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⧉▣ FILE_024: 国家安全保障案件 ▣⧉
「どうぞ、A」
Lは言うなり、小ぶりの缶を差し出した。中には、種類豊富なお菓子がぎっしりと詰められている。
Aは思わず笑ってしまった。
「客にお菓子を出せるようになるなんて──君の成長っぷりに僕はびっくりだよ」
その中から迷わず手に取ったのは、ハッピーターン。Aの昔からの好物だった。
小さな笑みを浮かべながら、ひとつ口に放る。サクッという音とともに、甘じょっぱさが舌の上に広がった。
「……ふふっ」
Aが嬉しそうにそれを噛み締めるのを、Lは一度だけ横目で確認すると、すぐに視線をモニターへ戻した。
「今、イギリスを騒がせている“免疫反応”による一連の死亡例ですが──これは、間違いなく《殺人事件》です」
「そうだろうね」
「病死を装ってはいるものの、ウイルスによる症状とは整合しません。麻薬が免疫に影響するケースも想定しましたが、これほど急激で広範囲な反応は不自然です。薬物では説明できない」
AはLの隣の椅子に腰を下ろした。
そして、横顔をじっと見つめる。モニターの青白い光に照らされるLの輪郭は、どこか遠く、冷たい。
「あの、《不幸の手紙》からは指紋も出なかったんだ?」
当然のようにAはLに問いかけた。
Lはモニターから目を離さず、答える。
「いえ?……出ましたよ。……指紋、“検出されています”」
「──ええっ……!?」
Aは驚きに目を見開いた。
──指紋が出た?
……この手の犯人がそんな凡ミスするはずないだろう。
想定外の事態に、思考が一瞬止まる。
──ありえない。何かの間違いじゃ……。
Lはお菓子の包み紙を剥がすと、ぴょいっと口にチョコを放り込む。
「しかし……その指紋が“誰のものか”──まだ、報告は上がっていません」
「……………」
「本来であれば、とっくに結果が出ているはずです。ですが、レイ・ペンバーからの報告が、未だに届きません。既に約束の時間は……朝十時を、過ぎています」
「……何かあったのかな」
そのときだった──
──ブッ、ブッ、ブッ。
Lの携帯端末が短く震えた。Aが息を呑む。
Lはすぐに受信画面を確認し、躊躇なく通話に応じた。
「Lです」
〈……すまない。遅くなった〉
音声は、レイ・ペンバーのものだった。
〈L──事態は急を要する〉
いつも通りの落ち着いた声だが、その裏に疲弊と苛立ちが滲んでいた。
〈状況が変わった。──今朝をもって、件の捜査は“通常案件”から《“国家安全保障案件”》に切り替わった〉
Aは、はっと息を呑んだ。
──やられた……!!
国家安全保障案件。
それは──法律の範囲すら超えて、国家そのものが直轄で扱う、極めて機密性の高い領域。
一度その指定が下されれば、警察もFBIも即座に手を引かされる。
いかに捜査中であろうと、どれだけ証拠が揃っていようと関係ない。以後の情報はすべて、国家レベルの機関が“完全に統制”する。
要するに──一般の捜査機関は“事件に触れることすら許されない領域”になるということだ。
Lは、通常なら世界中の警察組織やFBIに直接指示を出せる。
それが“L”の名のもつ力であり、Lの行動力の根幹でもある。
──だが。
“国家安全保障案件”に指定された瞬間、すべてが変わる。
警察も、FBIも、軍も──
「政府の指示がなければ動けない」という制約がかかる。つまり、Lがどれほど正確に事態を把握していても。どれほど急ぎの命令を出したとしても──
──“国家が認めない限り、誰も動かせない”。
Lが動かせる者が、極端に限られてくる。
……これは、Lの名前が“効かない”状況なのだ。
いくらLでも《法の上》にある“国家意思”の領域には踏み込めない。
──Lでさえ、干渉できない聖域にまで事件は持ち上げられたのだ。
〈──連邦司法省の上層部から直接の通達だった。僕のFBIとしての捜査権限は、一時停止。L──君との連携は“即刻中断”を命じられた〉
Aは愕然とした顔でLを見る。
「……中断って……」
Lは冷静なまま、レイに問いかけた。
「つまり、司法省はFBIに圧力をかけてきた。──根拠は?」
〈「米英間の関係悪化を避けるため」とだけ告げられた。詳細な説明はなく、質疑も一切許されなかった〉
