうなブドウが

キツネの目に映る。


「よし、あのブドウを取ってやろう!」

キツネは跳び上がって取ろうとするが

ブドウはみな高いところになっており

どうしても届かない。


何度やっても届かない。

キツネはブドウを取ることができなかった。

キツネは、込み上げる怒りと悔しさで

涙をふるって こう言った。

「どうせあのブドウは酸っぱくて、まずいブドウに違いない。そんなもの誰が食べてやるものか」

捨て台詞を残して キツネは立ち去ったんだとさ。

ドンゴロ台のキツネの話

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