「なるほど、そうですか……。国はこの事件──最初から、“解決する気なんてない”ようですね」
Lは眉間に指先を当てると、その場で身を小さく折った。猫背が、さらに深くなる。
〈……L。すまない。ここから先、僕は“公的には”動けない〉
「はい……。……分かりました。……ご苦労さまです。ありがとうございました」
──Aがぽつりと呟く。
「まさか、そこまで……政府が……」
Lは通話を切ると、足元を見つめたまま動かなかった。
「……L?」
呼びかけにも反応はない。
やがて、肺の奥に溜まっていたものを押し出すように──大きく息を吐いた。
「……A」
名を呼ばれて、Aははっと顔を上げた。
「この事件──想像している以上に複雑で難易度が高い。もしかしたら──私には解けないかもしれません」
それは、あまりに切羽詰まったLの本音だった。
「……なっ、何言ってるんだよ、L!!」
Aは声を上げた。
ありえない、とでも言いたげに、立ち上がって机を叩く。
あのLが。あのLがそんなことを言うなんて──信じられるわけがなかった。
それがどれほどの絶望を意味するか、Aには痛いほど分かっていた。
「いくらでも、裏の手は出せるだろ!?L、君なら──!」
Aは、詰め寄るように声を張った。
あらゆる非常手段、抜け道、裏ルート──Lという存在は、そういった“非常”の象徴であるはずだった。
どんな手段も厭わず、必ず“答え”を掴み取る──その姿に、Aは何よりも希望を感じていた。
だが、Lは首を振った。
「相手は“国家”です。……私は、国を敵に回したくない。今の状況で私が出れば、国家権力を無視して、捜査に乗り出すことになる。──それは、国家に対して“宣戦布告”と受け取られても、おかしくありません」
「……怖気付くの?」
「いくら私でも──国を敵に回しては勝てませんから」
Lは爪をガチガチと噛み始めた。
「国そのものを相手に取った瞬間、私の立場はただの“個人”です。時間も、犠牲にできるものの数も──桁が違う。だから──この先は“慎重に行動する必要があります”」
Lは何かを考え込むように頬杖をつき、手元のマシュマロをひとつずつ潰すように指で押しつぶしてから食べた。
「それに──」
Lはわずかに姿勢を整えた。
「この事件には、エラルド=コイルが“乗ってくる”可能性があります」
Aの眉がピクリと動いた。
「コイルが……?」
Lは頷き、背後の引き出しから一枚の用紙を取り出す。
それはFBI経由で入手した──“ある書類”だった。
「これは、イギリス政府からコイルに送られた正式な依頼書の写しです。ご覧の通り──報酬額は、破格」
Aが目を通すと、そこには信じられない額が記されていた。
基本報酬に加え、
《犯人を特定した場合、追加で200万ポンド》
《王室関係者に関する情報が確認された場合、さらに150万ポンド》
《本件を事故として国際的に処理できた場合、500万ポンド》
──と、項目ごとに上乗せされる“成果報酬”がズラリと並んでいた。
「……えげつないな、これ」
Aが呆れたように肩を落とすと、Lは小さく頷いた。
「はい。さすがはエラルド=コイルです。どこまで金で買うつもりなのか、逆に興味が湧きます」
Lは視線だけを落としたまま続けた。
「──もっとも」
「……?」
「私は、国がこの全額を“本気で支払う”とは思っていません」
AはLの顔を見た。
「……え?」
「形式上は“正式依頼”です。契約書も、報酬条項も、法的体裁は整っている。ですが実態は──」
Lは指先で書面を軽く揺らした。
「コイルへの“放流”でしょう」
「放流……?」
「ええ。好きに動かせるだけ動かせて、情報と経路だけ吸い上げる。使えるだけ使って──最後は切る。成果報酬など、最初から支払う気はない。仮に事件が解決しても、“国家安全保障上の機密”を理由に契約そのものを無効化するか、あるいは──」
ほんのわずかに、間。
「依頼の存在自体を放棄するか、でしょう」
「……コイルがそれに気づいてないとしたら、《バカ》だよね。いや、気づいた上で泳がせてる可能性もあるけど」
Lは書類を引き出しに戻しながら、低い声で続けた。
「──それにしても、奇妙です。おかしいと思いませんか?A。 政府は“国家安全保障案件”として、FBIを切り、私との連携を遮断した。なのに今度は、“正体不明の探偵”にだけは、こうして密かに捜査を依頼している」
Aは頷く。
「そうだね。国家は、“公”では動けない本音の部分を、コイルという“私立探偵”に肩代わりさせている。そのくせ、最終的にコイルを“公式には認めない”気でいる」
「……私たち探偵は、本来“答え”を求めて動く存在です。けれど今の彼は、“都合のいい答え”だけを望まれている。政府はコイルからの情報だけを抜き取り、都合がよければ採用──悪ければ破棄するだけ。 どちらにせよ──国が“正体不明の名探偵”にここまでの報酬金を用意するなら、それはそれで愚かです。支払われれば国家の威信が揺らぎ、支払われなければ契約不履行のスキャンダルになる」
Aは黙ってLの言葉を聞いていたが、やがてゆっくりと口を開いた。
「──それは、“犯人”を探してるんじゃなくて」
Lが視線だけをこちらに向ける。
Aはテーブルを軽く押した。
「《責任を押しつけられる誰か》を探してるだけってことだよね?コイルがある程度事件を解けば、政府は、“やれることはやった”って顔ができる。──犯人捜しじゃなくて、《贖罪の調達》。発言権のある探偵に報酬だけ見せて踊らせて──なんだか、僕らだけ“別のゲーム”をやっているみたいだ」
Lは膝に手を乗せると、じっとAを見た。
「──だからこそ、この事件は私達で解決しましょう。何としても……」
「うん……そうだね」
……すごいな──Lは。
どんな事件にも立ち向かう。その姿勢に、Aは感嘆する。“覚悟”という言葉を体現するような存在だ──他人の評価も、報酬も、恐怖も、無関心のように突き放して、ただ真理と向き合う。
それが、L──
「今回の一件は、いわば“真っ白なパズル”ではなく、色も、形も、材質も、ばらばらな──そう、“極めて複雑で、なおかつ意図的にそうされた”パズルです。──それをばらまいたのは誰か。なぜ、この形にしたのか。そして、最後にどんな“絵”を見せるつもりなのか。……私が興味を抱いているのは、そこです。──犯人に興味がある」
それがLをここまで突き動かす理由。
ただ純粋な興味だけ。
「……そのパズルを作った“相手”が見たい?」
「はい。──それと……今回の事件には、もう一つ“重要な要素”があります。エラルド=コイル──世界三大探偵のひとりが、既に参戦していること。しかも、コイルは私の事件データを、まるごと抹消しました。あれは、宣戦布告と見なされます。“一回はやられた”。ならば──“一回は一回”。私としても、やられっぱなしでは済まされません」
Lは手元のカップに視線を落とす。
「犯人には“興味”がある。それと同時に、私の“目的”は──《コイルの敗北》です。コイルを上回り、コイルの名前を奪う。地位も、名誉も。コイルが持っているすべてを、今回の事件で──“奪い取る”」
──それは、決してLらしくない言い方だった。
けれど、それほどに……Lにとってこの事件は、“ただの事件”ではなかったのだ。誰かを救うためでも、正義のためでもない。ただ、敗北を許さないという純粋な“意地”。
……それに巻き込まれているのが──僕。
Aは息を吐いた。
犯人に興味がある。
コイルに勝ちたい。
……なんで、そんな理由で、僕が“L”なんかやってるんだ。
Lの視線が、ゆっくりとAへ向けられる。その目には、揺るがぬ決意があった。
「“なぜ、あなたなのか”……聞きたいんですね?」
「……うん」
Lは口元に手を当てると、どこ見ぬ顔で告げた。
「私は、いま──“コイルに居場所を知られている”。奴がハッキングを仕掛けてきたことで、私の位置情報も含め、いくつかの情報が流出しました。……いつ命を狙われても不思議ではない状態です。だからこそ、“後継者”を立てる必要があった。いえ、もはや後継という言葉も生ぬるい。あなたには、“矢先”に立ってもらう必要がありました」
Aの表情が、少しずつ固まっていく。
──つまり……僕は、“囮”ってこと?
“矢先に立つ”というのは、つまりそういうことだ。
攻撃が飛んでくるなら、最初に貫かれるのは僕。
──“L”の名を背負った僕。
その間に、本物のLは別ルートから動く。真っ暗な水底を這うように、誰にも気づかれず、誰の眼差しにも晒されず
「………………」
そんな理由で──僕が、L?
冗談じゃない。誰が、そんな役回りを望むものか。死ぬかもしれない、囮。いや、“盾”。
Lを守るための、身代わり。
そんなの、ただの生贄だ。
「………………」
Lは、大型モニターに視線を向けたまま操作を続けた。
次の瞬間、画面が切り替わり──複数の地図とタイムスタンプ付きの感染・死亡報告データが時系列順に並ぶ。
「……ご覧の通り、今回の“免疫反応”による突然死は、イギリス全土に広がっているように見えますが──」
Lの指先が、ひとつの地点をタップする。
「実際には、ウィンチェスター。──私たちが今いるこの町を中心に、被害が集中しています」
画面が拡大され、赤い印が密集する範囲が可視化される。
他の都市にも点在してはいるものの、突出して密度が高いのは明らかにウィンチェスターだった。
「発症報告数、死亡確認数、関連郵送物の受信件数……すべての統計が、この町を中心に偏っています。──これは偶然ではないでしょう」
Aがモニターを見つめながら、ぽつりとつぶやいた。
「ここが、狙われてる……?」
Lは地図を拡大し、中心に赤い点が集中する一帯をじっと見つめた。
その赤は、まるで炎症のように、ある一点から放射状に広がっていた。
「……はい。 そして──」
Lは言葉を継ぐ。
「その“中心”こそが、私が現在滞在している──ヴォクスホロウ」
指先が、モニター上のその地点をそっと叩く。
「すなわち──“私の居場所”です」
「居場所……」
Lの視線は、地図の中央にある赤く染まった点から動かない。
「……私はこう見ています」
モニターの前で、言葉を落とす。
「エラルド=コイルが“私の居場所を特定”し、その周囲に向けて免疫反応を引き起こした。──意図的に」
Aの全身が一瞬、こわばった。
「それって──Lが狙われてるってことだよね?だったら、こんなところで推理をしてる場合じゃないって!」
椅子から身を乗り出し、Aが訴える。
「──早く逃げなよ!」
だが、Lは首を振った。
わずかに目を伏せ、淡々と告げる。
「……残念ながら、私は逃げられません」
「……え?」
「ここ数日で、死亡者数は急激に増加しています。その結果──政府はついに、『国内の主要都市間を結ぶすべての交通機関を停止』しました」
Lはモニターの一画に、BBCの速報を映し出した。そこには、赤い文字で《全面封鎖》の速報が踊っている。
「鉄道、空港、高速道路、フェリー、貨物……すべて遮断」
Lは、Aの視線より少し低いところを見つめながら、言った。
「……今のイギリスは、“入ること”も、“出ること”もできません。軍でさえも、国外に出る許可が下りていない状態です」
Lの言葉は、さらに続いた。
「もし仮に──私がヘリで強行脱出したとしましょう。ニュースは即座に全世界に流れます。その上で、私の行き先で“免疫暴走”が多発したとしたら──」
Aの喉が、ごくりと鳴った。
「それが、私の行動によって引き起こされたと見なされれば……国際社会は、“L”という個人をトリガーとした生物災害と認識する可能性すらある」
Lはそこで一度、言葉を切り、Aの目を真っ直ぐに見た。
「──そしてもし、それ自体が犯人の“狙い”だとしたら?」
「……え?」
「Lの動向と感染を結びつける。『Lが動いた先で人が死ぬ』という因果を、意図的に作り出す。
それによって、私という存在そのものを“疫病の象徴”に仕立て上げることすら可能です」
Aは息を呑んだ。
それはただの嫌がらせでも、陰謀論でもない。
Lという名前の信頼性、行動力、そして国際的影響力──そのすべてを逆手に取る、極めて戦略的な情報操作だった。
「『今回の事件が意図的なものであり、私がその標的である可能性が高い以上──私は、迂闊に国境を跨ぐことができません』」
Aは小さく息を吐きながら、テーブルの端を握りしめた。
「そんな……」
「だから私は──“逃げられない”んです」
Lの言葉に、部屋の空気が、ひとつ、切り替わった。
「じゃあ……今回の事件は、『Lの居場所を知っている者』が──犯人?ってこと?」
Aは、声に出して確認するように言った。自分の中に積み重なった疑問が、線になってつながる。
「最初に、Lをハッキングしたのは、エラルド=コイルだよね? じゃあ、犯人は──コイル、なの?」
Aが問いかけると、Lはすぐには答えず、少しだけ視線を伏せた。
やがて、確信を持った声で言った。
「……犯人がコイルだとは、私は思っていません」
Aが小さく眉をひそめる。
「むしろ──コイルは、犯人に“協力している”側でしょう」
「協力……?」
「おそらく、多額の金で動いています。コイルの能力と立場を買った誰かがいて、コイルはその依頼を受けて動いている──つまり、“駒”」
Aは目を見開いた。
「じゃあ──その“依頼人”こそが……」
「ええ。──“今回の犯人です”」
依頼人。
つまり、裏に“もう一段階”いるということだ。
Aは思考が急転するのを感じた。
コイルが動いたのは、あくまで依頼を受けたから──誰かの命令で、利益のために、Lの位置を割り出しただけ。
──じゃあ。
──誰が、エラルド=コイルに依頼を?
その瞬間。
「……ッ!」
Aは、椅子を蹴るようにして立ち上がった。
ガタッ、と椅子の音が研究室に響く。
「ど、どうしました?」
不意の動きに、Lが目を見開く。
「……わ、ワイミーズハウス──」
震える声から絞り出したのは、僕らの家。
「……ワイミーズハウスで、“Lがイギリスに帰ってきた”って、噂が流れたんだ──」
そうだ。
あの噂──
誰が流した? どうして流れた? なぜ流した?
違う、そんなものは問題じゃない。
重要なのは、その情報が“存在していた”という事実。
つまり──
Lの居場所を知っていた人物がそこにいた。
そして、犯人はLの居場所を知るもの──
「──決まりですね」
Lがこの事件にAnswerを出した。
「──犯人は、ワイミーズハウスにいる」